スティッククリーナーやハンディクリーナーとしても使えるロボット掃除機、Anker Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20。「吸い残しがとても少ない」「動作音は静か」と評判です。しかし、「スティック込みの重量は多少重い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のロボット掃除機とも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ロボット掃除機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
Anker Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20は、クリーナー一体型モデルがほしい人には候補となる商品です。ロボット掃除機自体の掃除能力の評価はよく、部屋に撒いたゴミの78.65%を吸引できました。比較した上位商品ほどではないものの、壁際や家具周りの取りこぼしはほとんどありません。日常使いには十分な吸引力だったため、スティッククリーナーで掃除を補えば清潔を保てるでしょう。
部屋に置いた障害物を回避し、賢く掃除できました。比較したなかには障害物を巻き込んでエラー停止する商品もあったのに対し、こちらは家電のコード・服をかすった程度で、ペットのフンのダミーも回避。進入禁止エリアに侵入したり、段差に落ちたりするトラブルがなかったので、外出中の掃除も任せられます。
アプリの使いやすさも優秀でした。自動マッピング機能があり、進入禁止エリアは0.1m単位で設定可能。メイン画面にはマップが表示され、ロボット掃除機が掃除した軌跡がひと目でわかります。スケジュール機能では曜日・時間のほか、吸引力のレベルも設定も可能です。ライフスタイルに合わせて使えますよ。
ゴミ捨て・お手入れの手間が少ないのもうれしいポイントです。ロボット掃除機が集めたゴミは、ステーションが自動収集します。掃除後にブラシをチェックしても毛が絡んでいなかったので、ペットの毛に悩んでいる人にもよいでしょう。稼動音は53.37dBと比較したなかでも大きくなかったので、うるさく感じにくいですよ。
しかし水拭き機能はないので、フローリングのベタつきは残ります。また、スティッククリーナとして使うためにはモーターを付け替える手間がかかり、重量も2.4kgと口コミで指摘されていたとおり重めでした。水拭き機能やスティッククリーナーとしての使いやすさを重視するなら、ほかの商品もチェックしましょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にAnker Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのロボット掃除機と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Anker Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Beijing Roborock Technology
掃除性能とお手入れの自動化を両立!あらゆる人におすすめ
エコバックスジャパン
ECOVACSが送る自信作。吸引・水拭き性能も申し分なし
AnkerのEufy Robot Vacuum 3-in-1 E20は、ロボット・スティック・ハンディの3パターンで使えるマルチな掃除機です。普段の掃除はロボット掃除機に任せ、気になる箇所があるときはスティックやハンディなどに切り替えられるのが魅力。ライフスタイルやシーンに応じて使い分けられます。
ロボット掃除機には高精度なレーザーセンサーを搭載し、障害物回避機能も搭載。独自のiPath™︎ レーザー・ナビゲーションにより、部屋の形を認識してマップを作成します。ロボットは最大8,000Pa、スティックやハンディでは最大30,000Paのパワフルな吸引力もアピールされていますよ。
独自の毛がらみ除去システムを採用しており、ブラシに毛が絡みにくい仕様です。集めたゴミはステーションに自動収集され、約75日間分(※)溜められるとされています。なお、販売元のAnkerは、中国のハードウェアメーカーです。ロボット掃除機では、水拭き性能・高い吸引力などを備えた高性能な商品を展開しています。
Anker調べ。日数は目安です。掃除環境によって異なることがあります。
今回はAnker Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20を含む、人気のロボット掃除機を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
部屋全体の掃除能力は良好でした。1LDKの部屋にロボット掃除機を設置してアプリでマッピングを行い、髪の毛・砂・羊毛フェルトなどのゴミを撒いて標準モードで稼動。その結果、撒いたゴミの78.65%を吸引できました。
比較したなかには60~90%など大きな幅があったなか、ゴミをおおむね取り除けています。一度の掃除でかなりきれいになったので、日常的に稼動させることで汚れが溜まりにくくなり、部屋を清潔に保てるでしょう。
部屋の細かい箇所のゴミもよく吸引できていました。テーブルの脚回りは画像のとおり、ゴミがほぼ残らないレベルまでしっかり除去。比較した多くの商品と同様、部屋の四隅やカーテンの奥には青砂の吸い残しが少しあったものの、壁際には吸い残しがありませんでした。
