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povoの料金をシュミレーション!乗り換えて本当にお得になる?

povoの料金をシュミレーション!乗り換えて本当にお得になる?

契約手数料も基本料も0円と、初期費用が一切かからないのが魅力の格安プラン、povo。他社からの乗り換えを検討しているものの、乗り換えたほうがお得なのか、判断に迷う人もいるのではないでしょうか。


そこで今回は、povoに乗り換えた場合の料金をケース別にシュミレーションし、乗り換えるべきかどうかについて解説します。最後まで読むと乗り換えで得する人・損する人もわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。

2025年05月09日更新
高山健次
ガイド
元携帯電話販売員/マイベスト 通信会社・通信キャリア担当
高山健次

大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後mybestに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。

高山健次のプロフィール
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目次

格安SIM(格安スマホ)おすすめTOP5

1

KDDI Digital Life

povo
4.76
povo

小〜大容量すべての人におすすめ。サブ回線にも筆頭候補

2

ソフトバンク

LINEMO(オンライン専用)
4.68
LINEMO(オンライン専用)

通信速度・電波・安さ良好でコスパ抜群。3〜10GBは階段制なので注意

3

日本通信

日本通信SIM
4.58
日本通信SIM

群を抜いた料金の安さ。サブ回線での契約がとくにおすすめの格安SIM

4

LogicLinks

LinksMate
4.54
LinksMate

料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える

5

オプテージ

mineo
4.49
mineo

取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け

まずはpovoの料金プランを把握しておこう

まずはpovoの料金プランを把握しておこう

povoの料金プランは、月額基本料金は0円で、必要なトッピングを追加購入する仕組み。「ゼロから自分で作る」をキャッチフレーズに、各自の使い方に応じてアレンジできるのが特徴です。

基本料0円のままでも最大128kbpsの通信回線を利用でき、メールやLINEのテキストのやりとり程度なら行えますが、高速通信を利用するためにはデータトッピングが用意されています。追加できるデータトッピングの詳細は以下のとおりです。


  • データ使い放題/24時間:330円(税込)

  • データ追加 1GB/7日間:390円(税込)

  • データ追加 3GB/30日間:990円(税込)

  • データ追加1GB/180日間:1,260円(税込)

  • データ追加 20GB/30日間:2,700円(税込)

  • データ追加 60GB/90日間:6,490円(税込)

  • データ追加 300GB/90日間:9,834円(税込)

  • データ使い放題/7日間 12回分:9,834円(税込)

  • データ追加 150GB/180日間:12,980円(税込)

  • データ追加 120GB/365日間:21,600円(税込)

  • データ追加 300GB/365日間:24,800円(税込)

  • データ追加 360GB/365日間:26,400円(税込)


通話料金は22円/30秒、SMSの送信は70文字まで1通3.3円で、受信は無料です。通話のトッピングとしては、5分以内の通話がかけ放題で月550円と、完全かけ放題で月1,650円の2種類が用意されています。

格安SIM各社とpovoの料金を比較

ahamo・LINEMO・楽天モバイル・Y!mobile・UQ mobileの5社とpovoの料金を比較してみましょう。

ahamoとpovo:基本的にはpovoへの乗り換えがお得。通話するならahamoも要検討

ahamoとpovo:基本的にはpovoへの乗り換えがお得。通話するならahamoも要検討

基本的には、ahamoよりもpovoのほうが料金が安くすむでしょう。ahamoで一番安いプランは30GBで月2,970円。データをあまり使わない人には、3GBで990円のpovoがお得です。


また、データをたくさん使う人もpovoに乗り換えたほうが料金を抑えられる可能性があるでしょう。povoでデータ使い放題のトッピングした場合、7日間12回分が9,834円で1か月間あたりで考えると3,278円になります。ahamoの大容量プランである110GB/4,950円よりもお得です。


ただし、通話量が多い人は、ahamoにも注目してください。ahamoは、30GB・110GBどちらのプランを選んでも5分以内の通話がかけ放題です。一方povoは、5分以内通話かけ放題なら月額550円、無制限の通話かけ放題は月額1,650円がかかるので注意しましょう。

LINEMOとpovo:20GBまで使うとpovoのほうが安い

LINEMOとpovo:20GBまで使うとpovoのほうが安い

LINEMOとpovoを比較すると3GBまでなら同じ、20GBまでの利用は僅差でpovoのほうがお得です。


LINEMOは、3GBまでのミニプランが月額990円、20GBまでのスマホプランが月額2,728円です。3GBまでの使用なら両社同じ価格。しかし20GBになるとpovoは2,700円なのでわずかながら安くなります。


ただし、LINEMOにはLINEギガフリーというサービスがあり、LINEをいくら使ってもデータ使用量に加算されません。画像や動画の送受信もLINE通話もギガを消費しないので、スマホでLINEの利用頻度が多い人にはLINEMOのほうが使い勝手がよいでしょう。


