単体でも割り材としてもおいしく飲めると評判の、VOX ストレート。インターネット上では高評価な口コミが多い一方で、「炭酸が思ったより強くない」「炭酸がすぐに抜ける」などの気にある声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、VOX ストレートを含む炭酸水全31商品を実際に飲んでみて、おいしさ・炭酸の強さ・炭酸の持続性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
唎酒師・焼酎唎酒師・アクアソムリエの資格保持者。マイベストでは、酒・水担当として日本酒・ビール・ウイスキーなど200種類以上のお酒を比較検証している。プライベートでも週に4回以上お酒を嗜み、トレンドや消費者の嗜好を日々アップデートしている酒愛好家。普段あまりお酒を飲まない初心者から、あらゆる品種を飲み比べてきた酒愛好家まで幅広く楽しめるような価値あるコンテンツの提供を目指し、酒商材の魅力を最大限に引き出すコンテンツ作り・情報発信に励んでいる。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
結論からいうと、VOX ストレートは炭酸の強い刺激にこだわる人におすすめです。専用の機器を使って開封直後の炭酸量を検証したところ、炭酸の濃度を表すGVは4.37GVを記録。「炭酸が思ったよりも強くない」という口コミがあったものの、比較した全商品のなかでは炭酸濃度が高めでした。
アクアソムリエの鶴田雅人さんと一般モニター4人が試飲した検証では、炭酸の泡が大きくて「ストレス解消に飲むのにちょうどよい」と感じたモニターもいます。専門家の鶴田さんは「強い泡が迫ってくる」「おいしい水を使っているのがよい」とコメントしました。
しかしモニター4人のうち、おいしさに満足と回答したのは2人だけ。「苦みが強い」「渋みを感じた」という意見があり、好みが分かれやすい印象です。また開封してから時間が経ってもそこそこ炭酸が残っているのが感じられましたが、炭酸の持続性が全商品のなかで際立って優れているとはいえませんでした。
3時間後に再度鶴田さんに飲んでもらうと「酸っぱさが出ている」という指摘があり、時間の経過とともに味が変化しやすいのも気になるところ。専門家からは「苦みがウイスキーの香りを消してしまう」との声もあったので、割り材には向いていません。
公式オンラインショップでの値段は、500mLが24本セットで税込1,650円(執筆時点)と高すぎないものの、万人受けしやすくて割り材としてもおいしく飲めるものがほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際にVOX ストレートと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
VOX ストレートよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
そもそもVOX ストレートは、フォルダ株式会社が手がける炭酸水ブランド、VOX(ヴォックス)シリーズのラインナップの1つ。強い刺激にこだわり、5.0GVの炭酸を充填していると謳われています。
原材料はナチュラルミネラルウォーターと二酸化炭素のみで、砂糖や甘味料は入っていません。硬度12~52mg/Lの軟水を採用しており、天然のバナジウムが79μg/L含まれています。
内容量は280mL・500mL・1,000mLの3種類があり、賞味期限は製造日から9か月です。
今回は、VOX ストレートを含む炭酸水全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、炭酸水を購入するうえで最も気になるおいしさをチェックします。アクアソムリエの鶴田雅人さんと、一般モニター4人に協力してもらい、常温のままプラスチックカップに入れて試飲しました。
また炭酸測定器(DGV-1)を使って、開封直後の炭酸濃度を測り、炭酸の強さも確かめます。
実際に飲んだモニター4人のうち2人がおいしさに満足と回答し、好みが分かれる結果に。苦みや渋みを感じたモニターもおり、クセが少ない上位商品に比べると万人受けしやすい味とはいえません。
<おいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
専用の機器で測った結果、炭酸濃度を表すGVの実測値は4.37GVでした。3.5GVを下回ったほかの商品も多かったので、比較したなかでは炭酸が強め。
泡が大きいため、弾けるような刺激を楽しみたい人によいでしょう。
コメントは一部抜粋
専門家の鶴田さんは、おいしさについて満足と回答しました。
福岡の朝倉市で採水した水で作られており、「おいしい水を使っているのがよい」という意見も。さらに、飲みごたえ・泡の細かさ・後味のよさ・ミネラル感をチェックしてもらったところ、ミネラル感の点数が伸び悩んだものの、後味のよさが鶴田さんからは好評でした。
炭酸の持続性を確かめるために、3時間後にもう一度鶴田さんに飲んでもらったところ、「3口目くらいから炭酸を感じにくくなる」とのコメントが寄せられました。そこそこ炭酸が残っているものの、時間が経っても刺激の強さが変わらない上位商品の評価には届きません。
また「開封直後よりも酸っぱさが出ている」という指摘があり、時間の経過とともに味がやや変化してしまう印象です。
ウイスキーとの相性については、「苦みがウイスキーの香りを消してしまう」というのが鶴田さんの意見。雑味が少なくてウイスキーの味わいを邪魔しにくいほかの商品に比べると、割り材には向いていません。
硬度 | 12~52mg/L |
---|---|
炭酸濃度 | 3.52GV |
良い
気になる
内容量 | 500mL |
---|---|
カロリー | 0kcal |
容器 | ペットボトル |
原産国 | 日本 |
採水地 | 山梨県 |
分類 | |
シリカ入り |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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VOX ストレートは、公式オンラインショップや、Amazon・楽天市場などのECサイトで購入可能です。公式オンラインショップでの値段は、500mLサイズが24本セットで税込1,650円。定期コースを申し込むと5%オフのディスカウントがあり、500mLの24本セットが税込1,568円とお得です。
ただし、上記の価格は執筆時点のものなので、変動する可能性があります。なお、今回実際に試したストレート以外にも、シリカ・ミントフレーバー・レモンフレーバー・コーラフレーバーもあるので、気分に合わせて選んでみてください。
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
飲みやすさで選ぶなら、OTOGINO 強炭酸水 KUOS プレーンがおすすめ。実際に飲んだモニターからは、「サイダーのようでおいしい」という声が寄せられています。強炭酸かつ泡が細かく、シュワシュワ系の炭酸水が好きな人にぴったりです。
ウイスキーとの相性を重視するなら、ウィルキンソン タンサン ラベルレスボトルをチェック。純水の味わいに近いので、ウイスキーの風味を邪魔しません。なお、インターネットの口コミではラベルあり商品よりも「炭酸が弱い」との声もありますが、専門家が飲み比べたところ中身は同じとのことでした。
内容量 | 500mL |
---|---|
水の種類 | 純水 |
硬度 | |
ガスの種類 | 人工ガス |
カロリー | 0kcal |
炭酸濃度 | 4.64GV |
容器 | ペットボトル |
採水地 | 大分県日田市 |
フレーバーの種類 | プレーン |
風味付け方法 | 不明 |
分類 | 不明 |
ウイスキーとの相性 | |
シリカ入り |
KUOS(クオス)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
硬度 | 不明 |
---|---|
炭酸濃度 | 3.62GV |
良い
気になる
内容量 | 500mL |
---|---|
カロリー | 0kcal |
容器 | ペットボトル |
原産国 | 日本 |
採水地 | 不明 |
分類 | |
シリカ入り | 不明 |
アサヒ飲料 ウィルキンソン タンサン ラベルレスボトルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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