角のないかわいらしいデザインが目を惹く、アルインコ ノンスリップダンベル WBN303。「手に馴染んで持ちやすい」「滑りにくい」など高評価の口コミを見かけますが、実際のところどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の2つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のダンベルとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ダンベル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
目次
アルインコ ノンスリップダンベル WBN303は、ダンベルや筋トレに挑戦したいすべての人におすすめです。ソフトな質感とくびれた形状が手に馴染み、実際に使ったモニターからは「手が疲れにくい」と好評。比較した商品内では、金属に凹凸をつけるローレット加工のものより、本品のような柔らかい素材でコーティングするPVC加工・ネオプレーン加工のものは、より握りやすい傾向がありました。
メーカーこだわりのザラザラとした表面により、滑りづらさも良好。両端が膨らんだ形状によってずり落ちる心配も少なく、「滑りにくい」という口コミが出るのにも納得です。手から滑る心配が少ないぶん、トレーニングにも集中しやすいといえます。
ただローレット加工を施した商品と並ぶと、手に汗をかいたときに滑りやすいのは惜しい点。比較した商品全体で見ても、ネオプレーン加工をはじめとしたソフトな感触の商品は汗で濡れた際に持ちにくくなる傾向がありました。とはいえ、手に汗をかきやすい人以外はさほど気にならないでしょう。
ソフトな質感のコーティング加工により、体や床を傷つける心配が少ないのも初心者が使用するうえでうれしいポイントです。重さも4種類あるので、レベルに合わせて選べます。ダンベルの購入を検討しているなら、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
そもそもダンベルとは、大胸筋や背筋などの体幹まわりから二の腕まで、全身を鍛えられる筋トレ器具の代表ともいえるアイテム。重量が決まっている固定式と、プレートの重さや枚数を調整することで重量を変えられる可動式の2種類があります。
今回ご紹介するノンスリップダンベル WBN303は、表面をPVC(ポリ塩化ビニル)でコーティングした固定式のダンベルです。サイズは横幅21.2×奥行5.9×高さ5.9cmで、グリップと重りの境がないスタイリッシュな見た目が特徴。大きく握りやすいグリップと滑りやすさの低減に貢献する、ザラザラした表面加工が売りです。
販売元のアルインコは、建設の機材を主に製造するメーカー。フィットネス分野にも力を入れており、ランニングマシンやフィットネスバイクといった大型機材から、バランスボールやグリップといった手軽なフィットネス用具まで幅広く扱っています。
重さは0.5kg・1kg・2kg・3kgの全4種類。重量によってカラーが異なり、軽い順からレッド・イエロー・ブルー・ブラックとカラフルです。
なお、固定式のダンベルは可変式のように重量の変更ができないため、「少しがんばったら持てそう」と思える重さを選ぶのがポイント。約1kgの重量がある1Lペットボトルを基準に考えると、重量をイメージしやすいでしょう。
男女で筋力差があるため、基本的に男性は女性よりも重さのあるものを選ぶ必要があります。筋トレ初心者の場合は、男性で片方5kg・女性で片方2kgの重さから始めてみるのがおすすめですよ。
アルインコ ノンスリップダンベル WBN303を使ったトレーニング方法の例は、公式サイトにて公開されています。参考にして日常に取り入れてみましょう。
二の腕を引き締めたい場合は、肘を曲げてダンベルを後頭部のあたりで持ち、反対の手で肘を固定しながらダンベルを持った腕を伸ばすとよいでしょう。そのほか、両腕の肘を耳の横に固定したまま、ダンベルを持ちながら両腕を天井に伸ばすフレンチプレスという動きも二の腕にアプローチできます。
下半身を引き締めたい場合は、ダンベルを両手で胸の前に抱えたままスクワットするのがおすすめ。ダンベルの重みの分だけ下半身に大きな負荷をかけられますよ。
(参照:公式サイト)
今回は、アルインコ ノンスリップダンベル WBN303を含むダンベル全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、握りやすさの検証です。
男性2人・女性2人のモニターが各商品を実際に使用し、グリップの太さ・形状・表面加工をチェックして評価しました。
検証した結果、中央のくびれ部分が手に馴染んで握りやすく、高評価を獲得。モニターからは「ダンベルの形状に指がフィットして握りやすい」などプラスの声が挙がり、「手に馴染んで持ちやすい」との口コミと一致しました。使っていても疲れにくく、筋トレ初心者にもおすすめできます。
表面素材も高評価の理由です。比較した商品内では、表面を柔らかな合成ゴムで覆うネオプレーン加工が施されたものは、手に馴染みやすい傾向がありました。本品もソフトな手触りが特徴のPVC素材で覆われており、持ち方問わず手への負担が少ないのが利点です。
一方で、手の大きいモニターからは「縦持ちの際に持ち手の細さが気になる」との声も。手の大きさによっては、やや細いと感じるかもしれません。
<握りやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、滑りづらさの検証です。
手汗をかいた状態を再現するために水に馬油を混ぜた擬似汗を手のひらにつけてダンベルを握り、滑り具合に応じて評価をしました。
メーカーの謳い文句どおり、ザラザラとした表面加工により滑りづらいと好評。両端が膨らんだ形状もずり落ち防止に貢献しており、「滑りにくい」との口コミどおりでした。手から落ちる心配が少なく、トレーニングにも集中しやすいといえます。
ただ、汗に濡れると指先が滑りやすくなる点は惜しいところ。比較したなかでもネオプレーン加工をはじめとしたソフトな感触の商品は、濡れた手だとしっかり握りにくい傾向がありました。
とはいえ、極端に手汗が多い人でなければほぼ問題なく使えるレベルです。手に汗をかきやすい人は、金属の表面に凹凸をつけるローレット加工が施された商品にも注目してみましょう。
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新品のダンベルは、鉄やゴムから生じるニオイが気になることがあります。ニオイ自体は放っておいても次第に消えていきますが、どうしても気になる場合は洗剤で洗うか、通気性がよい場所に置くのがおすすめです。購入時にニオイが気になった人はぜひ試してみてください。
アルインコ ノンスリップダンベル WBN303は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。値段は1,400~2,000円ほど(※執筆時点)と取扱店舗によって異なるため、購入の際は事前にリサーチしておくとよいでしょう。
最後に、触り心地や滑りづらさの評価がより高かった商品をご紹介します。
ニトリのダンベルは、フィット感のある握り心地を求める人におすすめ。握りやすい形状が特徴で、実際に使用したモニターから「余計な筋力を使わない感じ」など高く評価されました。筋トレ中にも手のひらが疲れにくいといえるでしょう。しっとりとした表面で触り心地がよい点も好評です。
エレコムのスリムダンベルは、手汗をかきやすい人にぴったりです。グリップの底面が指に引っかかることで滑りづらく、安定して使えます。狭い場所にも収納しやすい薄型の形状も魅力。2つ重ねて持つことで重量を増やせるため、ゆくゆく負荷を上げていきたい人も買いやすいでしょう。
重量 | 不明 |
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コーティング加工の種類 | ネオプレーン |
ローレット加工 | 不明 |
セット | 不明 |
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ニトリ ダンベルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量 | 2kg |
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コーティング加工の種類 | PVC |
ローレット加工 |
セット |
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エレコム エクリアスポーツ スリムダンベルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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