格安SIMへの乗り換えを検討するときに、気になるのがSMSが使えるかどうか。低価格ながら高品質な通信ができるのがpovoの魅力ですが、SMSの料金や海外送信についてよくわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、povoのSMSの利用方法や料金について解説します。テキストメッセージが送れるサービスとして、プラスメッセージやキャリアメールについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後mybestに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
ほかの通信キャリア同様、povoでもSMSの利用は可能です。SMSとは電話番号だけでテキストメッセージのやりとりをする方法で、auと同じサービス内容をpovoでも利用できます。
送受信の文字数は、iPhoneや2017年以降に発売されたスマホの場合、全角で最大670文字、半角で最大1,530文字です。2017年以前のスマホの場合は、送信が全角最大70文字、半角最大160文字に制限されます(一部の端末では全角50文字・半角100文字の場合があります)。
相手の電源がオフになっていたり、圏外にいたりして、SMSが送信できなかった場合は、最大72時間、メッセージを繰り返し送信してくれます。
povoのSMS送信料は最低3.3円からですが、文字数や送信先が国内か国外かで料金が変わるので、金額をしっかり把握して利用しましょう。
国内送信は、全角70文字または半角160文字までの場合、1通3.3円です。全角134文字(半角306文字)までは6.6円。それ以上は全角67文字(半角153文字)増えるごとに3.3円ずつ加算されます。
海外の携帯電話にSMSを送る際は、全角70文字(半角160文字)までは1通100円です。全角134文字(半角306文字)までは200円。それ以上は全角67文字(半角153文字)増えるごとに100円ずつ加算されます。全角670文字(半角1,530文字)の場合、1通1,000円と高額なので、メールやLINEなどほかの連絡手段をおすすめします。
なお、povoのSMSの受信は無料です。国内からのSMSも海外からのSMSも、受け取る際に料金は発生しません。
+メッセージ(プラスメッセージ)も大手キャリア同様、povoでも利用できます。+メッセージとは電話番号で、テキストだけでなく写真やスタンプも送れる、SMSとメールのいいとこ取りをしたサービスです。
専用アプリのダウンロードするだけで利用でき、申し込みも月額利用料も不要。アカウントを作成する手間もありません。また、SMSは送信のたびに送信料が発生しますが、+メッセージはデータ通信を利用するので、通信料内で利用できるというメリットもあります。
全角2,730文字まで送れて、音声の送信も可能です。またau災害対策などの公式アカウントを登録しておくと、地域の自治体が発信する緊急速報メールも受信できます。
povoに関するよくある質問のなかから、キャリアメールと通信不良に関して解説します。
povoはキャリアメールの提供をしていません。ただし、他社で使っていたキャリアメールの持ち運びサービスを利用して、引き続きpovoで使用することは可能です。
持ち運びサービスの利用方法は各社だいたい同じで、解約から31日以内に申し込みが必要です。またメールアドレスの維持費が月額330円程度かかります。そのほか詳細は、各社の公式サイトなどで確認してください。
月額料金を節約したい人には、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールがおすすめです。スマホにアプリをダウンロードすれば、キャリアメール同様、手軽に利用できますし、タブレットやパソコンからもアクセスできます。
SMSの送受信ができない場合は、迷惑SMSブロックや通信障害の可能性があります。
povoには迷惑SMSブロックというサービスがあり、すべての契約者に無料で自動的に適用されています。これは迷惑SMSの疑いがあるものを自動で検知し、届かないようにする機能ですが、ごくまれに迷惑でないものがブロックされてしまうことがあるようです。もし設定を解除したい場合は、povoアプリで変更できます。
工事や自然災害で通信障害が起きている場合は、auの公式サイトにある「通信障害等に関するお知らせ」で確認できます。また「エリア」から、サービスエリア内にいるかも確認してみてください。
端末の動作不良の場合は一度電源を切り、再起動することでなおる可能性があります。SMSアプリが最新版でない場合も不具合が起こることがあるので、その場合はバージョンアップをしてください。
いずれの方法でもSMSの送受信ができない場合は本体の故障の可能性があります。povoは店舗対応がないので、端末を購入したお店に問い合わせてみるといいでしょう。
auの回線を使用していて、広い範囲で高品質な通信を実現していると評判のpovo。他社と比較して、具体的にどの程度の通信速度なのか興味のある人は、以下の記事を参考にしてください。
料金やサービス内容のほか、メリット・デメリットも詳しく解説しているので、自分がpovoに向いているかどうかの判断に、ぜひ役立ててください。
乗り換えや2台目の契約を検討している人で、povo以外の格安SIMについても知りたい人には、以下の記事がおすすめです。人気各社のプランをmybestが徹底検証しました。
大手キャリアとの比較や選び方のポイントも解説しているので、自分にぴったりのプランをぜひ見つけてみてください。
auが手がけるUQ mobileと、同じく大手キャリアのソフトバンクが提供するY!mobile。格安ブランドへの乗り換えを検討している人のなかには、UQ mobileとY!mobileのどちらかで悩んでる人もいるのではないでしょうか。自分に合ったサービスを利用するためにも、じっくり比較したいで...
