秋旅に+1で荷物問題を解決!「ノースフェイス」の折りたたみリュックが"買い"でした【19商品比較】
夏休みが終わったと思ったら、早くも秋の行楽シーズンが到来。みなさん、旅行の予定はもうたてましたか?
筆者はお気に入りの那須へ行き、温泉にテーマパークにハイキングにと、観光を楽しみたいなと計画中です。
詳細はこれからですが、今年はぜひ荷物に加えようと考えているのが「折りたたみリュック」。毎回、観光で使うバッグを現地まで持ち運ぶために手が埋まるのがちょっとしたストレスでしたが、折りたたみリュックならスーツケースやボストンバッグの隅に入れておくだけ。コンパクトなので場所も取りません。
さらに、アウトドアブランドがつくった本格的なリュックならば、背負ってよし、歩いてよし。現地で1日分の荷物を入れて移動するのに最適なんです。
今回は商品比較サービス「マイベスト」で、パタゴニア・モンベル・カリマーといったアウトドアブランドを含む19商品を比較したなかから、実用度に加えてカジュアルなファッションにも合うデザイン性も考慮したおすすめの商品を紹介します。
本コンテンツの情報は公開時点(2024年10月3日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
現地での観光用に、帰路でのお土産用に、ひとつあるとはかどります
アウトドアブランドから発売されている折りたたみリュックは、本来は“アタックザック”と呼ばれます。登山にメインのリュックとは別に持っていき、キャンプ地からの山頂アタックなど最小限の荷物で挑みたいときが出番。
荷物がかぎられる登山で使用するだけに、折りたためばとてもコンパクト。広げれば耐久性が高いリュックとなります。とても実用的なので、みんなにももっと積極的に活用してほしいアイテムなんです。
特に折りたたみリュックの特徴をいかんなく発揮してくれるのが、秋の行楽シーズンに予定している人も多いであろう旅行です。出発前にスーツケースに入れておけば、こんなシーンで活躍してくれること請け合い。
- ホテルや駅のロッカーにスーツケースを置いておき、現地では折りたたみリュックに最小限の荷物を入れて観光する
- スーツケースに入りきらないお土産を、折りたたみリュックに入れて帰路につく
どうです?リュックは両手が空くので動きやすく、観光でもホテルから目的地への“アタックザック”として不足ありません。登山という過酷な環境で使うものだけに、つくりがしっかりしていて重たいお土産を入れた際の背負いやすさも合格点。
もちろん、日常的に買いもの時のエコバッグ代わりにするのもあり。仕事用のカバンに入れておけば、帰宅時に駅前のスーパーで重たい野菜を買って帰れます。両手が空くので、駅まで自転車で来ていても問題ありません。
容量や軽さ、デザインなど選ぶポイントはいろいろありますが、今回は商品比較サービス「マイベスト」で19商品を比較したなかから選んだ、若者を中心に大人気のアウトドアブランドの折りたたみリュックを紹介します。
折りたたみリュックのマストバイ:ゴールドウイン「THE NORTH FACE メイフライパック22 NM62376」/約9,500円
- おすすめスコア:★4.35(10位 / 19商品中)
- 強度の高さ:★4.50(1位)
- 持ち運びやすさ:★4.50(12位)
- 使い勝手のよさ:★4.17(7位)
- 防水・撥水性の高さ:★4.45(12位)
19商品を比較した結果、いまおすすめの折りたたみリュックがゴールドウイン「THE NORTH FACE メイフライパック22 NM62376」(販売価格:9,460円)です。
ノースフェイス(THE NORTH FACE)は、アメリカ・サンフランシスコ発の本格的なアウトドアブランドです。日本では近年、定番のダウンジャケットである「ヌプシジャケット」や、荷物がたっぷり入る四角いリュック「ヒューズボックス」などを中心に、機能性とデザイン性の高さから人気を集めています。
「メイフライパック22」も、アウトドアブランドならではのつくりのよさと、日常使い用としてもカジュアルなファッションにマッチするデザインが見事に両立されているのがポイント。10kgを超える重たい荷物を入れてもびくともしません。
200gを切る軽さで、折りたためば手のひらに乗るコンパクトさ。それでいて広げれば実用にちょうどいいサイズ感で、必要なら14インチのノートパソコンだって入ります。
もちろん、天候が不安定になりがちなアウトドアで使う商品なので、生地は撥水性あり。屋根の下に駆け込むまでの短時間なら荷物を濡らす心配もありません。
老若男女を問わないデザインなので、家族で共用もできます。カラーバリエーションは4色あるので、みんなが気に入る色を選びましょう。
大人気、ノースフェイスのリュックをもっといろいろ見てみたい人は、こちらの記事もチェックしてみてください。
19商品を比較してわかった!ゴールドウイン「THE NORTH FACE メイフライパック22 NM62376」がマストバイな3つの理由
理由①:折りたためば手のひらサイズなのにしっかり荷物が入る容量
理由②:背負って歩けばわかる、リュックとしての完成度の高さが魅力
理由③:アウトドアスペックの素材とつくりだから安心感が高い
詳しい検証方法やランキング、ほかのおすすめ商品も知りたいという人は、「マイベスト」の折りたたみリュック検証コンテンツもチェックしてください。
理由①:折りたためば手のひらサイズなのにしっかり荷物が入る容量
上図の写真をご覧いただければわかるように、「メイフライパック22」は折りたためば文字どおり手のひらサイズになります。
それでいて、出番となれば簡単に広げることができ、タテ約45cmほどのやや大きめサイズのリュックに早変わり。編集部で試したところ、14インチのノートパソコンがギリギリ収まるくらいのサイズ感です。
旅行中であれば、いざというときに備えて雨具や薄手の上着などを入れておくのに十分な容量があります。
なお、実際に収納できる容量は15.5L。20L以上の荷物を入れることを想定しているなら、ひと回り大きめの商品を選んだほうがいいかもしれません。

