ニオイ漏れ対策にこだわっているおむつ用ゴミ箱、日本育児 くるリット。インターネット上では高評価の口コミが多くみられる一方で、「袋の交換がスムーズにできない」「掃除がしづらい」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、日本育児 くるリットを含むおむつ用ゴミ箱全25商品を実際に使って、おむつの捨てやすさ・機能性・ニオイの漏れにくさ・手入れのしやすさ・年間コストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
日本育児のくるリットは、おむつの捨てやすさを重視する人におすすめです。比較したほかの商品には、おむつをゴミ箱内へ押し込まなければならないものもあったなか、本品はハンドルを持ち上げるだけでフタが開き、楽に捨てられました。赤ちゃんを抱っこした状態でも操作しやすいですよ。
袋の押さえが4つ付いたリングがあるため、ゴミ袋の交換も手間はかかりません。おむつを最大65枚も入れられたため、頻繁におむつ交換をする生後0〜6か月の赤ちゃんがいる家庭でも活躍します。
イヤなニオイが漏れにくいのも魅力です。実際に擬似使用済みおむつを入れて3日間放置してみても、専門家からは「密閉状態ではほとんどニオイは漏れない」と高評価を獲得。検証では金属製の商品ほどニオイ残りにくい傾向にありましたが、本品は樹脂製ながらニオイ移りもあまり気になりません。
一方で手入れにおいては、口コミどおりの結果に。丸洗いは可能ですが、高さが56cmと深いため、底まで手を入れて洗うのは難しいでしょう。市販のゴミ袋に対応しているものの、年間コストも11,017円と高めです。比較したなかには、年間コストを3,000円台に抑えられた商品もあり、評価は伸び悩みました。
おむつの捨てやすさやニオイの漏れにくさは大きな魅力ですが、手入れの楽さやランニングコストを重視したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
実際に日本育児 くるリットと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
日本育児 くるリットよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
くるリットは、手動でフタを開閉するタイプのおむつ用ゴミ箱。スリムな形状ながら、35Lと大容量なのが特徴です。
幅広いベビー用品を取り扱う、日本育児より販売されています。
フタには不快なニオイ漏れを防げるよう、特許を取得した独自のシリンダー方式を採用。フタを開けると内蔵したピストンが下に落ちてゴミ袋の口部分を覆うため、ニオイが外に漏れにくいと謳っています。
フタの捨て口部分に、ゴミ袋と本体の隙間を埋めるパッキンがついているのも魅力です。密閉状態でも、ニオイが広がらないよう工夫を施しています。
本体サイズは、幅28×奥行38×高さ83cm(ハンドルが真上のときの高さは90cm)。カラーは、フロスティホワイト・シルバーグレー・ライトグリーンの3色です。
なおシルバーグレーのみ、ゴミ袋ロール(目安:直径4.5×幅9cm以下)をセットできる収納ポケットを備えています。ゴミ箱とおむつ用の消臭袋を一緒に置いておけるのは便利ですね。
今回は、日本育児 くるリットを含むおむつ用ゴミ箱全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
まずは、おむつの捨てやすさ・機能性の検証です。
実際にMサイズのおむつを各商品に捨て、フタの開閉のしやすさ・おむつの入れやすさ・カートリッジやゴミ袋着脱のしやすさの3点に着目して評価します。
また抗菌や消臭加工などのニオイ対策の有無・フットペダルがついているかなど、使いやすさに関わる7つの機能がどれほど備わっているかも調べました。
おむつの捨てやすさは、高評価でした。フタは前方のハンドルを持ち上げるだけで、開閉できます。閉まるときはゆっくり降りていくため、音も気になりません。
比較したほかの商品には、ゴミ箱内へおむつを押し込まなければならないものもあったなか、本品は片手で楽に操作できました。赤ちゃんを抱っこした状態でもおむつを捨てやすいでしょう。
口コミでは「袋の交換がスムーズにできない」といった声もみられましたが、実際に使ってみると、フタについたリングにゴミ袋をセットするだけと手順は簡単でした。慣れてしまえば、手間をかけずに袋を交換できます。
35Lと大容量なのも利点です。検証ではおむつを65枚まで入れられたので、おむつ交換の頻度が多い生後0〜6か月頃の赤ちゃんがいる家庭にもおすすめですよ。
機能性の結果は、下記のとおりでした。
おむつの重みで袋が外れないよう、ゴミ袋をかけるリングには4か所の押さえがついています。しかしそれ以外の機能はなく、フットペダルやチャイルドロック付きの上位商品に比べると、つくりはシンプルです。
多機能なおむつ用ゴミ箱をお探しの場合は、ほかの商品もチェックしてみてください。
ニオイの原因となるアンモニア・うんち臭などを染み込ませた、疑似使用済みおむつを用意。まず各商品に4個捨て、それから1日に2個ずつ追加していき合計3日間放置します。
密閉時・開閉時のニオイ漏れ・おむつを取り除いたあとのゴミ箱内のニオイ移りを、臭気判定士の石川英一さんにチェックしていただきました。なお、開閉時は捨て口から1mの距離でニオイを嗅いでいます。
実際に嗅いでみたところ、密閉時はニオイ漏れを防げていました。フタを開閉するとややニオイを感じましたが、問題なく使い続けられるレベルです。
