強度の高いチタン合金製で頑丈と評判のアウトドアペグ、SOOMLOOM スチールソリッドペグ。インターネット上では高評価の口コミが多くみられますが、「打撃面が小さく打ちにくい」「打ち込むときにペグが回る」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、SOOMLOOMのスチールソリッドペグを含むアウトドアペグ全22商品を実際に用意して、打ち込みやすさ・頑丈さ・機能性・洗いやすさを比較してレビューしました。購⼊を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
SOOMLOOMのスチールソリッドペグは、石混じりの硬い地面にも打てるものをお探しの人におすすめです。素材には、強度が高いとされるチタン合金が使われています。実際に10mmひずむまでに耐えられた負荷を計測したところ、約260kgをマーク。比較した全商品の平均146kg(執筆時点)を大きく上回り、頑丈さはトップクラスの評価を獲得しました。
コンクリートブロック塀にも打ち込むと、17回で貫通。比較した全商品の平均回数が24回(執筆時点)だったことをふまえると、少ない打ち込み回数で地面にしっかり刺さります。硬い地面でも曲がる心配が少ないため、力を込めてガンガン打ち込めますよ。
使用後の手入れにも手間はかかりません。シルバーカラーで汚れが見えやすく、水で流せば土汚れをきれいに落とせました。先端は丸みを帯びており、ケガをする心配が少ないのも利点です。実際に使用したキャンプ経験者である5人のモニターからも、「洗うのが楽だった」と好評でした。
機能性もまずまずです。ハンマーフック用の穴はないもののフックはあるので、ハンマーを引っかければ地面から簡単に取り出せます。比較したなかでは数商品にしかなかった、反射材入りロープがついているのもうれしいポイント。夜間の目印になるほか、紛失防止にも役立ちます。
一方「「打撃面が小さく打ちにくい」との口コミどおり、打撃面の幅は8mmと狭く「ハンマーで狙いにくい」との声が多数。「ペグが回る」という口コミ同様に感じた人は少なかったものの、細身かつ60gの軽さによりブレやすいと感じました。頑丈な点は魅力ですが、打ち込みやすさ重視ならほかの商品も検討してみてください。
実際にSOOMLOOM スチールソリッドペグと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイアウトドアペグと、打ち込みやすさ・頑丈さ・機能性・洗いやすさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
SOOMLOOM スチールソリッドペグの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
Newell Brands
頑丈で打ち込みやすい。迷っている人はコレを買えば間違いなし
今回ご紹介するスチールソリッドペグは、素材に軽量かつスチールよりも硬いとされる、チタン合金を使用しているのが特徴です。防錆・耐食性も備えており、長く使い続けられると謳っています。
販売元は、中国ブランドのSOOMLOOM。本格的なアウトドア・キャンプグッズを、手に取りやすい価格帯で提供しています。
打ち込むときに力をしっかり伝えられるよう、打撃面は円柱形に設計しています。打ち込む際は、60度を目安にして地面へ斜めに刺し込んでください。
長さは20cm・24cm・30cmの3種類を展開しています。設営したいテントの大きさにあわせて選べるのがうれしいですね。なお検証では、長さ24cmを使用しました。
ペグは、テントの大きさやキャンプスタイルごとに適したものを選ぶことが大切です。テントやタープをしっかり固定するためにも、適切な長さや素材のペグを使うようにしましょう。
実際に検証でさまざまなペグを使用したところ、よいペグには打撃面が大きく打ち込みやすい・強度が高い・撤収作業がしやすいという特徴がみられました。テントに付属しているペグはシンプルに作られており、抜けやすく強度が低い傾向があります。
整地されたキャンプサイトでは問題なく使えますが、ゴツゴツした地面にはうまく打ち込めない可能性も。キャンプをより楽しむためにも、地面に適したペグを用意してくださいね。
今回は、SOOMLOOM スチールソリッドペグを含むアウトドアペグ全22商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめは、打ち込みやすさの検証です。
コンテンツ制作チーム内のキャンプ経験者5人が、実際に金属製のハンマーとゴム製のハンマーの両方を使ってペグ打ちをします。打撃面の面積や形状・ハンマーの滑りにくさ・ペグが回らず打ち込めるかをチェックしました。
