キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ロゴス ハイパー氷点下クーラーは、多少ハードな使い方をしても、中身を衝撃から守りやすい保冷バッグがほしい人におすすめです。衝撃に強いシェルプロテクト構造を採用している点が、比較したほかの商品にはない魅力。瓶などが割れにくく、岩場など足元の不安定なアウトドアシーンでも活躍するでしょう。肩掛けスリングつきで持ち運び時に両手が空くので、ほかの荷物も一緒に持って移動できますよ。
肝心の保冷力も十分。実際に28℃の部屋で6時間使った際の平均気温は12.1℃をキープしました。比較したなかには平均温度が20℃を超えた商品もいくつかありましたが、市販の保冷剤でも加工食品なら問題なく持ち運べますよ。本品は同メーカーの保冷剤「氷点下パック」との併用を推奨されているため、より高い保冷効果を求める人はセットで購入を検討してくださいね。
ジッパーをぐるっと閉めるとスリムに折りたためる点も魅力です。比較した複数の商品は折りたたみに対応していなかったなか、帰りの荷物のかさを少しでも減らせるのはうれしいですね。リュックやバッグには入らない大きさですが、隙間に差し込んで収納できます。車のトランクに積んでおきたい人にもうってつけでしょう。
一方で、サイドポケットや仕切り板がないため調味料やカトラリーなどの小物の収納ができず、中身がごちゃつきやすいのはネック。比較したなかには収納ポケットや仕切り板がついていて、なおかつ収納サイズや保冷力にも秀でた万能な商品もありました。シェルプロテクト構造にそこまでこだわりがなければ、ほかの商品もチェックしてくださいね。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
小さめのクーラーバッグならこれ!コンパクトで収納力も高い
ロゴスは、1985年に設立した日本のアウトドア総合ブランドです。テントや寝具などのキャンプ・アウトドア用品のほか、食品やアパレル製品まで幅広く展開中。ブランドを象徴するメイプルリーフのマークには、「5つの方向に勢いよく伸びる葉脈のように、自然と人との繋がりを広げる一番のブランドでありたい」との思いを込めています。
今回ご紹介するロゴス ハイパー氷点下クーラーは、ハードクーラー並みの驚異的な保冷力を売りにしている商品。同メーカーから販売されている保冷剤「氷点下パック」シリーズの性能をより高めるために開発されました。「氷点下パックGT-16℃」と併用した場合、アイスクリームを最大約11時間保存できると謳っています。
使わないときはジッパーを閉じることで薄型かつコンパクトに収納可能です。広げると大容量になり、500mLペットボトル16本に加えて「氷点下パック」の保冷剤が入るといいます。
外部からの衝撃に強いシェルプロテクト構造を採用しており、瓶類など割れやすいものも守りやすい設計。表面はメタルシルバーカラーで、太陽光を反射するつくりです。
<サイズ展開と容量>
ちなみに、一般的なソフトクーラーの容量は1人用なら15L・2人用なら25Lが目安です。人数に合わせて選んでみてください。
今回はロゴス ハイパー氷点下クーラーを含む、人気のソロ用ソフトクーラーバッグを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のソロ用ソフトクーラーバッグを比較検証したところ、ロゴス ハイパー氷点下クーラーには3つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
しかし、一定の保冷力はあるものの、高いとまではいいきれない結果に。比較した商品では、フタの裏に保冷剤ポケットがあるものほど低い温度をキープできる傾向でした。本品には保冷剤ポケットはなく、バンドがありますが小さい保冷剤は固定できないつくりです。冷気が全体にまわりにくく、10℃以下をキープできた上位商品には届きませんでした。
なお本品は、同メーカーの保冷剤「氷点下パック」と併用することで保冷効果を高める設計です。検証で使用したトライ・カンパニー「キャッチクール」のような市販の保冷剤だと「保冷効果はいまひとつ」との口コミと同様に感じるかもしれません。生鮮食品を持ち運びたい場合は、専用の保冷剤もセットで購入するとよいでしょう。
本体は1.49kgと重めですが、シェルプロテクト構造で衝撃に強く、瓶などが割れにくい点も魅力。岩場などのアウトドアシーンで使うことが多い人にもおすすめできますよ。
収納時の大きさは幅40×奥行30×厚さ13cmと平均的なサイズ。リュックやバッグには入れられませんが、常に車のトランクなどに積んでおきたい人にも向いているでしょう。
折りたたみ方が特殊なので、購入後に何度か練習して使うことをおすすめします。
ロゴス ハイパー氷点下クーラーにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
容量 | 20L |
---|---|
重量(実測値) | 1.4kg |
折りたたみ可能 | |
持ち手のタイプ | 肩掛けスリング型 |
保冷剤用ポケット付き | |
6時間使用した際の平均温度 | 12.1℃ |
良い
気になる
主な断熱材の素材 | EVA、PE |
---|---|
本体素材 | EVA、PP、PE、PVC、ナイロン |
小窓付き | |
サイドポケット付き | |
サイドポケットの横幅(実測値) | |
サイドポケットの縦幅(実測値) | |
サイドポケットに厚みあり | |
仕切り板付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ロゴス ハイパー氷点下クーラーのデメリットが気になる人におすすめの商品をご紹介します。
検証で使用した容量は15Lと大きめ。サイドポケットもあるため、調味料やキッチン用品の収納に便利でした。肩掛けスリングの持ち手もあり、両手が空いてほかの荷物も運びやすいでしょう。
検証では25Lサイズを使用しており、デュオキャンプに適した大容量といえます。そのため収納時のサイズは若干大きめですが、肩掛けスリングが付属しているため持ち運びしやすいつくりです。
また、サイドポケットが大きいので、調味料などの収納にも便利です。より大きい容量35Lの展開もあるので、大容量サイズがほしい人はぜひチェックしてくださいね。
なお、ロゴスは正規WEB販売店制度を設けています。正規WEB販売店は公式サイトで確認できるうえ、店舗ごとにシリアルナンバー入りの認証ロゴマークが表示されているため、ぜひチェックしてみてください。
ロゴス ハイパー氷点下クーラーの使い方と収納方法をご紹介します。
<手順>
①ジッパーを開けてシェルを横に広げる
②内部に収納されているフロアフォームを、クーラーの底部分にセットする
③内部に冷やしたいものと保冷剤を入れる
④使用後はマジックテープで固定されたインナーカバーを取り外して洗浄可能
<収納方法>
①内部底面にあるフロアフォームを壁面に起こす
②フラップ(フタ)を内側に折りたたむ
③左右の壁面を内側に折り込むようにして前後のシェルを合わせつける
④ジッパーをゆっくり閉める
上部のフラップにはハードタイプの保冷剤を固定できるホルダーもついていますよ。(参照:公式サイト)
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