ウルトラスリムパネルデザインを採用した15.6インチのモバイルモニター、Lenovo L15 66E4UAC1JP。ネット上の口コミでも「見た目がスタイリッシュ」「デスク上を邪魔しない適度な大きさ」と評判ですが、実際の見え方や使い勝手がどうなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のモバイルモニターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、モバイルモニター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
テレビ・プロジェクターなどの映像家電や、ノートパソコンやプリンターなど家電全般の比較・コンテンツ制作を経験し、家電チームのマネージャーに就任。キャリブレーションソフトを用いたテレビ・プロジェクターの画質測定を設計したり、ノートパソコンのベンチマークテストに取り組んだりしてきた。「ユーザーにとってベストな選択体験を提供する」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
Lenovo L15 66E4UAC1JPは、色の正確さにこだわる人におすすめです。色味のズレを測定した結果は2.97dEと、比較した大半の商品が4~7.94dEに達したなかトップクラスの精度でした。色味の違和感を抱きにくいうえに、BT.2020の58.67%をカバーしており色域も広く、PCモニター並みの性能。輝度の調整幅は広いとはいえませんが、極端に明るい場所・暗い場所でない限り見にくく感じることはなく、快適に使えるでしょう。
画面は15.6インチと大きめながら、重量889gと軽量で持ち運びしやすいのも魅力です。形状はキックスタンド型で、背面の支柱を折るだけで設置が可能。角度は0~90度の間で無段階に調節でき、安定感もありました。自宅・職場などいろいろなところでサッと見やすい角度に合わせられ、大画面で効率的に作業できます。
パススルー給電に対応し、Type-Cケーブル1本で給電・出力が可能です。比較したなかには出力が20W程度の商品もありましたが、本商品は41Wの高出力でノートPCへしっかり充電しながら使えます。Type-C端子は背面にあるので、配線もすっきりまとめやすいでしょう。Switchの出力にも対応し、ゲームまで楽しめます。
しかし、スピーカー非搭載な点が人によってはネックになるかもしれません。また、価格も24,800円(※2024年12月時点・公式サイト参照)と比較したなかでは高額です。とはいえ、価格に見合ったモニター性能を備え、使い勝手・持ち運びやすさにも優れるので、スピーカーが不要ならぜひ検討してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
Lenovo L15 66E4UAC1JPは、解像度フルHD(1920×1080)の15.6インチモバイルモニターです。IPS WLED液晶を搭載し、最大発色数は1,670万。上左右のベゼル幅が狭い三辺狭額縁と、背面の突出をなくしたウルトラスリムパネルデザインを採用しています。
ディスプレイは高さを10mm・角度を0~90度の間で調整が可能です。VESA規格の100mmマウントに対応しており、モニターアームへ取り付けて使うこともできます。付属品は、USB Type-Cケーブル・スリーブケースの2点です。
販売元のLenovo(レノボ)は中国のPCメーカー。世界180以上の地域で製品を展開しており、PCの出荷台数は5億台を突破しました。モバイルモニターでは、最大約1677万色カラーに対応したThinkVision M15、解像度2240×1400のThinkVision M14dなども販売しています。
人気のモバイルモニターを比較検証したところ、Lenovo L15 66E4UAC1JPには4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
ただし、明るさの調整幅は広いとはいえません。黒と白が混在する画面表示にし、白の最大輝度を測定すると、185.76cd/m2を記録。比較した全商品の平均253cd/m2(※2024年12月時点)よりも暗い数値でした。極端に明るい場所だと、画面が暗くて見えにくい可能性があります。
一方で白の最小輝度は34.01cd/m2と、比較した全商品の平均18cd/m2(※2024年12月時点)を上回る明るさに。照明から離れた暗い場所だと、画面を眩しく感じる可能性があります。とはいえ、一般的な室内灯の環境下であれば見にくく感じる心配は少なく、快適に使えるでしょう。
15.6インチと大きめのディスプレイを搭載しながら軽量で、持ち運びしやすいのもうれしいポイントです。高精度はかりで重量を測定したところ、889gを記録しました。
比較した同じ画面サイズの商品のなかには重量が1kgを超える商品があったことをふまえると、軽量といえます。カバンに入れても重さが気になりにくいので、外出先でも大きな画面で効率的に作業したい人におすすめです。
Lenovo L15 66E4UAC1JPにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
