リアル感を実現するロジクール独自技術を搭載したオンライン限定モデルのハンコン、ロジクール TRUEFORCEレーシングホイール G923d。「初心者でも扱いやすい」と評判です。しかし、「音が少しうるさい」「ブレーキペダルが重すぎる」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のThrustmasterなどのハンコンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ハンコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロジクール TRUEFORCEレーシングホイール G923dは、簡単に設置できてリアルな操縦感を味わいたい人におすすめです。実際にプレイすると、砂利・芝生などの路面やスピードの上昇・スリップなどによってハンドルの感覚が細かく変化しました。比較したなかにはFFB搭載ながらただ震えるだけの商品もあったのに対し、リアル感を楽しめます。
プレイしたゲーマーからは、「実車っぽさを味わえて楽しい」と好評です。ハンドルの最大角度は900度もあり、急なカーブでも細かなステアリングが可能。口コミのように操作音を指摘するモニターはいませんでした。ブレーキは実車のような重みがあるため、口コミ同様「重い」との声は聞かれましたが、ペダル裏に滑り止めがついていてガツンと踏み込めます。
機能面で注目したいのが、ハンドルにある設定選択ダイヤル。前作のG29を含む比較した半数以上の商品が非対応だったペダル調整をはじめ、トラクション・トルク・ブレーキなど運転の細かな設定が可能です。対象機種も多く、PS4・PS5・PCに対応しています。
設定がしやすいのも魅力です。比較したなかでは吸盤固定方式が設置しやすい傾向がありましたが、本商品はクランプ固定方式でありながらスムーズ。机に取りつけ具を引っ掛けて、本体の左右にあるクランプノブを回すだけで簡単に取りつけられました。PCへの接続もUSBを繋げるだけで使えるようになりますよ。
値段は執筆時点で税込58,190円(※公式サイト参照)と高価格帯です。しかし、実際に走行をしているようなリアルな操作性で、メーカーが謳うとおりレースで優位に動けるのは大きな魅力。口コミどおり初心者から上級者まで楽しめるので、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
そもそもハンコンとは、自動車を実際に運転しているような体験ができるアイテムのこと。操作性が高いのも特徴で、パッドコントローラーには難しいアクセルやブレーキの強弱も直感的にできますよ。さらにFFB(フォースフィードバック)機能が搭載されている商品なら、速度に合わせて重みを感じるなど、よりリアルで臨場感ある走行体験が味わえます。
今回ご紹介するG923dもそのひとつです。前作G29 より高精細度なFFB「TRUEFORCE」を搭載。ゲーム内の物理的運動データを、リアルタイムで肌で体感できるシステムです。タイヤのグリップ・衝撃・G力までも体感できレースで優位に動けると謳っています。
販売元は、プロゲーマーへの協賛も行っているゲームデバイス専用ブランド、ロジクールG。リアルな操作感を体感できるハンコンを展開し、ペダルの裏面には収納可能な滑り止め用のスパイクがあるのが特徴です。ほかのデバイスもロジクールでそろえれば、専用ソフトで一括で管理ができますよ。
ハンドルの回転角度は900度です。ハンコンの回転スピードを表すトルクを適切にするため、モーターによる電圧をファームウェアで監視し、ゲームに合わせて電圧を継続的に調節。ソフトウェアによって設定の調整も可能です。よりリアリティと操作の精度が向上するように工夫されています。
PS4・PS5・PCと幅広い機器に対応。ハンドルの中央にはPS4・PS5に必要なボタンがそろっているので、必要なコマンドがすべてハンドルのみで完結します。RPM範囲を示すLEDが搭載されており、ゲーム中に光る色によって最大回転数に到達したか確認できるのも便利です。
白煙を抑えながらトラクションを向上させるデュアルクラッチ起動補助を利用すれば、よりスピーディにスタートを切れるでしょう。ただし、RPM範囲を示すLEDやデュアルクラッチ起動補助は、プレイするゲームが対応していなければ利用できません。
ペダルは、クラッチ・アクセル・ブレーキの3つです。ブレーキのバネは踏み始めは柔らかく、踏み込むときはしっかりとした圧力を感じるプログレッシブ スプリングの加圧性を模倣し、リアルさを演出。配置にもこだわり、スムーズにシフトダウンするヒール・アンド・トウ操作がしやすいよう配慮されています。
