軽いうえに安定感がよく押しやすいと評判の、アップリカ マジカルエアークッション AB。インターネット上では「小回りが利く」「ベルトがマグネットの力で楽に止められる」といった高評価の口コミが多い一方、「安定性はどうか」「通気性はあるのか」と気になり、購入に一歩踏み切れない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、アップリカ マジカルエアークッション ABを含むB型ベビーカー全13商品を実際に使ってみて、走行性・安定性・通気性・収納力・機能性を比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
収納力も良好で、500mLのペットボトルは13本入ります。マザーズバッグ・リュックは荷物を詰め込みすぎるとはみ出てしまいますが、量を調節すればしっかり収まりますよ。
フラットな道では、押し心地が軽く走行性も良好です。コントロールが利くため、人が多い商業施設内でも問題なく使えました。ただし、点字ブロック・段差では揺れやすいので慎重に押すようにしましょう。
通気性は物足りないので、暑い時期には冷却グッズを使うとよさそうです。とはいえ、地熱の影響を受けにくいハイシートや、紫外線カット効果のあるホロなど魅力部分が多くあります。3.2kgと軽いうえ素早く乗せ下ろしできるため、電車等によく乗るご家庭にもおすすめです。
1947年創業のアップリカは、赤ちゃんのための育児器具を手がけるメーカー。チャイルドシート・ベビーカー・抱っこひもなど、さまざまなアイテムを販売しています。
今回ご紹介するマジカルエアークッション ABは、赤ちゃんを振動から守る設計が特徴です。
フレームと車輪には振動をやわらげるサスペンション機能、座席部分には振動を吸収するスプリングクッションを搭載。2つの力でゆれをやわらげています。
使用可能年齢は、生後7か月~36か月(体重15kg以下)です。
本体のシートは、通気性のよい3Dメッシュ素材。簡単に取り外せて、手洗いできるのも美点です。無地と柄のリバーシブルタイプなので、気分に応じて切り替えられますよ。
ベルトの装着部分には、パッとくっついて離れるマグネットを採用。時間がないときも速やかに取り外せるよう、工夫が凝らされています。
そのほか、赤ちゃんを地面の熱から守るハイシート、紫外線から守るホロなど、うれしい機能が多数ついていますよ。
展開時のサイズは幅45.6×奥行76.2×高さ105.0cm、折りたたみ時のサイズは幅45.6×奥行34.0×高さ93.4cmです。
重量は3.9kgと軽いうえに、フロントのバーは折りたたみ状態でも持てるので、持ち運びにも重宝するでしょう。
カラーは、アウトドアストライプとアスレチックネイビーの2種類。ハンドルにはレザー調の素材を採用しています。拭きやすいので、手入れのしやすさを求める人にもぴったりです。
今回はアップリカ マジカルエアークッション ABを含むB型ベビーカー全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:走行性
検証②:安定性
検証③:通気性
検証④:収納力
検証⑤:機能性
生後7か月を想定したベビー人形をベビーカーに乗せ、スムーズに走れるかをポイントに評価を行いました。以下の7箇所で検証を実施しています。
小回りが利くので、人の多い商業施設内でもスムーズに押せました。
一方、点字ブロックや砂利道では、「車輪が引っかかる」「音が気になる」と気になるコメントも。
安定感がないわけではありませんが、左右に揺れるためなるべくフラットな路面を走行するのがよいでしょう。
続いて、安定性の検証です。
不安定になりやすい点字ブロック・砂利道・上り段差・下り段差で検証を行い、ベビー人形の跳ね方や横ずれをチェックして評価しました。
頭の揺れは少ないものの体には振動が伝わりやすいため、慎重に押す必要があります。
次は、通気性の検証です。
真夏を想定して、室温29℃・湿度77%まで上げた環境を作ります。ベビーカーの背面温度を37℃まで温め、10分後にどれほど熱を逃がせているかをサーモカメラで確認して評価しました。
37.6℃だったベビーカーの背面温度は、10分たっても33.9℃と、3.7℃の低下に留まりました。
