デュポン ザバーン 防草シート 240は、防草シートを検討しているすべての人におすすめです。1m2あたりの重量を示す目付量をチェックしたところ、約258g/m2の高数値を記録。比較した大多数の商品が200g/m2以下だったことを思うと、密度は非常に高いといえます。チガヤやスギナなど、葉先が尖った雑草も貫通しにくいでしょう。紫外線劣化防止剤が練り込まれている点も魅力です。「紫外線劣化に長期間耐えられる」と謳うとおり、紫外線のダメージを最小限に抑えられるので防草効果が長持ちするといえます。耐用年数の公称値もむきだしの状態で約7~13年と長く、こまめに敷き直したくない人にうってつけです。遮光率も99.07%と十分。比較した全商品の平均値である約98.89%(※執筆時点)を上回りました。高評価の基準値とした99.51%にはわずかに届かなかったものの、快晴時の昼間を除けば大部分の太陽光をカット可能。「雑草が生えてこない」という口コミにもうなずけます。高い耐久性を備えているため、むき出しはもちろん上から砂利を敷けるというメリットも。砂利やレンガと合わせて、庭づくりを楽しむのもよいですね。防草シート選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてください。
シンセイの超強力防草シート ロックシートは、強壮雑草対策におすすめです。目が細かいポリプロピレン不織布製で、生地の密度を示す目付量は244g/m2を記録。比較した商品内には高評価の基準とした目付量200g/m2を下回るものが複数あったことをふまえると、メーカーの謳い文句どおり、シダやスギナといった強壮雑草の突き抜けを防げるでしょう。遮光率も良好です。実際に快晴時の太陽光の明るさに対する遮光率を調べたところ、98.88%をマーク。高評価の基準とした99.51%には届きませんでしたが、比較した全商品の平均98.89%(※執筆時点)との差はわずかでした。ほとんどの光を遮断できるため、雑草の成長をある程度抑制できます。しかし比較した多くの商品に含まれていた、紫外線劣化防止剤が配合されていないのは惜しいところ。紫外線にはやや弱いため、紫外線の影響を軽減するためにも砂利と併用するのがおすすめです。とはいえ、密度の高いシートにより隙間からの雑草の突き抜けを防げるのは大きなメリットです。耐用年数も8〜10年(公称値)と、長期間にわたって雑草対策を行えますよ。総合的にみても優秀な防草効果を備えているので、この機会にぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
katsst 防草シートは、樹木の下や建物の間など日陰になりやすい場所に使いたい人におすすめです。専門機関に依頼して測った遮光率は、基準の99.51%を少し下回る98.52%。比較したなかには99.9%を超えるものありましたが、曇りの日くらいの太陽光であれば、雑草が成長できない程度まで抑えられる遮光レベルです。紫外線や熱に比較的強いのも特徴。ポリプロピレン製の不織布に紫外線劣化防止剤が配合されており、劣化を抑えられるでしょう。ただし、密度を表す目付量は101g/㎡と、高評価の基準200g/㎡の半分でした。貫通力の高いヨシ・チガヤなどの雑草は、隙間から生える可能性があります。「耐久性・使用感がとてもよい」との口コミがあるように、敷く場所の日当りや雑草の種類などの条件が合えば、満足のいく結果が得られるでしょう。Uピンが付属しており、すぐに使い始められるのもメリットです。より高い遮光性・耐久性を求める人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
国華園 高密度強力防草シートは、しっかり日差しを遮れるシートを探している人におすすめです。専門機関で調査したところ、遮光率は99.89%と比較したなかでもトップクラス。4割弱の商品しかクリアしなかった99.51%という基準を大幅に上回りました。晴天の昼頃の明るい太陽光でも遮断でき、雑草の生育を抑えられるでしょう。紫外線や熱で劣化しやすいとされるポリプロピレンでできていますが、紫外線劣化防止剤が練り込まれているため、日差しによる劣化も抑えられますよ。一方で、目付量(密度)は141g/㎡と、高評価の基準となる200g/㎡には届きませんでした。不織布より目の粗い織布でできているため、葉先の尖った雑草を防ぐには不向きです。景観になじみやすい明るい緑色や、カビやコケを防ぐ抗菌剤入りという点は魅力ですが、検証では貫通力の高い雑草も抑えられるほど高密度な商品もありました。徹底して雑草対策をしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
コメリ かんたん防草シートは、太陽光を十分に遮断できるのは魅力ですが、長期間使いたい人には不向きといえます。使用素材を調べると、紫外線劣化防止剤が未配合のポリプロピレンを採用。比較したポリエステル素材の商品より耐久性が低いため、本品は熱や紫外線により劣化しやすいのが難点です。また目付量は112g/m2と少なく、繊維の目が粗い織布タイプ。比較したなかでも、織布の商品は不織布の商品より密度が低い傾向がありました。本品は経年劣化により隙間ができやすく、ススキ・スギナなど葉先の鋭い植物だと突き抜けてしまう可能性もあります。一方で、遮光率を測定すると、実測値は99.41%と優秀。比較した全商品の平均値98.89%(※執筆時点)を余裕で上回り、「高い遮光性」という謳い文句にも頷ける結果です。雑草が光合成できない基準値99.51%にはあと一歩でしたが、雑草の成長を阻害する照度をキープできるでしょう。本品は、検証で使用した1m×50mのほかに、0.5m×5m~2m×50mまでの幅広いサイズ展開も魅力。とはいえ上位商品のなかには、遮光率が基準値を上回っているものや、熱や紫外線に強いものも見られました。長期間確実に雑草の成長を防ぎたいなら、ぜひほかの商品もチェックしてみてくださいね。
アストロ 園芸用防草シート 602-21は、除草力に十分期待できる商品です。遮光率を測定したところ、99.06%を記録しました。雑草が成長しにくい基準となる99.51%には届きませんでしたが、比較した全商品の平均98.89%(※執筆時点)は上回りました。晴天時の昼頃の太陽光を除けばほとんど光を遮断できるため、「雑草が生えにくい」との評判にもうなずけます。紫外線に強いところもメリットです。素材はポリプロピレン不織布を採用。ポリエステルより熱に弱い素材であるものの、本品は紫外線劣化防止剤が練り込まれています。比較したなかには紫外線や熱に弱い商品もありましたが、こちらは剝き出しで敷いても劣化が進みにくいでしょう。一方、「高密度」と謳っているものの、生地の密度を示す目付量は120g/m2とやや低めです。比較したなかには、葉先がとがった雑草が貫通しにくいとされる目付量200g/m2を大きく上回ったものもありました。対してこちらは「耐久性が低そう」という口コミがあるように、チガヤやスギナなどの葉先がとがった強壮雑草は突き抜けてしまう可能性があります。執筆時点の価格は1×5mで税込1,480円(※公式サイト参照)と、比較したなかでもリーズナブル。費用を抑えて雑草対策したい人には候補となるでしょう。とはいえ、耐久性やより高い遮光率を求める人は、ほかの商品も検討してみてはいかがでしょうか。