またpovoは購入したデータを使い切ると回線速度が128kbpsに落ちますが、LINEMOのスマホプランはデータ量超過後も1Mbpsで利用可能。1Mbpsあるとサイトの閲覧や低画質の動画なら視聴できるので、LINEMOかpovoで迷ったら、この点も検討材料に入れてみてください。

楽天モバイルとpovo:データ使用量にムラがあるならpovoのほうが安い可能性も

楽天モバイルとpovo:データ使用量にムラがあるならpovoのほうが安い可能性も

月々のデータ使用量にムラがあるなら、povoに乗り換えたほうがお得になるケースがあります。povoは自分で使うぶんだけデータ容量を追加できるため、価格を抑えられる可能性があるでしょう


楽天モバイルの料金プランは、毎月のデータ使用量に応じて金額が変わる従量制。3GBまでは1,078円、20GBまでは2,178円、それ以上はデータが無制限に使えて3,278円です。


一方povoは、30日間3GB/990円や、180日間150GB/12,980円と使用量にあわせて組み合わせを自由に変えられるので、あまりデータを使わない月は価格を抑えられます。


データを無制限に使いたい場合は、楽天モバイルもpovoも料金は変わりません。povoの場合、データ使い放題のトッピングで7日間12回分/9,834円。1か月あたりに換算すれば3,278円で、楽天モバイルと差はありません。


ただし、楽天モバイルのデータ無制限は、楽天回線のカバーエリア内のみです。エリア外でのデータ使用量は5GBまでに制限され、超過した場合は最大1Mbpsに減速されます。楽天モバイルのデータ無制限を使用する場合は、生活圏が楽天エリア内かどうかを確認してください。

Y!mobileとpovo:家族割を利用するならY!mobileへの乗り換えがおすすめ

Y!mobileとpovo:家族割を利用するならY!mobileへの乗り換えがおすすめ

基本料金で比較するとY!mobileよりpovoのほうが安いものの、家族割を利用する場合はY!mobileに乗り換えたほうがお得です。


Y!mobileのシンプルSは3GBまで使えて2,178円ですが、家族割なら990円。15GBまで使えて3,278円のシンプルMは、家族割をつけると2,090円。親子割なら2回線目以降は最初の1年間が990円と、子どものいる家庭には非常にお得です。


1番容量の大きいシンプルLは25GB使えて、通常価格の4,158円にすべての割引をつけると1,870円。povoの180日150GB/12,980円のプランは、ひと月あたり25GB使えて2,163円の計算なので、割引適用前の月額はY!mobileのほうが倍近く高いものの、すべての割引を適用するとpovoのほうが約300円高くなります。


Y!mobileの家族割は1人で2回線契約しても適用されるので、複数回線の契約を予定している人は、検討してみるとよいでしょう。

UQ mobileとpovo:料金の安さではデータ容量にかかわらずpovoがお得

UQ mobileとpovo:料金の安さではデータ容量にかかわらずpovoがお得

料金の安さで比較すれば、断然povoがおすすめUQ mobileの月額料金は、3GB/1,628円、15GB/2,728円、25GB/3,828円の3種類で、どのプランもpovoより高い料金設定です。


しかし、自宅のネット回線と一緒に利用すると、3GB/990円・15GB/2,090円・25GB/2,970円となり、15GBまではUQ mobileのほうがお得になります。またUQ mobileでは余ったデータを翌月に繰り越すことが可能さらに、povoは加入も問い合わせもネット対応のみですが、UQ mobileは取扱店が全国に2,700店舗以上あります。


申し込みや機種変更などを店頭で相談したい人や、自宅回線と一緒に利用する人にはUQ mobileもひとつの選択肢になるでしょう。

auから乗り換えた場合の比較シミュレーションもチェック

auからの乗り換えを検討している人へ、各プランの料金比較を紹介します。

auの使い放題MAX 5G/4G:povoへの乗り換えで料金が安くなる

auの使い放題MAX 5G/4G:povoへの乗り換えで料金が安くなる

auの使い放題MAXを利用している人は、povoに乗り換えると価格を抑えられます。auの使い放題MAXは月額7,238円です。一方povoのデータ使い放題トッピングには7日間12回分/9,834円のプランがあり、1か月あたりで考えると3,278円になります


auの使い放題MAXの場合、家族割や自宅のネット回線との併用、au PAYカードでの支払いといったすべての割引を適用した場合は4,928円になりますが、価格の面ではpovoがお得です。

auのピタットプラン・スマホミニプラン:povoに乗り換えたほうが安くなる

auのピタットプラン・スマホミニプラン:povoに乗り換えたほうが安くなる

auの従量制プランを利用している人は、povoに乗り換えたほうが利用料金が安くなります。


2023年1月に新規受付が終了したピタットプランは、1GB/3,465円〜7GB/6,765円の間で、使ったデータ使用量に応じて料金が変わる従量制です。新プランのスマホミニプランも同じく従量制で、1GB/3,465円〜4GB/6,215円。すべての割引を適用した場合は、1GB/2,178円・2GB/3,278円・3GB/4,378円・4GB/4,928円です。


povoは3GB/990円や20GB/2,700円などの多様なトッピングから選べますが、どの料金設定で比較してもauのほうが高い結果に。とにかく利用料金を抑えたい人にはpovoがおすすめです。

povoに乗り換えて損をする人・得をする人の特徴は?

