パワフルな吸引力と独自のクリーニングシステムにより、汚れを逃さないと謳うロボット掃除機、アイロボット Roomba(ルンバ) i2。ネット上の口コミでは「ゴミの取りこぼしがない」や「コスパ最高」と評判ですが、「壁にガンガン頭突きする」といった声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
37,000円
おすすめスコア
部屋全体の掃除能力の高さ
細かい場所の掃除能力の高さ
水拭き性能の高さ
カーペットの掃除しやすさ
賢さ
アプリの使いやすさ
ゴミの捨てやすさ
水拭き後のお手入れのしやすさ
静音性の高さ
ダストステーションの機能 | |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
アプリ連携 | |
騒音値(実測値) | 平均54.4dB |
水拭き対応 | |
本体高さ(実測値) | 9.0cm |
アイロボット Roomba i2は、39,800円と手の届きやすい価格帯で水拭きはないものの吸引力は十分でした。1LDKを掃除するのに1時間かかりますが、吸引できたゴミの量は77.6%と吸い残しは少ない結果に。定期的に使えば十分部屋をきれいにできるでしょう。比較した同社のCombo j7+やCombo j9+は、30~40分で80%以上のゴミを吸引できたのでスピード重視の人には向きませんが、外出時にかけておけば十分に掃除してくれますよ。
また、連続使用時間は75分と、比較した大半の商品が180分以上だったなか短め。充電時はホームベースに自動で戻ります。とさらに別売りアイテムがないと進入禁止エリアを設定できないので、広い部屋で使いたい人には不向きです。掃除中は口コミに「壁にガンガン頭突きする」とあったとおりで、テーブルの下で迷子になったり、服を巻き込み引きずったりする場面がありました。
実際にアイロボット Roomba i2と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイロボット掃除機と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Beijing Roborock Technology
掃除性能とお手入れの自動化を両立!あらゆる人におすすめ
エコバックスジャパン
ECOVACSが送る自信作。吸引・水拭き性能も申し分なし
アイロボットは、ロボット掃除機の先駆け的なメーカー。なかでも今回ご紹介するRoomba i2は、ルンバシリーズ史上最高のコストパフォーマンスを謳うモデルです。39,800円と手頃な価格帯に、パワフルな清掃機能を搭載。底部のエッジクリーニングブラシ・2本のゴム製ブラシによってゴミをかき集め、徹底吸引するといいます。
今回の検証には、ルンバシリーズからi2のほかにも、Roomba Combo j7+・Roomba Combo j9+を用意しました。Roomba i2とComboシリーズの違いは、水拭き機能の有無です。Roomba i2には水拭き機能がないため、水拭き掃除したい場合には同社の水拭き掃除機であるBraavaシリーズと連携する必要があります。
以下のコンテンツでは、Roomba Combo j9+とRoomba Combo j7+について詳しく紹介しています。参考にしてぜひ自分にピッタリなルンバを選んでみてくださいね。
全11種類のロボット掃除機を使用したところ、アイロボット Roomba i2には6つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
Roomba i2最大の魅力はなんといっても、価格が執筆時点で税込39,800円と4万円を切っていること。一般的なロボット掃除機には同じ価格帯のものもありますが、この価格帯で、ロボット掃除機の先駆けともいえるルンバが手に入るのはうれしいですね。
省スペースに設置できるのも強みです。ホームベースのサイズは幅13.0×奥行き14.6×高さ10.0cmと、非常にコンパクト。比較したほかの商品は、ルンバシリーズのCombo j7+やCombo j9+を含め、ほとんどが幅・奥行き・高さともに30cmを超えていました。
こちらは自動収集機能がついていないぶん、置き場所をさほど取りません。ワンルームや1LDKなど、スペースの問題でロボット掃除機を諦めていた人でも導入を検討しやすいでしょう。
肝心の掃除能力も申し分ありません。1LDKで使用した結果、部屋全体にまき散らした猫砂・髪の毛などゴミの77.6%を吸い込めました。
部屋の隅や壁際に若干ゴミが残ったのは惜しい点です。80%以上のゴミを吸引できたRoombaのCombo j7+やCombo j9+には一歩及びません。
部屋の角はほとんどゴミが見えない程度に吸引できたものの、壁際の吸い残しは目立ってしまいました。
