おしゃれなデザインが話題の全自動コーヒーメーカー、BRUNO(ブルーノ) コンパクトミル付きコーヒーメーカー。インターネット上では「洗いやすい」と評判です。しかし、「コーヒーの温度が低い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の全自動コーヒーメーカーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、全自動コーヒーメーカー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
BRUNO コンパクトミル付きコーヒーメーカーは、簡単操作でハンドドリップのような味を楽しみたい人におすすめです。コーヒーを試飲した10人のモニターからは、「酸味・苦味のバランスがハンドドリップとほぼ同等」などバランスの取れた味わいが好評。比較したほかの商品には、味やコクが薄いものが多くあったのに対し、手淹れしたような味に仕上がりました。
抽出時間の速さも、比較した商品内でトップクラスです。コーヒー2杯分の抽出にかかった時間は3分24秒とスピーディ。比較した全商品の平均約4分55秒(※執筆時点)を大幅に下回り、忙しい朝でも使いやすいでしょう。挽き目も2段階から選択でき、気分や好みに合わせて調整できますよ。
操作のしやすさも優秀です。豆や水を入れる場所がわかりやすく、抽出するまでに押すボタンは2つのみとシンプル。比較した商品には調節機能が多くて説明書を見なければ使いにくいものがあったなか、「誰でも簡単に操作できる」との声が多数聞かれました。
お手入れ面では、「洗いやすい」との口コミ同様、給水タンクとミルを水洗いできるのが利点。ただ内部洗浄機能はなく、紙フィルターも使えません。比較した紙フィルターに対応し、使用後は粉ごと一緒に捨てられた商品と並ぶと、金属フィルターを丁寧に洗う必要があるのがネックです。
「コーヒーの温度が低い」との口コミがありましたが、保温力もいまひとつ。抽出直後の75.2℃に対し、1時間後には58.4℃まで低下しました。豆を挽く際の音も91.2dBとかなり大きく、使う時間帯やシーンを選ぶでしょう。値段は1万円ほどと比較したなかでは安く、味わいも高価格帯モデルと遜色なし。とはいえ保温力・静音性を重視するなら、ほかの商品も検討してください。
実際にBRUNO コンパクトミル付きコーヒーメーカーと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ全自動コーヒーメーカーと、ハンドドリップで淹れたコーヒーに近い味わいか・味わいの調節のしやすさ・清潔な状態の保ちやすさ・保温力の高さ・操作のしやすさ・稼動音の大きさ・抽出にかかる時間それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
BRUNO コンパクトミル付きコーヒーメーカーのデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
シロカ
稼動音はうるさいが、味わい調節の幅が広いのは魅力
ラドンナ
味わい調節が幅広く手入れも簡単。淹れたコーヒーはやや薄め
ツインバード工業
味わい重視ならこれ。豊富な機能でおいしいコーヒーができる
BRUNO(ブルーノ)は、キッチンからインテリアまで幅広いアイテムを展開するライフスタイルブランド。心ときめくようなおしゃれなデザインや、使いやすいシンプルな操作にこだわっているのが特徴です。コーヒーメーカーのデザイン性も高く、インテリアを重視する人にも人気が高いブランドですよ。
今回ご紹介するコンパクトミル付きコーヒーメーカーは、コーヒー豆と水をセットしてスイッチを押すだけで、挽きたての一杯が楽しめると謳う商品。ドリッパー内部にミル刃があり、コーヒー豆とコーヒー粉のどちらからも抽出ができる設計です。
コーヒーが落ちきったあとも保温プレートが加熱されるため、ガラスサーバーをセットしておけばコーヒーの保温が可能。運転開始から40分後に自動で電源が切れるオートオフ機能も搭載しています。
水タンクとガラスサーバーは、カップの目安がわかりやすい目盛りつき。ドリッパーカバー・ドリッパー・メッシュフィルター・水タンク・ガラスサーバーは、外して丸洗いが可能です。
カラーバリエーションは検証で使用したグレージュとブルーグレーの計2色。インテリアとしても映えるレトロなデザインにこだわっていますよ。
今回は、BRUNO コンパクトミル付きコーヒーメーカーを含む全自動コーヒーメーカー全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
最初は、 ハンドドリップで淹れたコーヒーに近い味わいかの検証です。
コーヒーを日常的に飲むモニター10人が商品で抽出したコーヒーを試飲し、ハンドドリップで淹れたコーヒーの味わいにどれだけ近いかをチェックしました。
比較したほかの商品には苦味や酸味が薄いものが多数あったなか、ハンドドリップで淹れたコーヒーに近い味わいを楽しめるでしょう。
<味わいのバランスについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
コーヒーの濃さも、モニターの満足度は高め。軽やかであっさりした味わいのため水っぽさを指摘する声もありましたが、「コクは感じられた」と味の深みがある点で評価を伸ばしました。
比較したなかには、水っぽさが強くてコーヒーの味を感じにくい商品も。対してこちらは、コーヒーならではの奥深い味わいを引き出せるのが魅力です。特にアメリカンコーヒーのようなライトボディが好きな人に向いています。
<濃度についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した約半数の商品はコーヒーの香りをあまり楽しめなかったのに対し、コーヒー特有の香りを楽しみたい人にもおすすめです。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、味わいの調節のしやすさ・保湿力の高さの検証です。
商品を確認して、粒度または濃度の調節が可能か・湯温の調節が可能かをチェック。また、4杯分のコーヒーを抽出して、1時間後の温度を計測し温かい状態を保てているかを検証しました。
