使いやすくてサポート体制も整っていると評判の、NEC LAVIE(ラヴィ) T11 PC-T1195BAS。インターネット上のレビューには「バッテリー保護モードがよい」「長時間使用しても目が疲れにくい」など高評価のコメントが見られる一方、「携帯性がいまひとつ」「処理速度が遅い」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、NEC LAVIE T11を含むタブレット全19商品を実際に使ってみて、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
NEC LAVIE T11は、高画質の大画面で動画やゲームを楽しみたい人や、日本ブランドにこだわる人におすすめです。11.5インチの大スクリーンで、画面占有率はトップクラスの約84%。OSにはAndroid 10を搭載し、スマホのAndroidユーザーにも使いやすい1台です。
彩度・コントラストに優れた画質のよさも魅力。拡大しても細部までしっかり描写され、奥行きも感じられました。音質もクリアで、高音と低音のバランスが絶妙。スピーカーが左右に4つ備わっており、包み込まれるような臨場感と迫力も味わえますよ。動画の世界に没入したい人にもぴったりです。
CPUにSnapdragon 730Gを搭載し、処理性能も悪くありません。起動・動作にはもたつきがなく、スクロールやタップ操作もサクサク行えました。ネットサーフィンから3Dゲームまで、ストレスなく楽しめるでしょう。Google Play対応で主要アプリをすべてカバーできていたのもメリットです。
機能性については、顔と指紋でロック解除できる生体認証が便利。動画の連続再生も約8時間半ほどあるので、充電頻度もそれほど多くありません。価格は4万円台と安くはありませんが、大きさや性能を考慮するとコスパは優秀。国産のAndroidタブレットがほしいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
120年以上の歴史を持つNECは、パソコンのLAVIEシリーズで知られる日本の老舗電機メーカー。デスクトップ・ノート・モバイルPCのほか、タブレットも多彩に展開しています。
今回ご紹介するのは、11.5型ワイド画面のLAVIE T11 PC-T1195BAS。Google Playに対応したAndroidタブレットで、LAVIE T11シリーズのなかでもハイエンド仕様のモデルです。
大きな魅力は、解像度2560×1600ドットの有機ELディスプレイ。コントラスト比が高く、黒色がグッと引き締まった美しい映像が期待できます。
リアルさを追求したHRD10も採用し、HDR対応の動画やゲームであれば没入感も得られるでしょう。
音の世界に入り込みたい人にも活躍しますよ。
CPUには、高性能8コアプロフェッサーのQualcomm Snapdragon 730Gを搭載。OSはAndroid 10で、接続性を左右するBluetooth規格は5.0に対応しています。
メモリは6GB・ストレージは128GBあり、ストレージには転送速度の速いUFSを採用。ネットサーフィンはもちろん、高画質動画の再生やオンラインゲームも快適に行えると謳われています。
本体サイズは26.43×17.14×0.58cmで、重量は約485g。薄型ボディで、持ち運ぶときにバッグの中でかさばりにくいのがうれしいですね。
また、世界有数の検査機関であるテュフラインランドグループから認証された、ブルーライトカット機能も搭載しています。目へのやさしさにこだわりたい人にもおすすめです。
バッテリーは8400mAhと大容量で、フル充電にかかる時間は約3時間。公式サイトには、Web閲覧であれば約15.6時間連続で使えると記載されています。
また、別売りのスタンドカバー付きキーボードを装着すれば、ノートパソコンのように使えるのもメリット。4,096段階の筆圧を感知する、デジタルペンもオプション販売されていますよ。
充実したサポート体制も、NECならではの強みです。サポート窓口が用意されており、購入後1年間は電話相談・修理受付・チャットサポートなどを無料で利用できます。
また、本体には紙マニュアルのセットアップシートが付属。タブレット初心者にもわかりやすく書かれており、手順どおりに設定すればすぐに使い始められるでしょう。電子マニュアルは、公式サイトからのダウンロードが可能です。
LAVIEシリーズでは、さまざまなサイズのタブレットを展開。7型ワイド・8型ワイド・10.1型ワイド・11.0型ワイド・11.5型ワイド・12.6型ワイドなどが用意されています。
今回の検証では、片手でも持ちやすい8型ワイドLAVIE T8もピックアップしていますよ。興味がある人は、あわせてチェックしてみてください。
画像はLAVIE T8
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、操作の快適性を左右する処理性能を検証します。
CPUとGPU性能を数値化できるベンチマークアプリのGeekbench 5と3DMarkを使い、チェックしました。
CPUにはSnapdragon 730Gを搭載しており、ベンチマークスコアの平均はシングル530点・マルチ1,780点・GPUのマルチスコアは301点でした。
今回検証した全商品の平均であるシングル約490点・マルチ約1,600点をやや上回っており、処理性能は悪くありません。
調べ物や動画視聴はもちろん、3Dゲームも快適に楽しめるでしょう。
次に、動画配信サービスやゲームを利用する際に気になる、画質のよさを検証します。
同一の静止画と動画データをそれぞれのタブレットに表示。mybest5人が見比べてみて、描写力・色合い・没入感を着目点に、画質のきれいさを判断しました。
画質は、今回使用した全商品のなかでも高評価。拡大しても細部までしっかり描写できており、粒子の粗さがまったく見られずとてもクリアでした。
また、彩度とコントラストの高さも非常に優秀。鮮やかなのにうるさくなく、黒と黄色の発色が強めでツヤ感があります。陰影がしっかり出ているぶん奥行きもあり、没入感も味わえました。
モニターからも、「雲の微々たる色の差まで表現」「発色が美しく没入感はかなり高い」など好評。縮小処理には若干時間がかかるものの、気になるほどではありません。
続いて、音質のよさの検証です。