平日はロボット掃除機で、週末にクリーナーで仕上げるなど使い分ければ、時短できれいに掃除できるでしょう。
カーペット上の掃除能力も悪くありません。1m×1mのカーペットに砂40gを撒いて手でなじませ、標準モードで3分運転したところ、13.1g吸引できました。30g以上吸引できた上位商品にはおよばないものの、ある程度の吸引力は備えています。
比較したほかの商品には、水拭き掃除中にカーペッドを濡らしてしまうものもありましたが、本商品には水拭き機能がないのでカーペットを濡らす心配がありません。フローリングの一部にカーペッドを敷いている家でも使いやすいでしょう。
障害物のある室内で稼動させた際には、電源コード・脱ぎ捨てられた服に少し触れたものの、巻き込むことなく回避。ペットのフンのダミーには一切触れませんでした。比較したなかにはペットのフンのダミーに乗り上げたり、服を巻き込んだりしてエラーを起こした商品もあったのに対し、賢さを感じられました。
家具に振動を検知するロガーを設置して衝突の有無をチェックしたところ、1.97Gの衝撃を感じたのは1回のみ。家具への衝突や接触は多少あったものの、オフィスチェアに当たったときに動くことはありませんでした。
スマホアプリから進入禁止エリアを設定したところ一度も侵入しなかったことから、進入禁止エリアの精緻さも優秀です。4.5mmの板4枚を乗り越えられたため、段差のある家でも使いやすいでしょう。玄関の段差から落ちることもありませんでした。お出かけ中に掃除を任せるのに十分な能力といえます。
専用アプリ「eufy Clean(EufyHome)」の使いやすさも申し分ありません。自動で部屋分けできるマッピング機能があり、各部屋の名前も好きなように設定できます。アプリのメイン画面にはマップが表示され、マップ編集・掃除設定にもすぐに遷移できました。
比較したなかには進入禁止エリアを大まかにしか設定できないものもありましたが、こちらは0.1m単位で寸法を測れるのも魅力です。ロボット掃除機が掃除した軌跡はマップ上に表示されるので、どういう動きをしたのかもひと目でわかります。
スケジュール設定の際にはメイン画面から設定画面を開く必要がありますが、操作はシンプルです。スケジュール機能では曜日・時間を設定可能。吸引力のレベルはエコ・標準・ターボ・最大の4つに切り替えられます。
本体の充電残量は画面の中央上部にインジケーターと%で詳しく表示されるので、電池切れの心配も少ないでしょう。消耗品の交換目安もアプリに表示されます。総じて必要なものがおおむね備わっており細かい設定が簡単にできるため、掃除を自動化したい人におすすめですよ。
お手入れの手間が少ないのもメリットです。ステーションにはダストバッグがついており、ロボット掃除機がステーションに戻ると自動でゴミが収集されます。ゴミがいっぱいになるとダストバッグごと廃棄すればよいので、手で直接ゴミに触れることなく捨てられて便利です。
掃除後のブラシを確認したところ、サイドブラシ・前輪ともに毛の絡みはなく、メインブラシに多少繊維がくっついていた程度でした。お手入れブラシは付属していませんが、簡単に取り除けます。毛の除去に手間取りにくいので、ペットの毛などに悩んでいる人にも使いやすいでしょう。
なお、もし毛が絡んでも、サイドブラシは手で簡単に取り外せます。前輪はドライバーなどの工具を回転ホイールの下に挿し込んで取り外す必要がありますが、比較したほかの商品もほとんどが同様の作りだったので、特別面倒なわけではありません。
ロボット掃除機としてだけでなく、スティッククリーナー・ハンディクリーナーとしても使えるのはうれしいポイントです。しかし、スティック・ハンディとして使うためにはロボット掃除機のモーターを外してノズルやヘッドに付け替える手間がかかります。
本体が2.4kgと重いのも気になりました。過去にマイベストで比較したスティッククリーナーのなかには1kg前後の商品も多かったことをふまえると、口コミに「スティック込みの重量は多少重い」とあったとおりです。軽々と掃除できるとはいいにくく、力に自信がない人だと疲れやすい可能性があります。
ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集 |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
アプリ連携 | |
騒音値(実測値) | 平均53.4dB |
水拭き対応 | |
本体高さ(実測値) | ロボット掃除機本体:11.8cm/スティック掃除機使用時:104.0cm |
良い
気になる
自動充電(自動帰還)機能 | |
---|---|
Wi-Fi対応 | |
充電時間(公称値) | 約2時間30分 |
清掃エリア設定機能 | |
サイドブラシ本数 | 1本 |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
自動再開機能 | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ペットのフンを回避可能 | |
メインブラシに毛が絡まない | |
モップを持ち上げ可能 | |
本体重量 | ロボット掃除機本体:2.3kg/スティッククリーナー:2.4kg |
本体幅(公称値) | ロボット掃除機本体:約35cm/スティック掃除機使用時:約25.9cm |