ここまで紹介した料金シミュレーションを総合して、povoに乗り換えることで損する人と得する人を解説します。

損をする人:家族で使いたい人

損をする人:家族で使いたい人

家族割を使いたい人は、povoに乗り換えると損をする可能性があるので注意が必要です。


また、povoには家族割などの割引プランがありません。子どもも含めて家族全員で利用する場合は、Y!mobileなど割引プランが充実している会社のほうが安くなる可能性があるので、利用方法に合わせてしっかりとシミュレーションしてください。


さらにもう一点、povoには店舗対応がなく、申し込みや相談をすべてネット上で行わなければいけないので、ネットの操作に不慣れな人や対面でサービスを受けたい人にも、povoは向いていないでしょう。au・Y!mobile・UQモバイル・楽天モバイルなど、全国に店舗があるサービスのなかから選ぶのがおすすめです。

得をする人:とにかく節約したい人や月ごとにデータ使用量に違いがある人

得をする人:とにかく節約したい人や月ごとにデータ使用量に違いがある人

povoに乗り換えることで得をするのは、データ通信量が少ない人や、月ごとのデータ使用量にばらつきがある人です。


スマホの使用がメールやLINEのやりとり中心の人は、基本料0円のまま利用可能です。データ通信は自宅や職場のWi-Fiを利用し、通話はかかってきた電話に出るだけなら、追加料金が発生することなく、快適に使えるでしょう。また、30日間で3GB/990円は他社と比較しても最安水準。とにかく携帯料金を抑えたい人にはpovoがおすすめです。


さらに月ごとのデータ使用量にばらつきがある人には、180日間で150GBといったプラン設定は非常に便利。何GBのプランに加入すべきか悩むこともなく、加入プランに合わせて月々のデータ使用量を調整する必要もありません。

povoの料金プランに関する注意点

最後にpovoを利用する際の注意点を2つ解説します。

データ容量ごとに使用期限が設定されている

データ容量ごとに使用期限が設定されている

povoのトッピングは期限が過ぎると利用できないので注意が必要です。


トッピングは24時間・7日間・30日間・365日間などそれぞれ使用期限が決められています。ギガを使いきれなかった場合、繰り越しなどはできないので気をつけてください。購入代金を無駄にしないよう、必要な使用量をよく考えて計画的に購入するといいでしょう。

180日間トッピングをしないと利用停止に

180日間トッピングをしないと利用停止に

povoは基本料0円の状態でも利用可能ですが、永久無料ではないので注意が必要です。


利用開始から180日間、もしくは購入したトッピングの有効期限が過ぎた翌日から180日間に、1度も新たなトッピングの購入がない場合は利用停止に。その後さらに30日間、トッピングの購入がないと契約解除になるので、気をつけましょう。


ただし、通話料とSMS送信料の合計額が660円を超えている場合は、引き続き利用可能です。利用停止の際はメールかSMSで通知が来るので、電話番号が失効しないように、トッピング購入などでの対応が必要です。

povoに乗り換えた場合の料金を把握できたら申し込みの検討も

povoに乗り換えた場合の料金について詳しく理解できましたか?

この記事で乗り換えた場合の料金の疑問を解消できたなら、以下のリンクからpovoに申し込んでみましょう。

povo以外の格安SIMを比較してみるのもおすすめ

povo以外の格安SIMについても知りたいという人には、以下の記事がおすすめです。人気各社のプランを、通信速度・料金の安さ・サポート体制・電波のつながりやすさの4項目で、比較検証しました。


マイベストが最もおすすめする格安SIMも決定しているので、ぜひ参考にして自分に合ったプランを見つけてみてください。

格安SIM(格安スマホ)おすすめTOP5

1

KDDI Digital Life

povo
4.76
povo

小〜大容量すべての人におすすめ。サブ回線にも筆頭候補

2

ソフトバンク

LINEMO(オンライン専用)
4.68
LINEMO(オンライン専用)

通信速度・電波・安さ良好でコスパ抜群。3〜10GBは階段制なので注意

3

日本通信

日本通信SIM
4.58
日本通信SIM

群を抜いた料金の安さ。サブ回線での契約がとくにおすすめの格安SIM

4

LogicLinks

LinksMate
4.54
LinksMate

料金プランが豊富。カウントフリーオプションでお得に使える

5

オプテージ

mineo
4.49
mineo

取り扱い回線の多さは魅力。マイそくプランはサブ回線向け

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