重量 | 889g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
幅 | 36.0cm |
---|---|
奥行 | 10.8cm |
高さ | 24.6cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 58.7% |
色の正確さ | 2.97dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(白) | 186cd/m2 |
最小輝度(白) | 34cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット | |
インターフェース | USB Type-C×2 |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 41W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Lenovo L15 66E4UAC1JPは、Lenovoの公式サイトから購入できます。価格は24,800円(※2024年12月時点)です。会員登録をすれば、製品購入時に使用できるポイントが貯まりますよ。
そのほかの取扱店舗は、Amazonや楽天市場などの大手ECサイト、ヨドバシカメラ・ビックカメラなどの家電量販店です。サイトによって価格や送料は異なるので、比較してお得に購入できる店舗を探してみてくださいね!
最後に、Lenovo L15 66E4UAC1JPとは違いスピーカーを搭載している商品をご紹介します。購入を迷っている人は参考にしてみてくださいね。
スピーカー付きでタッチ操作にも対応する、SculptorのM156LRUに注目!スピーカーから出る音は太く、伸びや輪郭もある程度表現できており迫力がありました。画面は色鮮やかで、視認性にも優れています。色域が広く、色の誤差も小さめ。価格は2万円台ですが、仕事だけでなくゲーム・動画鑑賞にも使いやすいでしょう。
予算を抑えてスピーカー付きの商品がほしいなら、VisionOwlのモバイルモニターがおすすめです。価格は2万円台前半ながらスピーカー性能が高く、前後に広がるような臨場感がありました。画面は14インチで明るさの調整幅も広いので、極端に明るい場所でない限り見やすいでしょう。重量585gなので持ち運びにも便利です。
重量 | 1067g |
---|---|
モニターサイズ | 15.6インチ |
表面処理 | グレア |
解像度 | 4K |
良い
気になる
幅 | 35.58cm |
---|---|
奥行 | 1.3cm |
高さ | 22.45cm |
アスペクト比 | 16:9 |
色域の広さ | 70.2% |
色の正確さ | 5.60dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 不明 |
最大輝度(白) | 260cd/m2 |
最小輝度(白) | 12cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット | |
インターフェース | miniHDMI、USB Type-C、イヤホンジャック |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 45W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント |
Sculptor 15.6インチモバイルディスプレイ M156LRUの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
重量 | 585g |
---|---|
モニターサイズ | 14インチ |
表面処理 | ノングレア |
解像度 | フルHD |
良い
気になる
幅 | 31.8cm |
---|---|
奥行 | 0.9cm |
高さ | 19cm |
アスペクト比 | 16:10 |
色域の広さ | 62.5% |
色の正確さ | 6.62dE |
コントラスト比(メーカー公表値) | 1000:1 |
最大輝度(白) | 268cd/m2 |
最小輝度(白) | 10cd/m2 |
フリッカーフリー | |
ブルーライトカット | |
インターフェース | miniHDMI、Type-C、3.5mmイヤホン(※DP ALT MODE(映像出力)に対応しないスマホは変換器が必要。※iPhoneとの接続はlightning-HDMI変換器が必要。) |
インターフェースの配置 | 背面 |
Type-C給電機能 | |
Type-C給電の出力 | 40W |
Type-C出力機能 | |
タッチパネル対応 | |
Switch映像のUSB出力可能 | |
VESAマウント |
VisionOwl モバイルモニター 14インチの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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