本体奥行(公称値) | ロボット掃除機本体:約35cm/スティック掃除機使用時:約22cm |
本体幅(実測値) | ロボット掃除機本体:35.0cm/スティック掃除機使用時:25.5cm |
本体奥行(実測値) | ロボット掃除機本体:34.0cm/スティック掃除機使用時:28.5cm |
ダストステーション幅 | 24.8cm |
ダストステーション奥行 | 18.5cm |
ダストステーション高さ | 38.6cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Anker Eufy Robot Vacuum 3-in-1 E20は、Anker公式サイトで購入可能です。保証期間は18か月ですが、Ankerで無料会員登録を行うと6か月の延長保証が受けられます。本体価格は99,990円・消耗品のダストバッグは3枚入りで1,990円(※2025年4月時点)です。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトでも購入できます。取扱店舗によっては、セール期間やポイントなどを活用することでお得に購入できる場合もあるので、ぜひリサーチしてみてくださいね。
最後に、水拭き機能を搭載するロボット掃除機をご紹介します。
吸引力も水拭き性能も妥協したくない人は、RoborockのQ revoがおすすめです。部屋に撒いたゴミの95.1%を吸引し、掃除能力は非常に優秀でした。家具への当たりが柔らかく、障害物の巻き込みなどのエラーが見られなかったのもよい点です。水吹き掃除では圧力をかけながら回転し、すっきりと拭き上げられました。
スティッククリーナー一体型で探すなら、SwitchBotのK10+Pro Comboをチェック。スティック時の性能がよく、ロボット掃除機も狭い場所まで入り込んで掃除できました。集めたゴミはステーションに溜まり、ゴミに触れずに捨てられます。水拭きシートは使い捨てなので、洗浄・乾燥の手間もかかりません。
ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集+モップ洗浄+モップ乾燥 |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
アプリ連携 | |
騒音値(実測値) | 平均45.3dB |
水拭き対応 | |
本体高さ(実測値) | 9.5cm |
良い
気になる
自動充電(自動帰還)機能 | |
---|---|
Wi-Fi対応 | |
充電時間(公称値) | 4時間 |
清掃エリア設定機能 | |
サイドブラシ本数 | 1本 |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
自動再開機能 | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ペットのフンを回避可能 | |
メインブラシに毛が絡まない | |
モップを持ち上げ可能 | |
本体重量 | 3.7kg |
本体幅(公称値) | 35.0cm |
本体奥行(公称値) | 35.0cm |
本体幅(実測値) | 35.0cm |
本体奥行(実測値) | 35.0cm |
ダストステーション幅 | 34.0cm |
ダストステーション奥行 | 48.7cm |
ダストステーション高さ | 56.1cm |
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ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集 |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
アプリ連携 | |
騒音値(実測値) | 平均55.0dB |
水拭き対応 | |
本体高さ(実測値) | ロボット掃除機:9.7cm/コードレス掃除機:110.0cm |
良い
気になる
自動充電(自動帰還)機能 | |
---|---|
Wi-Fi対応 | |
充電時間(公称値) | コードレス掃除機:約3時間 |
清掃エリア設定機能 | |
サイドブラシ本数 | 1本 |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
自動再開機能 | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ペットのフンを回避可能 | |
メインブラシに毛が絡まない | |
モップを持ち上げ可能 | |
本体重量 | ロボット掃除機:2.3kg/コードレス掃除機:1.85kg |
本体幅(公称値) | ロボット掃除機:24.8cm/コードレス掃除機:24cm |
本体奥行(公称値) | ロボット掃除機:24.8cm/コードレス掃除機:13.5cm |
本体幅(実測値) | ロボット掃除機:24.5cm/コードレス掃除機:24.5cm |
本体奥行(実測値) | ロボット掃除機:24.5cm/コードレス掃除機:15.0cm |
ダストステーション幅 | 19.5cm |
ダストステーション奥行 | 21.8cm |
ダストステーション高さ | 41.1cm |
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