象印マホービン ホットプレート EA-HA30-HZは、大人数でのパーティーに使いたい人におすすめです。「火力が弱い」との口コミに反して、火力の満足度では比較した電気式の商品のなかでもトップクラスの評価を獲得(※2024年12月時点)。実際にたこ焼きを作ると、5分ほどでこんがりと焼き色がつきました。穴の数は30個と多いため、一度にたくさん作れますよ。メーカーが推奨する予熱時間は6分とやや長めですが、プレートは端の列まで加熱されており、焼きムラはほとんどみられませんでした。140〜250℃の範囲で設定できる温度調節機能を搭載しているのもうれしいポイントです。温度はつまみを操作するだけで調節でき、自分好みの焼き色に仕上げやすいでしょう。穴の直径は43mmとやや大きめなため一度で返すのは難しいですが、串ガイドに沿えば生地を簡単に切り分けられます。また本体ガードはプレートよりも数ミリ高く設計されており、安全面にも配慮されていました。調理中に腕が触れてやけどをするリスクを減らせるため、子どもとも一緒に使いやすいですよ。手入れにも手間はかかりません。比較した電気式の商品にはプレートと本体が一体化しており、汚れをきれいに落としにくいものもあったなか、プレート・周囲の本体ガードは取り外して洗えました。清潔に使い続けられるため、たこ焼き器をよく使う人にもぴったりです。たこ焼きプレートのほかに、深型穴あき焼肉プレート・深型平面プレートが付属しているのも魅力。焼肉・お好み焼きなどさまざまなメニューを作れ、ホームパーティにも活躍します。たこ焼きの仕上がりはもちろん、使い勝手もよいので、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>きれいな焼き色のたこ焼きをたくさん作りたい人家族や友人とのパーティーで使いたい人手入れに手間をかけたくない人<おすすめできない人>すばやく調理をはじめたい人
BRUNO コンパクトホットプレート BOE021は、高火力で食材をサッとおいしく焼けるのが魅力です。実際に食材を焼いてみたところ、肉も野菜も効率よくスピーディーに焼けました。プレートの熱ムラもあまりなく、豚肉はカリッと香ばしく、野菜も旨味や甘みが残して焼きあげられますよ。一方で、プレートの汚れが落としにくいのは惜しいポイント。表面にフッ素樹脂加工はされてるものの、スポンジでゴシゴシとこすらないと汚れが落ちませんでした。使ったあとはあまり放置せず、すぐに洗った方がよいでしょう。煙の多さやにおい残りも気になりました。火力が強いと煙やにおいも生じやすいので、使用中はこまめに換気するようにしましょう。油も周りに飛び散りやすいので、食材から出た油はこまめに拭きとってください。販売価格は、執筆時点で税込10,450円(公式サイト参照)。おしゃれなデザインかつ省スペースという点は魅力なので、デメリットが気にならないならぜひ購入をご検討ください。一方、煙や油跳ねの多さ・後片付けの手間が気になる人は、ほかの商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
アイリスオーヤマのPHP-1002TCは、さまざまな料理を大人数で楽しみたい人におすすめです。たこ焼きプレートと、比較したなかでは珍しい深型のプレートが付属している点が特徴。焼肉やたこ焼きはもちろん、チーズフォンデュやアヒージョ・鍋料理など多彩な調理が可能です。火力が強いこともポイント。比較したなかには200℃に達するまで平均8分かかる商品もあったのに対し、こちらは平均2分40秒で加熱が完了しました。最高温度まで加熱したプレートの表面をサーモグラフィカメラで確認したところ、熱ムラもほとんど気になりません。「四隅の温度が少し低いので、加熱にムラが出る」との口コミに反し、どこに置いてもおいしく焼き上がりますよ。実際に牛カルビを焼くと、水蒸気レベルの煙が出ましたが許容できるレベルです。臭気判定士の石川さんに使用後の室内のにおいと布への付着臭をチェックしてもらったところ、「室内に脂っこいにおいや焼き油のにおいが少し残るが、布への付着臭はほぼ抑えられている」と評されました。使用後に換気をすれば、煙やにおい残りは気になりにくいでしょう。