丸みをおびたフォルムと柔らかなカラーが目を惹く、ニトリ ダンベル。「滑りにくくて使いやすい」とインターネット上での評判はよいものの、本当に口コミどおりの商品なのかと気になって購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ニトリ ダンベルを含むダンベル全26商品を実際に使ってみて、握りやすさ・滑りづらさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
すべての検証は
マイベストが行っています
ニトリのダンベルは、手頃なものを探しているトレーニング初心者におすすめです。実際にモニターが持つと、グリップの中心から扇状に太くなる形状がしっかりフィットしました。比較したほかの商品には手のひらが痛くなるものがあったなか、しっとりした触り心地も好評。全体を包むように施されたネオプレーン加工が功を奏し、疲れにくく感じました。
モニターからは「握りやすく落ちないという安心感がある」との声もあがっています。余計な握力を使わないので、男女問わず使いやすいですよ。縦に握ってもずれにくいため、二の腕を鍛えるフレンチプレスなどのトレーニングも快適に行えるでしょう。
一方で、馬油を水で薄めた疑似汗を手のひらにつけて持ったところ、指先がツルツル滑ってしまいました。グリップを握り込めばある程度は防げますが、比較したほかの商品のなかにはまったく滑らないものも。「滑りにくい」との口コミに反し、たくさん汗をかくシーンにはやや不向きといえます。
とはいえ、フィット感と握りやすさは魅力。税込999円(※)のリーズナブルな価格や、思わず手にとりたくなるおしゃれなデザインも見逃せません。2つそろえて、早速トレーニングをはじめてみてはいかがでしょうか。
価格は執筆時点・公式サイト参照
ニトリ ダンベルは、トレーニング初心者でも使いやすい重量約2kgのダンベル。素材は鉄で、サイズは幅21×高さ6×奥行6cmとコンパクトです。製品には1年間の品質保証がついていますよ。
ダンベルには2種類あり、重さが決まっている固定式と重量を変えられる可変式に分かれます。本商品のような固定式は鍛える部位によって重量を変えられないものの、つくりが丈夫なのが利点です。
加えて、固定式ダンベルは可変式よりリーズナブルな傾向があります。本商品は1点での販売ですが、安価なので2個でもそろえやすいでしょう。
今回は、ニトリ ダンベルを含むダンベル全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、握りやすさの検証です。
男性2人・女性2人の計4人のモニターが各商品を実際に使用し、グリップの太さや形状・表面加工をチェックしました。
握りやすさはトップクラスの高評価を獲得。モニターからはグリップの中心から外に向かって太くなる構造が好評で、4人全員が「握りやすい」と口をそろえました。
「余計な握力を使わずに握れる」「軸が細いのでしっかり握れた」といった声が寄せられています。縦に握っても位置がずれにくく「心理的に落ちないという安心感がある」とのコメントも聞かれました。
表面には、合成ゴムの一種であるネオプレーン加工を採用。比較した商品には手のひらが痛くなるものもあったなか、しっとりした触り心地が高評価でした。トレーニング時に手が疲れるという人に、ぜひ試してほしい握り心地です。
<握りやすさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、馬油を水で薄めた疑似汗を手のひらにつけて、滑りづらさを検証しました。
比較した結果、金属を凹凸状に削ったローレット加工のほうが滑りにくい傾向に。初心者のうちは肌触りのよいネオプレーン加工を、中~上級者になったらローレット加工のダンベルに切り替えるのもよいでしょう。
新品のダンベルは、鉄やゴムのニオイが気になることがあります。使っていくうちに自然に消えていきますが、気になってトレーニングに影響する場合は、洗剤で洗うか、通気性がよい場所に置くのがおすすめです。
ここからは、ダンベルを使ったトレーニング方法についてご紹介します。効果的に体を作り上げるためには、正しいやり方とフォームを身につけることが大切。ぜひ、チャレンジしてみてください。
まずは、胸の筋肉を鍛えるダンベルプレスをご紹介。床やトレーニングベンチに仰向けになり、ダンベルを持つ両手を天井に向かって伸ばして大胸筋を鍛えます。
<手順>
1.両手にダンベルを持って、床またはトレーニングベンチに仰向けになる
2.膝は45度程度に曲げるか、伸ばしておく
3.しっかり胸を張り、両腕を天井に向かって伸ばす
4.伸ばした際に大胸筋に力を入れる
5.肘を曲げながらゆっくりと元の位置にダンベルをおろす
腕の可動域を広くしたいなら、床よりトレーニングベンチがおすすめ。床にヨガマットなどを敷くと体が痛くなりにくいですよ。
続いては、肩の筋肉を鍛えるサイドレイズです。ダンベルを両手に持ち、体の横に持ち上げることで三角筋を鍛えます。
<手順>
1.両手にダンベルを持って直立し、肘は8割程度伸ばした状態で固定する
2.背筋を伸ばしたまま、両腕を横に向かって開くように持ち上げる
3.肩の位置まで持ち上げたら、ゆっくりと元の位置におろす
動作中は、肘の角度や伸ばし具合を変えないことがポイントです。
最後は、二の腕の裏側の筋肉を鍛えるフレンチプレス。肘を耳の横に固定したまま、天井に伸ばして上腕三頭筋を鍛えます。
<手順>
1.手のひらで三角形を作る形でダンベルのプレート(重り)を持ち、直立する
2.肘を両耳の横あたりで固定し、ダンベルを後頭部付近に添える
3.肘の位置を変えずに、肘から先だけを天井に向かって伸ばす
4.伸ばし切ったら、ゆっくりと曲げながらダンベルを元の位置に戻す
ダンベルを元の位置に戻す際、二の腕に負荷を感じながら行ってみてください。
最後に、汗をかいてもあまり滑らなかったほかの商品をご紹介します。
アルインコ ノンスリップダンベルは、大きく握りやすいグリップが特徴です。ザラッとした素材が手にフィットし、疑似汗で手を濡らしても少し指先が滑った程度。中央が凹んでいてしっかり握り込め、両端の膨らみによってずり落ちる懸念もありません。モニターからも「手が疲れない」と好評でした。
滑りにくく扱いやすいものなら、エレコム スリムダンベルをチェック。ほどよい弾力としっとりした質感で、手にしっかりフィットしました。薄型のグリップは底に指が引っ掛かかり、手元が安定しますよ。重ねて使えば重さを調節できるので、だんだんと負荷を増やしたい人にぴったりです。
重量 | 約2kg |
---|---|
コーティング加工の種類 | PVC |
ローレット加工 |
セット | 不明 |
---|
アルインコ ノンスリップダンベル WBN303をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
重量 | 2kg |
---|---|
コーティング加工の種類 | PVC |
ローレット加工 |
セット |
---|
エレコム エクリアスポーツ スリムダンベルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。