検証したなかでは7℃下がったものもあるので、比べると通気性は物足りないといえます。暑い時期には、ベビーカー用の扇風機や保冷シートを併用したほうがよいでしょう。
次に、収納力を検証します。
荷物をいっぱいに詰めたマザーズバッグ・マザーズリュックが、カゴにスムーズに入るかをチェック。また、500mLペットボトルを入れ、何本までなら落とさずに走行できるかも調べて評価を行いました。
ただし、マザーズバッグ・リュックはややはみ出しました。カゴの側面に高さがある分大きなものは納まりにくい印象です。お出かけの際は、荷物の量を調節するとよいでしょう。
最後は、機能性の検証です。
モニター複数人で、実際に折りたたみと乗せおろしを行います。日頃から使用することを想定し、やりにくさはないかを確認して評価しました。
赤ちゃんを乗せる際にはバーの部分がネックに。「少し固く開きづらい」「足が引っかかる」との意見が寄せられています。しかし、大きく気になるほどではありませんでした。
また、ベルト部分がマグネット式になっており、つけ外しやすさは良好です。その分スムーズに乗せ下ろしができるので、時間のないときでも助かるでしょう。
最後に、押しやすさが高評価だったほかのおすすめ商品もご紹介します。
遠出するときにも使いたいなら、ピジョンのビングルBB0をチェック。3.8kgと軽量で持ち運びやすい仕様です。マザーズバッグ・リュックともにすっぽり収納できるため、お出かけにぴったりでしょう。安定感があり、点字ブロックや砂利道でも凹凸の影響を気にせず走れますよ。
サイベックスのLIBELLEは、通気性のよさも魅力。シートの熱を10分で6.7℃逃がせました。安定性もよく、不安定な道でも大きくはガタつきません。平坦な道ではスムーズに進め、走行性は検証内でもトップクラスの評価でした。やや折りたたみにくいので、主に徒歩圏内で使う人に向いています。
タイプ | B型 |
---|---|
最小対象月齢 | 7か月 |
最大対象月齢 | 36か月 |
対象月齢 | 7~36か月 |
定員 | 1人乗り |
重量 | 3.8kg |
上限体重 | 15kg |
下限体重 | 不明 |
最大リクライニング時の幅 | 50cm |
最大リクライニング時の奥行 | 80cm |
最大リクライニングの高さ | 101.5cm |
バスケット容量 | 24L |
折りたたみ可能 | |
ワンタッチ開閉 | |
自立可能 | |
UVカット機能 | |
シートの向き | 背面 |
シート高 | 54.5cm |
シート素材 | ポリエステル綿 |
シート洗濯可能 | |
リクライニング可能 | |
タイヤタイプ | シングル |
タイヤ数 | 4輪 |
タイヤ径(前輪) | 14cm |
コンパクト | |
タイヤ径(後輪) | 14cm |
車輪ロック機能 | |
ハンドル高さ調節可能 | |
日よけ付き | |
幌の小窓 | |
レインカバー付き | |
付属品 | 不明 |
SGマーク適合品 | |
海外規格 | 不明 |
特徴 | 不明 |
ピジョン ビングル BB0をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
対象月齢 | 6か月~4歳頃 |
---|---|
重量 | 5.9kg |
上限体重 | 22.0kg |
下限体重 | 不明 |
最大リクライニング時の幅 | 104cm |
最大リクライニング時の奥行 | 52cm |
最大リクライニングの高さ | 71cm |
バスケット容量 | 不明 |
ワンタッチ開閉 | |
自立可能 | |
UVカット機能 | |
シートの向き | 背面式 |
シート高 | 不明 |
シート素材 | ポリエステル |
シート洗濯可能 | |
タイヤタイプ | シングル |
タイヤ径(前輪) | 前輪:13cm |
タイヤ径(後輪) | 後輪:13cm |
ハンドル高さ調節可能 | |
日よけ付き | |
幌の小窓 | |
SGマーク適合品 | |
海外規格 | 不明 |
サイベックス リベルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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