「温度調整が細かくできる」との口コミどおり、5段階で温度の調節が可能です。比較した一部商品は非搭載だった保温機能付きで、温かいまま食事をゆっくりと楽しめます。しかし、細かい油はねは目立ちました。プレートは水洗いできますが、手入れはやや手間に感じるでしょう。デザイン性が高いだけでなく、さまざまな調理に活用できる便利な1台です。機能性も兼ね備えているので、ホットプレート選びに迷ったら、ぜひ検討してください。<おすすめの人>焼肉・たこ焼き・鍋など、さまざまな料理を楽しみたい人熱ムラが少ない商品を探している人デザイン性を重視したい人<おすすめできない人>手入れのしやすさを重視する人
結論からいうと、岩谷産業 カセットガスたこ焼器 炎たこⅡは、たこ焼きの仕上がりにこだわりたい人におすすめです。実際に作ったたこ焼きは表面がカリッとしており、中はトロッとした食感が楽しめました。出汁や具材の旨味が引き立ち、今回比較したなかではトップレベルのおいしさです。あたたまるまでに4分以上かかった商品も多かったのに対し、1分39秒で200℃に到達し火力の強さは圧倒的。U字型のバーナーが使われているため、中央2列はあたたまり方が控えめですが、使いにくく感じるほどではありません。穴の周りに格子状の溝がついており、生地の量がかたよりにくいのもよい点です。火力は3段階で変えられるので、好みの食感に合わせて調節できます。また、生地がプレートにくっつきにくく、スムーズにひっくり返せるのも魅力です。使ったあとは、プレートの裏に凹凸がなく表面がなめらかなため、楽に汚れを洗い流せました。手入れの簡単さを重視したい人にもよいでしょう。公式サイトでの値段は、執筆時点では税込7,981円です。気になる人は、ぜひ検討してみてくださいね。
杉山金属 たこ焼き工場トントン KS-2614は、まんべんなく火が通った、おいしいたこ焼きを作りたい人におすすめ。実際に使うとどの穴にも均一に熱がまわり、12個のたこ焼きが同時に焼き上がりました。比較した商品には端がなかなか焼けないものもありましたが、熱ムラはほとんどありません。たこ焼きのサイズは、約45mmの大玉。試食したモニター6名からは、「形がきれいで、中はふんわり」「タコのコリッとした食感も楽しめる」と満足度の高いコメントが集まりました。インターネット上に「おいしいたこ焼きが作れる」という口コミがあるのにも頷けます。熱源は電気式で、温度調節機能付きです。「スイッチを入れるとすぐ熱くなる」との口コミに反し、200℃に達するのにかかった時間は5分20秒とやや遅め。比較した同じ電気式の商品には3分程度で到達したものもありました。待ち時間を減らすなら、材料を準備する前に予熱をしておくとよいでしょう。自動でたこ焼きをひっくり返す、自動返し運転機能の使い勝手もいまいちです。生地の量が多かったりプレートが十分熱くなっていなかったりすると、生地がくっついたままに。スルンとひっくり返るとはいえず、使い慣れるのにややコツがいりそうです。プレートは分解すると16パーツあり、「手入れが大変」という口コミどおり、洗うのに時間がかかりました。公式サイトでの販売価格は、税込11,000円(執筆時点)。たこ焼きのおいしさにこだわる人には向いていますが、使い勝手・洗いやすさも重視する人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
この商品は、コンパクトで気軽に使えるホットプレートをお探しの人におすすめ。温まるのが早く、電源を入れてからわずか2分29秒で200℃に到達しました。全体を均一に加熱できる点も好印象です。白いセラミックコートプレートは焦げ付きが目立ちますが、洗えば簡単にきれいになりました。たこ焼きプレートやフタもついているので、いろいろな料理に挑戦できますよ。ただし、本体とプレートの隙間が広いので具材を落とさないよう注意が必要です。一度に調理できる量も少ないので、3人以上で使いたい場合は避けたほうがよいでしょう。丸いフォルムがかわいらしく、置いておくだけでテンションが上がるアイテムです。少人数用のホットプレートを探しているなら、ぜひ候補の1つに加えてみてください。