mybest5人が、タブレットの音を縦向き・横向きの両方から聴いてみて評価しました。具体的なチェックポイントは以下のとおりです。
音質も非常に優秀です。両サイドにある4つのスピーカーにより、音に包み込まれるような感覚を味わえました。
高い金属音からベースの低音や人の声まで、音割れなくクリアに聴こえたのもよいところ。低音がしっかり響くので迫力があり、高音とのバランスも上々です。
音の世界にしっかり入り込むことができ、満足度はかなり高いといえます。
タブレットの使用感において重要な、画面の応答性も検証します。
mybest5人がタブレットを使い、タッチやスクロールの反応・スムーズさを確認しました。
実際に使ってみると、タッチ反応が速く、ピンチイン・ピンチアウトともにしっかり指に追従。誤タッチなどもなく、応答レベルは優秀といえます。
スクロールについては、一部で「縦横の切り替えがややもたつく」との意見があったものの、おおむねスムーズ。カクつきのないサクサクした動きで、アプリの起動もなめらかでした。
さらに、サイズの検証も行います。
手に持って使うことが多く、携帯することもあるタブレットは、本体の大きさと重量が気になるところ。そこで、mybest5人がサイズ感をチェックしました。
11.5インチの大きめサイズでフチが細く、画面占有率は約84%と全商品のなかでもトップクラス。スクリーンが広々しているので、動画視聴したい人にぴったりですよ。
また、11インチ以上のタブレットは500gを超えるものが多いなか、こちらは約485gと大きさの割に軽量。携帯性は高くないものの、短時間なら片手でも扱えそうです。長時間の場合は、両手もしくは膝の上などに置いて使うのがおすすめです。
次は、対応アプリの検証です。
SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールして、動作確認を行いました。
対応アプリ数についても、非常に高評価。Googleプレイに対応し、検証したすべてのアプリをインストールできました。
実用から趣味までのあらゆるものをダウンロードできるので、楽しみ方の幅も広がりますよ。
【検証で確認できた対応アプリ】
続けて、バッテリー性能を検証します。
画面の明るさを最大に設定して動画を再生し、連続再生時間を確認しました。
最大の明るさで動画を視聴し続けてみると、連続再生できたのは8時間38分。今回検証した全商品の平均8時間弱と比べると、悪くない結果です。
公式サイトでは、Web閲覧のみであれば約15.6時間再生可能と記載されています。画面の明るさを抑えたり、動画再生以外のアプリを楽しむのであれば、電源がない場所でも電池切れを気にせず使えそうです。
次は付加機能の検証です。
以下の項目をチェックして、加点方式で採点しました。
調べてみたところ、防水・SIMフリーなどには非対応ですが、生体認証は指紋・顔のどちらにも対応していました。
純正アクセサリーとして、ペンとキーボードもラインナップ。Googleアカウントを使えばキッズモードも利用できるので、お子さんと一緒に使いたい人にもおすすめですよ。
【付加機能】
最後は、価格の検証です。
販売価格を参考に、安いものほど高評価としました。
リサーチの結果、公式サイトの価格は税込41,800円(2022年1月15日時点)。全体平均価格の約30,000円弱と比べると安くはありませんが、性能の高さを考慮するとコスパは良好といえるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
iPhoneユーザーなら、iPad mini(第6世代)をチェック。8.3インチ・画面占有率約77%のほどよいサイズ感で、293gという軽さが魅力です。音質・画質ともにクリアで、小さな画面でも映像への没入感を味わえました。ベンチマークスコアは4,639点と高く、Wi-Fi 6対応でネットサーフィンも快適ですよ。
エンタメ目的で使うAndroidタブレットをお探しなら、XiaomiのPad 5もおすすめです。11インチ・画面占有率約82%と大画面で、動画やゲームを楽しみたい人に大活躍。画像の発色がよく、Dolby Atmos対応のスピーカーを4つ備えているのもメリット。独自OSながらGoogle Playの使用も可能です。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 11.0インチ |
---|---|
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 120Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
幅 | 16.6cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 0.7cm |
重量 | 511g |
OS種類 | MIUI for Pad |
コア数 | 8コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
SIMカード | 不明 |
CPU | Snapdragon 860 |
メモリ | 6GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、128GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1300万画素 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | ◯(顔認証) |
スピーカーの数 | 4個 |
バッテリー容量 | 8720mAh |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | 不明 |
マイクあり | 不明 |
特徴 | 中華メーカー、ゲーム向け |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | 不明 |
ブルーライトカットモード | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
Xiaomi Pad 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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