格安SIM
お得な料金でスマホが使えるY!mobile。Y!mobileにはデータ繰り越しのサービスがあり、月によってデータ使用量にバラつきがあるときもギガを賢く使えます。Y!mobileのデータ繰り越しに関して、仕組みが気になっている人は少なくないでしょう。今回はY!mobileのデータ繰り越しをもっと...
格安SIM
データ通信を無制限で利用できるうえ、ポイントももらえてお得に利用できる楽天モバイル。LINEモバイルから乗り換えを検討しているものの、後悔や損をしないか不安を感じている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、LINEモバイルから楽天モバイルに乗り換えるメリットとデメリットについて解説します...
格安SIM
格安SIMの各社キャンペーンでは、iPhoneやAndroid端末がお得になる割引プランやポイントアップを展開しています。しかし、数が多すぎて自分ですべて調べるのは大変ですよね。そこで今回は、2025年5月時点で格安SIM各社の端末セットキャンペーンをiPhoneとAndroidに分けて一挙に...
格安SIM
auのオンライン専用ブランドであるpovo。安さと通信品質のよさに評判があり、海外でも利用したいと考えている人は多いでしょう。そこで今回は、povoの海外ローミング対応の現状について詳しく解説します。海外利用におすすめの格安SIMも紹介するので、乗り換えを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
格安SIM
通信料金を抑えてスマホが使える、povoとLINEMO(オンライン専用)。格安SIMの契約を検討している人のなかには、どちらにするか迷っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、povoとLINEMOを徹底比較します。それぞれがおすすめな人の特徴についても解説するので、どちらを選べばい...
格安SIM
都度データトッピングを購入して利用できる、カスタマイズ性の高さで注目されているpovo。しかし、他社とは料金形態が異なるので、データの繰り越しや購入のタイミングなど、具体的な利用方法がわからず困っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、povoでのデータ繰り越しや、通信量を無駄なく使...
格安SIM
プランや支払い方法のシンプルさが特徴のpovo2.0。契約を検討している人のなかには、クレジットカードで支払えるのか、口座振替ができるのかなど、povo2.0の支払い方法が気になっている人も多いのではないでしょうか。今回は、povo2.0で利用できる支払い方法を解説します。povo2.0に申し...
格安SIM
料金の安さと高品質な通信回線が魅力のpovo。ドコモからの乗り換えを検討している人もいるでしょう。しかし、ドコモからpovoに乗り換える手順が分からず、困っている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ドコモからpovoに乗り換える方法や、メリット・デメリットを詳しく解説します。よくある質...
格安SIM
独自の料金プランで注目を集めている、楽天モバイルとpovo。スマホの利用料金を抑えるために乗り換えを検討しているものの、どちらが自分に合っているのかわからず、迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、楽天モバイルとpovoそれぞれの特徴を比較しつつ、どのような人におすすめか解説しま...
格安SIM
スマホ料金の支払いを自身の使い方に合わせて自由にカスタマイズできる「povo」。その自由度の高さから、ほかの格安SIMからの乗り換えを検討している人も多いでしょう。そこで今回は楽天モバイルからpovoへの乗り換えにスポットを当てて、乗り換えの手順やポイント、注意点などを詳しく解説していきます。...
格安SIM
料金の安さや通信品質のよさで評判のahamoとpovo。それぞれにメリットがあるので比較が難しく、どちらに乗り換えたらいいか決めかねている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、ahamoとpovoを6項目に分けて徹底比較しました。料金・通信速度・キャンペーン・海外ローミングなどでの詳細な...
格安SIM
基本料金が0円と、そのリーズナブルさで注目を集めている格安プラン、povo。しかし開通手続きをしたものの、うまく電話が繋がらないと焦ってしまいますよね。設定を間違えたのか、電波状況が悪いのかなど不安になることもあるでしょう。そこで今回は、povoのデータ通信が繋がらない・電話できないというとき...
格安SIM
契約手数料も基本料も0円と、初期費用が一切かからないのが魅力の格安プラン、povo。他社からの乗り換えを検討しているものの、乗り換えたほうがお得なのか、判断に迷う人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、povoに乗り換えた場合の料金をケース別にシュミレーションし、乗り換えるべきかどうかにつ...
格安SIM
auが提供している格安スマホプランのpovo。スマホの料金を節約したい人に人気のプランですが、十分なサポートが受けられるか気になっている人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、povoの問い合わせ方法について詳しく解説します。povoの利用を検討している人は使い勝手の参考にしてみてください。
格安SIM