個性的でスタイリッシュな印象の、オート 水性ボールペン オルカ。インターネット上の口コミでは「書きやすさに感動した」「インクがすぐに乾く」などと評判ですが、実際のところどうなのか気になりますよね。
そこで今回は、オート 水性ボールペン オルカを含む水性ボールペン全23商品を実際に使って、書き心地のよさ・ペンの持ちやすさ・文字のにじみにくさ・インクの速乾性・かすれにくさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
オート 水性ボールペン オルカは、書き心地がよい水性ボールペンを探しているすべての人のおすすめです。実際に6人のモニターが商品を試すと、口コミどおりのなめらかな書き心地を実感。比較した商品には、インクがだまになったり、ペン先が紙に引っかかったりするものもあったのに対し、一定の濃さでスルスルと文字を書けました。
モニターからは握りやすさも高評価。20g以下のペンのほうが疲れにくい傾向があったものの、23gとやや重めながら重心が低く、適度な太さもあり安定していました。マットなラバー素材を使用したグリップも好評で、「長時間でも書きやすそう」との声も聞かれています。
曲線や文字を繰り返し書いても、インクがほとんどかすれなかった点も評価を伸ばしたポイント。文字を書いた後は1秒足らずでインクが乾き、手でこすってもにじみません。比較した商品には、3秒以上たってもインクがにじんだものもあったのに対し、ノートや手が汚れにくいですよ。
上からマーカーを引くと若干にじみましたが、比較したなかには全体が黒く濁ったものも。それほどにじまず裏写りも少なかったので、ノートをきれいにとれますよ。金属製のペン先で安定感も高く、手帳や日記などの小さいスペースにも書きやすいでしょう。
スタイリッシュでおしゃれなデザインも魅力的。どの水性ボールペンにしようか迷っている人は、ぜひ第一候補として検討してくださいね。
今回ご紹介するオルカは、なめらかな書き心地を謳ったキャップ式の水性ボールペン。シャチをイメージしてつくられた斬新なデザインで、個性的かつスタイリッシュな見た目が特徴です。
販売元のオートは、ボールペンを中心とした筆記具や事務用品を取り扱うメーカー。2019年には創業100周年を迎え、長年にわたって革新的な商品を開発してきました。水性ボールペンを世界ではじめて販売したと説明しており、水性ボールペンだけでも10種類以上の取り扱いがあります。
ペン先にはSiCセラミックボールを採用。硬度の高いボールで変形に強く、なめらかに回転するとアピールしています。劣化にも強いので、さびて回転が悪くなるのを防ぐ効果も期待できます。
ペン先が乾きにくい構造なのもうれしいポイント。インクが空気に直接触れないつくりで、キャップをし忘れてもペン先が乾く心配がほとんどありません。
ペン先の太さは0.5mmです。カラーは今回用意したブラックのほか、ブルーとレッドを展開。インクと本体カラーが同色なので、全色揃えてペンケースに入れてもサッと目的のペンを探せます。
まずは、書き心地のよさ・かすれにくさ・文字のにじみにくさの検証です。
はじめに、男女6人のモニターに実際にペンを使ってもらい、動かしやすさやなめらかさから書き心地のよさをチェック。かすれにくさは、5×15cmの範囲に円や文字を繰り返し書き、かすれた文字数から評価しました。
文字のにじみにくさの検証では、文字を書いた1分後に上から水性マーカーで線を引き、文字がどれだけにじんだかをチェック。にじみが少ないものほど高い評価としています。
加えて、かすれにくさもトップクラス。比較した商品には全部かすれてしまったものもありましたが、曲線や細字もほぼかすれずきれいに書けました。
コメントは一部抜粋
上からマーカーを引くと、文字の後半にかけてのややにじみが見られました。とはいえ、比較したほかの商品のように文字全体がにじんで黒くなるほどではありません。
裏写りは文字のトメ部分でわずかに見られた程度。ノートの裏面も快適に使えるでしょう。
本品で使われているのは染料インクです。顔料インクに比べて耐水性が低くにじみやすかったものの、書き心地がよい商品が多いのが特徴。目的に合わせて選ぶことが大切です。
続いて、インクの速乾性の検証です。書いた文字をこすり、インクの乾き具合をチェック。汚れの少ないものほど高評価としました。
その結果、口コミどおりの高い速乾性を発揮。比較した商品には3秒以上たっても乾かないものもあったなか、1秒足らずで手に汚れがまったくつかないほどしっかりと乾きました。
インクがにじみにくいので、手が汚れやすい左利きの人や、ノートなどをきれいに使いたい人にうってつけですよ。
最後は、ペンの持ちやすさの検証です。実際にモニタ―男女6人が文字を書き、グリップの太さ・触心地・ペンの長さや太さに着目して評価しました。
比較した商品の約半数が10g台だったのに対し、23gとやや重めですが、低重心で安定感があるのが魅力。軸径11mmというほどよい太さが、握りやすさを高めていました。
グリップには、滑りにくいようラバー加工が施されています。比較したほかの商品のように凸凹はありませんが、手になじみやすい印象です。長時間文字を書く場合にも使いやすいでしょう。
<ペンの持ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
オート 水性ボールペン オルカは、楽天市場公式オンラインショップで購入が可能です。
公式サイトでの価格は税込1,650円(執筆時点)。替え芯も販売しているので、購入時はまとめて買っておくとよいでしょう。
最後に、モニターから持ちやすいと高く支持された、おすすめ商品をご紹介します。
長時間使用するなら、パイロットコーポレーション マルチボールがおすすめです。ラバー素材で指がしっかり固定されるため、長い時間字を書いても疲れにくいのが魅力。加えて、丸みを帯びた形が手にほどよくフィットします。文字がにじみにくいため、マーカーとの併用も問題ないでしょう。
LAMY safari ローラーボールなら、正しい持ち方をサポートできます。三角形の軸が面で指を支える構造で、力を入れやすいのが利点。指への負担が分散されるでしょう。大きなワイヤー製のクリップもついており、おしゃれなデザインと使いやすさを兼ね備えています。
グリップ素材 | ラバー |
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重量 | 約10.4g |
インク素材 | 顔料 |
全長 | 142mm |
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最大軸径 | 12.5mm |
芯の交換可能 | 不明 |
替え芯の型番 | 不明 |
芯径のラインナップ | 0.34mm、0.44mm |
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グリップ素材 | プラスチック |
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重量 | 約19g |
インク素材 | 染料 |
全長 | 139mm(収納時)/約168mm(筆記時) |
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最大軸径 | 約13.6mm |
芯の交換可能 | |
替え芯の型番 | LM63 |
芯径のラインナップ | 不明 |
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