ロジクールのゲーミングデバイスを一括で管理できる「G HUBゲーミング ソフトウェア」を活用すれば、ホイール感度・FFBレベル・ボタンのカスタマイズの調整が可能です。Windows・Macのどちらでもダウンロードできますよ。
ハンドルのカバーには、手縫いのレザーがあしらわれており、自動車のような手触りに工夫されています。ハンドルの向きがわかりやすいように青いセンターマーカーが入っており、操作性とデザイン性を兼ね備えてたつくりです。
ハンドルサイズは270×260×278mmで、重量は2.25kg。ペダルサイズは167×428.5×311mmで、重量3.1kgと重厚感があります。なお、付属品は以下のとおりです。
<付属品>
さらにリアルなレーシング体験をしたい人のために別売りで6速を切り替えられるシフトレバー、DRIVING FORCE SHIFTERを用意しています。気になる人は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
今回はロジクール TRUEFORCEレーシングホイール G923dを含む、ハンコン全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、操作のリアルさの検証です。
普段からレースゲームをしているゲーマー5人が、実際にハンコンを使って「Assetto Corsa Competizione」をプレイ。ステアリングのリアルさ・ペダルの踏み心地などをチェックし、ハンドルやペダルの性能を評価しました。
FFBも優秀で、砂利・芝生などの道路の表面やスピードの上昇・スリップなど車の状態によってハンドルの感覚が細かく変化しました。比較した商品にはハンドルがただ震えるだけのものもあったのに対し、ゲームに没入できますよ。口コミのように、音がうるさいという指摘もありませんでした。
ブレーキは重めです。口コミでは「ブレーキが重すぎる」と指摘の声もありましたが、モニターから「実車を思わせるつくり」「調整がしやすい」というプラスの声が上がりました。比較した前作のG29のようにズレて踏み込みにくいといったことはなく、滑り止めつきでガツンと踏み込めると好評です。
<ハンドリングのリアルさ・ペダルの踏み心地についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、機能性の検証です。
快適性を向上させる機能の有無やハンドルの回転角度、ペダル調整ができるかなどに注目して評価しました。
機能性はまずまずです。ハンドル角度は900度と広く、中央には設定選択ダイヤルがあり、直感的に運転の細かな設定が可能です。前作G29を含めた比較した半数以上の商品が非対応だったペダル調整をはじめ、トラクション・トルク・ブレーキなどをカスタマイズできます。
シフターは別売りですが、ハンドルに使いやすいパドルシフターがついているのでハンコンのみでもギアチェンジができますよ。
比較した商品にはPS5に対応しているものが少なかったのに対し、PS4・PS5・PCと対応機種も豊富です。人気が高いGran TurismoやF1など様々なゲームで楽しめます。公式サイトには対応しているゲームが記載されているのでチェックしてみてくださいね。
詳細は以下のとおりです。
最後は、設定の簡単さの検証です。
実際に本体を箱から出して設置するまでを行い、設定にどのくらい手間がかかるかを評価。説明書の見やすさ・ソフトの導入の有無などに注目しました。
設置のしやすさは、比較したなかでトップクラスの高評価を獲得。比較したところ、吸盤固定方式の商品のほうが設置しやすい傾向があったなか、本商品はクランプ固定式ながら簡単でした。取りつけ具を机に引っ掛けたあと、本体の左右にあるクランプノブを回すだけで簡単に設置が完了します。
PCに接続するときもソフトウェアのダウンロードは必要ありません。USBを繋げるだけで簡単に使えるようになります。説明書は日本語に対応しているので見やすく、操作も直感的に行なえますよ。口コミどおり、初心者でも設定しやすいでしょう。
FFB機能 | |
---|---|
ハンドル回転角度 | 900度 |
良い
気になる
タイプ | ハンドルコントローラー |
---|---|
接続方法 | USB |
ハンドル重量 | 2.25kg |
デッドゾーン調節機能 | 不明 |
XInput・DirectInput両対応 | 不明 |