実は、前提としてパックパックの容量は、メーカーによって記載方法・定義が異なるものです。例えば、寸法からざっくり計算していたり、実際にモノを詰めたりなど……。
そのためマイベストでは、実際の容量を確かめるべく、検証機関で実際にものを詰めて測定をしています。この商品はなかでも揺れが大きく、公称よりも-4.5Lという誤差がありました。
内外にあるふたつのポケットに注目
ポケットの数はそれほど多くありませんが、折りたたみ時にリュックを収納するポケットが、広げた際は内側のセキュリティポケットとして機能してくれます。
財布やスマホといった、貴重品を入れておくのにぴったり。セキュリティポケットに入れておけば、ほかの荷物と混ざってしまい、探すのに苦労することになる心配もありません。
また、外側にも背中側の目立たない位置にポケットがあります。こちらはキークリップが備わっているので、カギなどを取り付けておけばなくしてしまう心配が減ります。
ともに実用性が高く、よく考えてつくられていることがわかります。
折りたたみの手間はエコバッグと変わらない
生地がしっかりしていて、ショルダーハーネスにも厚みがあるためはじめは戸惑うかもしれませんが、慣れればものの1分もかからず折りたためます。
折りたたむとループがついているので、フックで引っかけておくこともできますよ。
理由②:背負って歩けばわかる、リュックとしての完成度の高さが魅力
生地が薄い弱いリュックは、荷物を支えてくれず肩や背中に負担がかかりがち。メインバッグではないとはいえ、背負っているだけで疲れるリュックは使いたくありませんよね。
実測189gと軽量の「メイフライパック22」も本格的なリュックと比べれば生地が厚いとはいえませんが、約15kgの重りを入れても問題のない強度です。
背負うと体にフィットする感覚があるのは、さすがアウトドアブランド。ショルダーハーネスもS字のような形状で、肩から脇の下にかけてしっかり収まります。
チェストベルトを締めることでショルダーハーネスが固定され、歩いていても荷物の揺れが気にならなくなるのもポイント。
さらに両サイドのコンプレッションベルトを締めれば、リュックの中で荷物が動くのも防げます。
両サイドにはペットボトルが入るメッシュポケットを装備。後ろに手をまわせばさっと取れるので、歩きながらの水分補給も容易です。
下位にはポケットを備えていない商品もあり、比較するとその利便性の高さが際立ちます。
使えばわかる、折りたたみリュックとは思えない実用性の高さです。

折りたたみリュックは生地が薄いため壊れやすいという前提のもと外部検証機関で肩紐の強度試験を行いましたが、予想に反して「実測容量kg(※)」の重りを入れた試験に耐える強度がありました。
「メイフライパック22」は15.5L=15.5kg
理由③:アウトドアスペックの素材とつくりだから安心感が高い
ボディに使用しているのは40デニールダブルリップストップナイロン。強度の高い糸を格子状に織り込んだ生地で、丈夫なうえに撥水性もあり、急な雨からも荷物をしっかり守ってくれます。
ちなみに、リップストップは日本語に訳すと、「RIP(裂ける)」を「STOP(止める)」という意味。バッグやアウトドアウェアなどの素材として目にする機会が多い素材です。
地面に置くことでダメージが大きいボトムは、ボディより重い糸でつくられた100Dマットツイルリップストップナイロンを使用。しっかりと素材を使い分けているところも、アウトドアブランドらしいこだわりを感じます。
1針1針の間隔が短くまっすぐで、壊れやすい箇所には補強の縫いを入れている、縫製の質の高さもさすがノースフェイスといえるクオリティ。
ショルダーハーネスの内側がメッシュになっているため、ムレを防いでくれるのもうれしい配慮です。

生地には撥水性があり、小雨程度なら中の荷物は濡れません。ただ、ファスナーが防水ではないため長時間だと雨がしみ込みます。
カラバリは4色。気に入ったカラーを選べる
老若男女問わないシンプルなデザインが魅力ですが、カラバリも4色展開と豊富です。「ソーラーブルー・SO」「クレイグレー・CL」「ビートルート・BT」「ビートルート・BT」と、ベーシックなカラーからコーデのアクセントになるカラーまでがラインナップされているので、好みに合わせて選んでみてくださいね。
まとめ:たたんでよし、広げてよしの実用性は9,500円出しても惜しくない!
ここまで読んでも、「折りたたみリュックに約9,500円!」と思うかもしれません。
でも、安価なかたちだけのリュックとは、重たい荷物を入れて1日歩いたときの体の負担が違います。
折りたたむと手のひらサイズになる携帯性の高さながら、広げればアウトドアブランドらしい使いやすいリュックに早変わり。
実用性が高く、スーツケースにしのばせておけば、旅行を楽しむためのピースとして大活躍間違いなしです。
この秋、旅行の予定があるならぜひ手に入れてください。
(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)
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