そこで今回は、ハイドロフラスク コーヒーマグを含む保温マグカップ全29商品を実際に使ってみて、保温力・保冷力・飲みやすさ・洗いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
入社後3年半、調理家電・調理雑貨・健康食品・サプリ・ドリンクなど、人々の食生活に関わるコンテンツの制作を担当している。2021年にヘルスケア担当として健康グッズ・寝具など400商品以上を検証し、現在はキッチンチームに所属。これまでのヘルスケアでの経験を活かして「健康を支える"食"に関わることだからこそ、よりこだわりのある選択肢を」という思いでコンテンツ制作に取り組んでいる。週末は幅広いジャンルの飲食店を巡り、美味しいお店を探すのが趣味。
すべての検証は
マイベストが行っています
ハイドロフラスク コーヒーマグは、飲み物の冷たさを長続きさせたい人におすすめ。マグカップに注いだ冷水の温度変化を確認したところ、3時間で5℃アップ。比較した商品の平均値が+6.9℃(執筆時点)だったのに対し、高い保冷力を発揮しました。
口コミどおり、保温力も高めです。比較したなかには熱湯を3時間で44℃以上冷ました商品もありましたが、本商品は39.3℃の低下に抑えました。素材はステンレス鋼で、温度変化を防ぐ真空断熱構造を採用。「冬も夏も使える」との評判に違わず、温冷問わず飲みごろの温度をキープできます。
容量は354mL。コンビニコーヒーやコーヒーショップのMサイズくらいの量が飲めます。フタはシンプルな構造の穴開きタイプで、使用後は本体もフタも一気に丸洗いできました。フタをすればホコリや葉っぱが入るのを防げるので、アウトドアのお供にもぴったりです。
ただし、「フタの形状がやや飲みにくい」という口コミがあるように、口元へのフィット感はいまいち。飲み口が小さく、少しずつしか飲めない点も気になります。フタをしたままゴクゴク飲みたい人は、ほかの商品もチェックしてください。
そもそも保温マグカップとは、ホット・アイスどちらの飲み物もゆっくり楽しめるマグカップ。保温効果を長続きさせたり、ほこりやゴミの侵入を防いだりしたい人にはフタ付きがおすすめです。
今回ご紹介するコーヒーマグは、アメリカ生まれのステンレスボトルブランド、ハイドロフラスクの保温マグカップ。自然からインスピレーションを受けたデザインのステンレスボトル・タンブラーなどを取り扱っています。
本体には、丈夫で錆びにくい18/8ステンレス鋼(印刷鋼板)を採用。フタはポリプロピレンで作られています。人体へのやさしさを考え、化学物質のビスフェーノールA(BPA)を含まない素材を厳選しているのも特徴です。
本体表面には、濡れた手で触れても滑りにくよう加工を施しています。容量は354mL。本体サイズは幅8.9×奥行12.6×高さ11.4cmで、口径は8.9cmあります。本体重量は317gです。
まずは、保温力・保冷力を検証しました。
熱湯・冷水をそれぞれ保温マグカップの8分目まで注ぎ、3時間後も飲みごろの温度をキープできているかチェックしました。
95.9℃だった熱湯は3時間後、56.6℃に。比較した全商品の温度変化の平均値が-44.2℃(※執筆時点)なのに対し、39.3℃の低下にとどめ、高評価を獲得しました。
本体には18/8ステンレス鋼(印刷鋼板)を採用。外気の影響を受けにくい真空断熱構造で作られており、口コミどおり申し分ない保温力を発揮しました。
8℃の冷水は3時間に温度を計ると、13℃になりました。こちらも比較した全商品の平均値である+6.9℃(※執筆時点)を下回る、+5℃を記録しています。
今回の比較では真空断熱構造のステンレス製が保冷力に優れている傾向があり、本商品も同様の結果になりました。「冬も夏も使える」という口コミがあるように、季節を問わず活躍するでしょう。
続いては、飲みやすさの検証です。フタの形状は穴開きタイプ。実際に飲んでみると穴が小さく、「やや飲みにくい」という口コミどおり、上唇がフタに当たり飲みにくさを感じました。
出る量が少ないのも気になる点。比較したなかには飲みたい量を飲める商品もあったのに対し、こちらは冷たい飲み物をゴクゴク飲みたい人には不向きです。
容量は354mLと標準的。ほっと一息つきたいとき、マグカップ1杯分くらいの量が楽しめます。
最後は、洗いやすさの検証です。
比較した商品には分解するのに少々手間を感じるものもあったなか、そのまま丸洗いできました。板状のフタは凹凸がなく、汚れ残りも気になりません。食洗機は使えませんが、簡単にお手入れできますよ。
ハイドロフラスク コーヒーマグは、AmazonやYahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。
公式オンラインショップでは、フタの形状がスライド式にリニューアルされたモデルを販売中。カラーは全12色と豊富です。購入前に実物を確かめたいという人は、公式サイトでお近くの取扱店舗を検索してみてください。
また、同シリーズでは半量の177mLタイプも展開しています。よりコンパクトなものがほしい人は、チェックしてはいかがでしょうか。
最後に、口元にフィットしやすく、ゴクゴク飲める保温マグカップをご紹介します。
ニトリのステンレスマグ Mサイズは、時間をかけてたっぷり飲みたい人におすすめ。容量は380mLあり、保温・保冷力の検証では3時間後も熱湯を-36℃・冷水を+3℃に抑えました。フタに入り組んだ箇所はなく、汚れ残りを気にせず洗えます。シンプルなデザインで、オフィス使いにもおすすめですよ。
冷たいドリンクをよく飲むなら、和平フレイズのフォルテック マグカップがおすすめ。飲み口が広いので、飲みたい量がゴクゴク飲めますよ。検証では熱湯を-38.7℃・冷水は+6℃に抑え、十分な保温・保冷力を発揮。洗いにくい箇所もなく、毎日使いたくなる一品です。
幅 | 12cm |
---|---|
奥行 | 8.9cm |
高さ | 11.5cm |
容量 | 280mL |
本体素材 | ステンレス鋼 |
ハンドル素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
電子レンジ対応 | |
食洗機対応 | |
特徴 | 不明 |
保温力(メーカー記載) | 不明 |
保冷力(メーカー記載) | 不明 |
容量 | 380mL |
耐熱温度 | 不明 |
構造 | 真空断熱構造 |
本体素材 | ステンレス鋼 |
ハンドル素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
食洗機使用 | |
電子レンジ使用 | |
特徴 | 不明 |
ニトリ ステンレスマグをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅 | 12.2cm |
---|---|
奥行 | 9cm |
高さ | 11.9cm |
容量 | 330mL |
本体素材 | ステンレス鋼 |
ハンドル素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
電子レンジ対応 | |
食洗機対応 | |
特徴 | 不明 |
保温力(メーカー記載) | 68℃以上(1時間) |
保冷力(メーカー記載) | 9℃以下(1時間) |
容量 | 330mL |
耐熱温度 | 不明 |
構造 | 真空断熱構造 |
本体素材 | ステンレス鋼 |
ハンドル素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
食洗機使用 | |
電子レンジ使用 | |
特徴 | 不明 |
フォルテック マグカップをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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