とはいえ、本体価格が10万円以上異なることを考慮すると、十分な吸引力といえます。繰り返し使うことで、部屋を清潔に保てるでしょう。日頃の掃除がけの手間を軽減したい人にぴったりです。
カーペットの上もしっかり吸引しました。カーペットの段差は難なく乗り越え、掃除能力も衰えません。
カーペット上に散らしたゴミを33.8g吸引でき、Combo j7+やj9+より5g以上も多い結果に。上位商品にも匹敵する吸引力を発揮しました。カーペットを敷いている家にはとくにおすすめです。
水拭き機能がないぶん、カーペットを濡らす心配がゼロなのもメリットです。
ロボット掃除機を使い続けるうえで重要な手入れのしやすさも十分です。掃除後にチェックすると、メインブラシ・サイドブラシともに毛絡みしていませんでした。サイドブラシを取り外す際にはドライバーが必要ですが、メインブラシ・前輪は手で簡単に取り外せるため、手入れも簡単です。
掃除後にゴミを自動収集するダストステーションがついているCombo j7+やj9+に比べると、定期的に溜まったゴミを捨てる手間はかかります。しかし、ダストボックスを外したらゴミ箱の上で傾けるだけでよいので、ゴミに直接触れずに捨てられます。ゴミ捨てや手入れ時に、特別面倒な作業はありません。
掃除中の稼動音が気になりにくいのもうれしいところ。1.5m離れた位置から騒音計で測定したところ、稼動音は平均54.4dBでした。比較したなかには45.3~58.7dBまで幅があったなか、特別うるさくはありません。
比較したほかの商品には、掃除モードが弱・強など調節できるものもありましたが、こちらは標準モードのみ。掃除機なのでそこそこの音はするものの、稼動音がいきなり大きくなる心配はありません。在宅中でも我慢すれば使えるでしょう。
アイロボット Roomba i2にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
回避力に劣るのも気になるところです。比較したCombo j7+やj9+など10万円を超えるモデルのほとんどが回避した電源コードや、床に散らばる服を避けきれず。エラーを起こして動作停止することはなかったものの、電源コードに絡んだり、床に置いてあった服を引きずったりと、危なっかしい場面がありました。
黄色い枠にあったTシャツなどは散らばってしまう結果に。ロボットが掃除しやすいように、前もってある程度片づけておく必要があります。ペットの疑似フンにも突っ込んでいったため、ペットを飼っている家庭には向きません。
比較したCombo j7+やCombo j9+は、アプリから進入禁止エリアの設定が可能で、マッピング時には自動で部屋わけされ、マップ編集も可能でした。こちらはワンルームや1LDKなど、シンプルな間取りの家向きです。
アプリはエントリーモデルゆえに細かい設定ができないのがネックで、アプリ自体は使いやすいです。
1LDKで1時間だったので、それ以上広いと厳しそうです。
Braavaは高額なため、設置スペースよりも価格面のほうがネックになるでしょう。水拭き機能つきのロボット掃除機のなかには、Roomba i2の価格に約2万円追加すれば購入できるものもあります。
ダストステーションの機能 | |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
アプリ連携 | |
騒音値(実測値) | 平均54.4dB |
水拭き対応 | |
本体高さ(実測値) | 9.0cm |
自動充電(自動帰還)機能 | |
---|---|
Wi-Fi対応 | |
充電時間(公称値) | 3時間 |
清掃エリア設定機能 | |
サイドブラシ本数 | 1本 |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
自動再開機能 | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ペットのフンを回避可能 | |
メインブラシに毛が絡まない | |
モップを持ち上げ可能 | |
本体重量 | 3.1kg |
本体幅(公称値) | 34.0cm |
本体奥行(公称値) | 33.5cm |
本体幅(実測値) | 34.0cm |
本体奥行(実測値) | 33.5cm |
ダストステーション幅 | |
ダストステーション奥行 | |
ダストステーション高さ |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、アイロボット Roomba i2のデメリットをカバーする商品を2つご紹介します。Roomba i2と比較して検討してみてくださいね!
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