比較した商品内では、金属製に比べてニオイ移りしやすい傾向にあった樹脂製ですが、本品はフタ・本体ともにニオイはうっすらと残る程度。臭気判定士の石川さんからも「無臭ではないが、気にならない」との声が寄せられました。
メーカーの謳い文句どおり、しっかりとニオイ対策ができるため、リビングやキッチンへの設置を考えている人にも向いています。
次は、手入れのしやすさの検証です。中バケツの有無・重さ・本体の材質・フタの取り外しができるか・底まで掃除しやすいサイズかの5点に着目して、総合的に評価します。
中バケツはないものの、本体がPP・ABS樹脂製のため丸洗いできました。しかし樹脂製のわりに重量4.2kgと重く、持ち運びづらさを感じます。
フタが取り外せないうえに、高さ56cmとかなり深いのもネック。底までしっかり手を入れて洗えた高さ40cm程度の商品に比べると、手入れのしやすさはいまひとつです。「掃除がしづらい」との口コミどおりの結果となったため、こまめに洗浄したい人は軽量な商品を選ぶとよいでしょう。
最後に、年間コストの検証です。1日に10枚おむつを捨てることを想定し、おむつ用ゴミ箱本体・袋代を含めたコストを全商品で比較します。
なお2022年4月上旬の販売価格にて計算しているため、現行価格と若干異なる場合があります。
初年度にかかるコストは11,017円でした。市販のゴミ箱袋に対応しているものの、本体価格は税込9,800円(執筆時点/公式サイト参照)と高額。年間コスト50,000円超の商品もあったカードリッジタイプほどではないとはいえ、3,000円台で抑えられた商品に比べるとコストがかかります。
一方、容量70L以上のゴミ袋に対応しているのは魅力。おむつを最大65枚捨てられたため、自治体のゴミ回収頻度が少ない家庭にはぴったりですよ。
素材 | PP、ABS樹脂 |
---|---|
専用カートリッジあり | |
カートリッジ価格 | |
メーカー記載容量 | 35L |
入るおむつの枚数 | 65枚 |
年間コスト | 11,017円 |
良い
気になる
本体幅 | 28cm |
---|---|
本体奥行 | 38cm |
本体高さ | 83cm(取っ手が真上のとき:高さ90cm) |
本体重量 | 約4200g |
対応ゴミ袋サイズ | 70L以上 |
パッキンあり |
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日本育児のくるリットは、公式サイトのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトにて購入が可能です。検証結果を参考に、ぜひ購入を検討してみてください。
せっかくおむつ用ゴミ箱を使うのであれば、ニオイ漏れを徹底的に抑えたいですよね。おむつを捨てる前後にひと手間加えるだけで、ニオイは軽減できます。
まず固形のうんちは、おむつにそのまま包まずトイレに流しましょう。おむつ用の消臭袋や新聞紙を使うと、よりニオイが広がりにくくなります。ゴミ箱内に消臭剤を取り付ける・消臭スプレーや重曹を使うのも効果的ですよ。
おむつ用ゴミ箱の手入れは基本的に拭き掃除のみでOKですが、使い続けるうちにニオイ移りが気になることも。そんなときは、クエン酸と中性洗剤で丸洗いするのがおすすめです。
まずゴミ箱内にぬるま湯を溜め、クエン酸を1カップ投入して放置します。1時間ほど経過したらよくすすいでぬるま湯を捨て、中性洗剤でしっかりと洗ってください。洗浄後は、逆さにした状態で乾かします。
ただしゴミ箱の素材に金属が使われている場合は、サビが出る可能性があるため、丸洗いが可能か事前に確認しておきましょう。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
渡辺金属工業のOBAKETSU おむつ消臭ペールは、おむつ卒業後も使いやすいゴミ箱。簡単におむつを捨てられて、袋のセットもスムーズでした。肝心のニオイ漏れも気になりません。消臭剤ポケットもあり、しっかりニオイ対策ができますよ。比較的軽い素材なので、手入れの際の移動にも困りません。
適度な大きさで洗いやすい、エバン 防臭おむつペールも要チェック。捨て口が広いわりにニオイ漏れは少なく、ニオイ移りも最小限でした。おむつを37枚捨てられるほどの容量があり、交換頻度が多い新生児期にもうってつけです。市販の袋が使えるため、年間コストも3,647円と良心的ですよ。
素材 | 本体:トタン/取っ手:ひのき |
---|---|
専用カートリッジあり | |
カートリッジ価格 | |
メーカー記載容量 | 約12L |
入るおむつの枚数 | 27枚 |
年間コスト | 6,497円 |
良い
気になる
本体幅 | 21.7cm |
---|---|
本体奥行 | 21.7cm |
本体高さ | 45cm |
本体重量 | 1150g |
対応ゴミ袋サイズ | 15~20L |
パッキンあり |
オバケツ おむつ消臭ペールをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
素材 | プラスチック |
---|---|
専用カートリッジあり | |
カートリッジ価格 | |
メーカー記載容量 | 20L |
入るおむつの枚数 | 37枚 |
年間コスト | 3,647円 |
良い
気になる
本体幅 | 約23cm |
---|---|
本体奥行 | 約42cm |
本体高さ | 約31.5cm |
本体重量 | 1000g |
対応ゴミ袋サイズ | |
パッキンあり |
アスベル エバン防臭おむつペールをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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