比較した商品内では湯温の調節ができるものは少数でしたが、なかには高温と低音で温度を選べるものも。濃さと湯温のいろいろな組み合わせから好きな味わいを選びたいなら、湯音調節機能つきのモデルもチェックしてみましょう。
上位商品には、1時間後も70℃以上の熱さを保てるものもありました。対して本品は、飲み切れる量を入れたり別の保温サーバーを使ったりするなど、工夫が必要でしょう。
次に、清潔な状態の保ちやすさの検証です。商品を確認して、手入れがすみずみまで簡単に行えて、清潔に使用することができるかをチェックしました。
検証の結果、清潔な状態の保ちやすさは高評価には届かず。「洗いやすい」という口コミどおり、給水タンクとミルは本体から外して水洗いできる点はメリット。一方で、内部洗浄機能は搭載されておらず、紙フィルターが使えない点で評価が伸びました。
比較したなかでも紙フィルターに対応している商品は、使用後に粉ごと一緒に捨てられて掃除しやすい傾向が。本品は金属フィルターを丁寧に洗う必要があり、お手入れにやや手間がかかります。
次に、操作のしやすさ・稼動音の大きさの検証です。
コーヒー好きのモニター10人が実際に商品を手に取って、直感的に操作がしやすいかをチェック。また、商品から1m離れたところに騒音計を設置し、2杯分の抽出が終わるまでの音を測定しました。
比較したなかには調節機能が多くて説明書を見なければ使いにくい商品があったのに対し、説明書を読み込む必要がないシンプル操作です。豆を入れるドリッパーや給水タンクの位置もわかりやすく、初心者でも直感的に操作できますよ。
<操作のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方で、稼動音が大きいのはネック。豆を挽く際のモーター音は91.2dBと、高評価基準の50dBを大幅に超えてしまいました。比較した全商品の平均約71.5dB(※執筆時点)と比べても、音はかなり大きく工事現場のようなうるささを感じる可能性も。
家族が寝ている早朝・夜間には使わないのが無難でしょう。集合住宅にお住まいの人も、時間帯やシーンを選ぶ必要があります。
最後は、抽出にかかる時間の検証です。コーヒー豆を挽き始めてから2杯分のコーヒーの抽出が完了するまでの時間を計測し、待ち時間が少ないかをチェックしました。
結果、2杯分のコーヒーを抽出する時間はわずか3分24秒と非常にスピーディ。高評価基準6分の半分ほどで終わり、比較した全商品の平均約4分55秒(※執筆時点)も大きく上回りました。
比較したなかでも4分以内に抽出できる商品は待ち時間のストレスが少ない傾向があり、こちらも忙しい合間にサッと淹れられますよ。
抽出容量 | 5杯 |
---|---|
ミルの刃 | プロペラ式 |
本体重量 | 2.1kg |
---|---|
最大抽出容量 | 600mL |
消費電力 | 550W |
電源コードの長さ | 1.0m |
保温機能 | |
付属品 | メジャースプーン |
サーバータイプ | ガラス |
浄水機能 | |
ドリップストッパー |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
11,000円
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BRUNO コンパクトミル付きコーヒーメーカーの取扱店舗は、百貨店やショッピングモールにあるBRUNOのショップです。ショップ情報は公式サイトに記載されています。値段は税込11,000円(※執筆時点・公式サイト参照)です。
自宅で購入する場合は、公式オンラインストアを利用するのがおすすめ。税込5,500円以上の購入で送料が無料になります。会員登録をすれば、お誕生日1,000円オフクーポンや会員限定セールなどの特典もついてきますよ。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでも購入が可能。普段利用しているサイトもぜひチェックしてみてください。
最後に、使用後のお手入れが簡単にできる商品をご紹介します。
ツインバードの全自動コーヒーメーカーは、コーヒー界のレジェンドと呼ばれる田口護氏が監修した商品です。3種のメンテナンスモードで内部を自動洗浄でき、清潔に保ちやすいのが利点。ハンドドリップで淹れたコーヒーにかなり近い味わいで、使い勝手・味わいの両方を重視する人におすすめです。
シロカのコーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPROは、豆・水の計量は不要でマグカップに直接抽出が可能。ミルに残った豆や粉を排出するお手入れモードつきで、ミルの掃除に手間がかかりません。高温・低温・デカフェ用からを湯温を選べ、気分で味わいを変えたい人にも向いています。
抽出容量 | 6杯 |
---|---|
ミルの刃 | 臼式 |
良い
気になる
本体重量 | 4.5kg |
---|---|
最大抽出容量 | 720mL |
消費電力 | 800W |
電源コードの長さ | 1.4m |
保温機能 | |
付属品 | 計量カップ、お手入れブラシ、ペーパーフィルター(サイズ「102」5枚、サイズ「103」5枚)、取扱説明書(保証書付)、ガイドブック、かんたんガイド |
サーバータイプ | ガラス |
浄水機能 | |
ドリップストッパー |
ツインバード 全自動コーヒーメーカーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
抽出容量 | 6杯 |
---|---|
ミルの刃 | コーン式 |
良い
気になる
本体重量 | 4.1kg |
---|---|
最大抽出容量 | 800mL |
消費電力 | 750W |
電源コードの長さ | 1.2m |
保温機能 | |
付属品 | お手入れブラシ、取扱説明書(保証書) |
サーバータイプ | ガラス |
浄水機能 | |
ドリップストッパー |
シロカ コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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