ボタンアサイン機能 | 不明 |
振動機能 | 不明 |
リニアリティ調節機能(ハンドル) | 不明 |
リニアリティ調節機能(ペダル) | 不明 |
オーバーヒート防止機能 | 不明 |
自動補正 | 不明 |
シフター付き | 不明 |
ハンドル幅 | 260mm |
ハンドル奥行 | 278mm |
ハンドル高さ | 270mm |
ペダル幅 | 428.5mm |
ペダル奥行 | 311mm |
ペダル高さ | 167mm |
ペダル重量 | 3.1kg |
モード | ステアリングモード |
ハンドルボタン数 | 15 |
保証期間. |
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ロジクール TRUEFORCEレーシングホイール G923dは、公式サイトで販売中です。販売価格は執筆時点で税込55,840円(※公式サイト参照)で、30日間の全額返金保証がつきます。購入日から30日間は理由問わず返品を受けつけているので、実物を確認できないオンラインショップでも購入しやすいですよ。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも購入できます。取扱店舗により値段が異なるため、比較してから買うのがよいでしょう。
最後に、実際に自動車を走行しているようなリアルな体験ができた商品をご紹介します。
再現度の高さで選ぶなら、ThrustmasterのT248がおすすめ。速度が上がるにつれてハンドルが重くなるなど、リアルさを追求した設計です。重みがあるハンドルと実車のような角度のペダルを備え、リアルな走行体験を楽しめるでしょう。英語表記の説明書に抵抗がなければおすすめしたい一台です。
ハンドルが実車と同じ1080度まで回る、ThrustmasterのT300RS GT Editionもチェック。実際に使用すると、路面の凹凸がはっきりと伝わりました。ペダルの位置や角度が調整できるのも利点です。クランプ固定方式で設置にはやや力が必要ですが、説明書は非常に丁寧に記載されています。
FFB機能 | |
---|---|
ハンドル回転角度 | 不明 |
良い
気になる
タイプ | ハンドルコントローラー |
---|---|
接続方法 | USB |
ハンドル重量 | 2700g |
デッドゾーン調節機能 | 不明 |
XInput・DirectInput両対応 | 不明 |
ボタンアサイン機能 | 不明 |
振動機能 | 不明 |
リニアリティ調節機能(ハンドル) | 不明 |
リニアリティ調節機能(ペダル) | 不明 |
オーバーヒート防止機能 | 不明 |
自動補正 | 不明 |
シフター付き | |
ハンドル幅 | 280mm |
ハンドル奥行 | 300mm |
ハンドル高さ | 280mm |
ペダル幅 | 300mm |
ペダル奥行 | 370mm |
ペダル高さ | 210mm |
ペダル重量 | 3000g |
モード | 不明 |
ハンドルボタン数 | 不明 |
保証期間. |
Thrustmaster T248をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
FFB機能 | |
---|---|
ハンドル回転角度 | 270〜1080度 |
良い
気になる
タイプ | ハンドルコントローラー |
---|---|
接続方法 | USB |
ハンドル重量 | 4.72kg |
デッドゾーン調節機能 | 不明 |
XInput・DirectInput両対応 | |
ボタンアサイン機能 | 不明 |
振動機能 | |
リニアリティ調節機能(ハンドル) | 不明 |
リニアリティ調節機能(ペダル) | 不明 |
オーバーヒート防止機能 | 不明 |
自動補正 | 不明 |
シフター付き | |
ハンドル幅 | 275mm |
ハンドル奥行 | 260mm |
ハンドル高さ | 280mm |
ペダル幅 | 389mm |
ペダル奥行 | 333mm |
ペダル高さ | 195mm |
ペダル重量 | 3.25kg |
モード | ステアリングモード |
ハンドルボタン数 | 13ボタン |
保証期間. |
Thrustmaster ステアリングコントローラー T300RS GT Editionをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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