コンパクトかつ軽量で持ち運びしやすいと評判のOS LP-300XG1。しかし口コミが少なく、実際にきれいに投影できるのか・明るさは十分なのか不安という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、OSのLP-300XG1を含むビジネスプロジェクター9商品を実際に使ってみて、画質のよさ・明るさ・使いやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したOSのプロジェクターは、画質にこだわる方や日中明るい部屋で使用したい方にはおすすめできません。
色合いが暗く見えてしまい、特に静止画では色のくすみが気になる印象です。映像では気にならないという意見もありましたが、明るい部屋で見ても暗さを感じました。
一方、描写力は高評価を獲得。文字や映像がぼやけずはっきりと投影できます。薄い文字も鮮明に見え、特に悪い点がないとモニターに好評でした。
セッティングに関しては、手動の補正・フォーカス機能を搭載しているため、投影準備は数分で完了します。また、価格も比較した他の商品と比べると手頃です。しかし、より美しい画像・映像を映したい方・明るい部屋での使用を考えている方は、レビューを参考にぜひ他の商品も検討してみてください。
実際にLP-300XG1と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
LP-300XG1よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
スクリーンメーカーのOSが展開している、LUXOSブランドのプロジェクターLP-300XG1。
2.3kgの軽量サイズなので、持ち運びしやすい点が特徴です。社内での移動が多い場合や会社から持ち出して使用したい方に向いています。
輝度は3,000ルーメン。コントラストを高く表現できると言われている、DLPパネルを投影方式に採用しています。
最大10,000時間の長寿命を謳うダイナミックエコランプを搭載し、コストとメンテナンスの頻度を抑えられるように工夫されていますよ。
入出力の端子も豊富なので、さまざまなデバイスに対応。VGA入力端子と出力端子でプロジェクター同士を繋いで、1台のパソコンから同じ画面の投影もできます。
さらに、MHL送信規格に対応しているため、専用ケーブルを用意すればスマートフォンやタブレットのデータも投影が可能。PCなしでも利用でき、活躍の場が広がります。
今回は、OSのLP-300XG1を含むビジネスプロジェクター全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:画質のよさ
検証②:明るさ
検証③:使いやすさ
最初は、画質のよさの検証です。
4つの静止画と映像をプロジェクターで投影し、ボヤけている個所・潰れてしまっている個所がないかをチェック。さらにモニター5人が描写力と色合いを重視して、総合的に評価しました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
実際にプロジェクターで投影してみた結果、評価は3.1点となりました。
文字や映像がぼやけることはなく、描写力は高評価です。モニターからも、「一番薄い文字もしっかり読める」「薄すぎたり潰れたりもせず、特に悪い点はなし」「鮮明に読める」との意見が挙がりました。
しかし、色のくすみや暗さが目立ち、色合いはいまひとつな印象です。「赤がくすんでボルドーのようになっている」「色味が暗くて青が紺っぽく見える」「映像を見た際も全体的に色が暗い」との意見が挙がり、色合いの判断で評価を落としました。
続いて、明るさの検証です。
実際に明るい部屋でプロジェクターを投影し、モニター5人が見やすさをチェックしました。
この検証での評価は、以下のようにつけています。
明るい部屋で投影してみると、評価は3.5点です。
少し暗さを感じるという意見が多く、まずまずの評価となりました。モニターからは、「明るい部屋ではちょっと暗めに感じる」「黒い部分が若干暗く見える」「暗い場面だと少し見にくさがある」などのコメントが挙がっています。
「スライドだと問題ないが、映像は少し見づらい」「文字・グラフを読むには問題ないレベル」という意見もあり、特に映像の投影で評価が伸び悩む結果となりました。
最後に、使いやすさの検証です。
この検証では、以下を評価項目としています。
実際にプロジェクターを使ってみると、使いやすさの評価は3.8点です。
自動補正の機能はついていませんが、手動での補正は可能。手動のフォーカス機能もついているので、数分もあればセッティングは完了できます。
投影方式 | DLP方式 |
---|---|
解像度 | XGA(1024×768p) |
大画面投影向け | |
Wi-Fi対応 | |
サイズ | 高さ100mm×幅275mm×奥行212mm |
明るさ | 3,000lm |
Bluetooth対応 | |
投影画面サイズ | 23インチ~256インチ |
投影距離 | 0.9m~11.13m |
コントラスト比 | 15,000:1 |
接続方法(入力インターフェース) | HDMI×1、VGA IN×2、コンポジット×1、S-VIDEO×1、オーディオ(3.5mmステレオジャック)×1 |
フォーカス機能 | 手動 |
台形補正機能 | 手動:タテ±40度 |
内蔵スピーカーあり | |
本体重量 | 2.3kg |
バッテリーあり | |
特徴 | 不明 |
OSのプロジェクターは、色合いのくすみや画面の暗さが気になり、評価が伸び悩む結果となりました。そこで最後に、色合いと画面の明るさで高評価を獲得した商品をご紹介します。
EPSONのEB-W06は、色味がしっかり発色していると高評価を獲得。文字が潰れることもなく、描写力も問題ありません。明るさの検証でも、モニター全員が明るいと回答しています。明るく鮮明な映像を投影できるので、見やすさを重視する方におすすめです。
同じくEPSONのEB-1785Wも、鮮やかな色と自然に近い発色が高評価。こちらもモニター全員が明るいと回答し、見やすさも良好です。値段は上がってしまいますが、タテヨコの補正機能もついているので、セッティングのしやすさも重視する方に向いています。
投影方式 | 液晶方式 |
---|---|
解像度 | WXGA(1280×800p) |
大画面投影向け | |
Wi-Fi対応 | |
サイズ | 77×302×234mm |
明るさ | 3700ルーメン |
Bluetooth対応 | |
投影画面サイズ | 60~300インチ |
投影距離 | 1.72~10.49m |
コントラスト比 | 16000:1 |
接続方法(入力インターフェース) | HDMI、USBタイプB、USBタイプA |
フォーカス機能 | 手動 |
台形補正機能 | 手動(タテ±30度、ヨコ±30度) |
内蔵スピーカーあり | |
本体重量 | 2.5kg |
バッテリーあり | |
特徴 | 不明 |
エプソン ビジネスプロジェクター EB-W06をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
投影方式 | 液晶方式 |
---|---|
解像度 | WXGA(1280×800p) |
大画面投影向け | |
Wi-Fi対応 | |
サイズ | 幅292×奥行213×高さ44mm |
明るさ | 3200lm |
Bluetooth対応 | |
投影画面サイズ | 40~300インチ |
投影距離 | 0.89m~8.18m |
コントラスト比 | 10000:1 |
接続方法(入力インターフェース) | HDMI、RGB(VGA)、USB、コンポジット |
フォーカス機能 | 自動 |
台形補正機能 | 自動 |
内蔵スピーカーあり | |
本体重量 | 1.8kg |
バッテリーあり | |
特徴 | 短焦点、スマホ対応 |
エプソン ビジネスプロジェクター EB-1785Wをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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