比較した商品内では、幅が15mm以上だと狙いを定めやすい傾向があったのに対し、本品の打撃面幅は8mmしかありません。実際に使用したモニターからは、「狙いにくい」「外さないか心配」との意見が寄せられました。
一方、表面がフラットな形状でハンマーが滑りにくいのは利点。打撃面の位置を確認する必要はあるものの、しっかり地面に打ち込めます。
<打ち込みやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ペグの回りにくさについても、モニターの評価はまずまず。ペグはやや細身なうえに、1本の重量は約60gと軽量です。比較した商品内には150g超えるものが多かったなか、軽いぶん打ち込む際にブレを感じやすいのがネック。モニターからは「細くて支えづらい」「安定しにくい」との意見が聞かれました。
「打ち込むときにペグが回る」という口コミ同様に感じた人もいましたが、1回の打ち込みで深くまで刺さるため、そこまで気になりません。長さは24cmと、ペグのなかでは中間にあたるサイズです。通常サイズのテントを固定する際に役立ちますよ。
<ペグが回らないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、頑丈さの検証です。
素材の強度を測る3点曲げ試験を実施し、ひずみが10mmに達したときの負荷を計測。コンクリートブロック塀への打ち込みも行い、貫通するまでの打ち込み回数をチェックしました。
頑丈さはトップクラスの高評価を獲得。素材には強度が高いとされるチタン合金を使用しています。ひずみが10mmに達するまでの負荷は約260kgと、比較した全商品の平均146kg(執筆時点)を大きく上回りました。
コンクリートブロック塀には、17回の打ち込みで貫通。全商品の平均回数が24回(執筆時点)だったことをふまえると、少ない回数でしっかり打ち込めるのが魅力です。
打ち込み部分の幅は8mmとやや小さめですが、頑丈なためハンマーで力を込めてガンガン叩けます。石混じりの硬い地面から土・芝生といった柔らかい地面まで、幅広いシーンで重宝するでしょう。
最後は、機能性・洗いやすさの検証です。
各商品ごとに、ハンマーフック用の穴・フック・反射材入りロープの有無を確認します。使用後のペグを洗い、土汚れの落ちやすさ・洗う際の安全性の2点もチェック。手入れに時間と手間がかからないものほど高評価としました。
ハンマーフック用の穴がないのは惜しいところですが、フックはあるためハンマーを引っかければ簡単に地面から取り出せます。地面に深く刺すことで、テントの回転も防げますよ。
比較した商品内ではわずかしかなかった、反射材入りロープがついているのもメリットです。紛失防止や夜間の目印になるため、安全面を重視する人には役立つでしょう。
洗いやすさは高評価を獲得。実際に使用後のペグを洗ったところ、モニター5人中4人が「土汚れは落ちやすい」と答えました。先端についた3つの溝にはやや汚れが残ったものの、水をかけるときれいに流れます。色味がシルバーのため、汚れの付着場所が見やすいのも利点です。
ペグは先端が丸みを帯びており、モニターからは「危険を感じず洗えた」との声も。比較したほかの商品には、先端が鋭く尖っていてケガをしないよう注意しなければならないものもありましたが、本品はサッと洗えました。手入れに手間をかけたくない人にぴったりです。
<土汚れの落ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | チタン |
打撃面幅 | 8mm |
1本あたり重量 | 約60g |
良い
気になる
長さ | 24cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 8mm |
本数 | 4本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
SOOMLOOMのスチールソリッドペグは、公式サイトのほかAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。
本数ごとの販売価格は以下のとおりです。検証結果を参考にぜひ検討してみてください。
<販売価格(※)>
公式サイト参照・執筆時点
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
打ち込みやすさを重視する人には、Colemanのスチールソリッドペグ30cmがおすすめです。打撃面の幅は25mmと広く、楕円形をしています。実際に使用すると、芯をとらえブレずに打ち込めました。強度の高いスチール製の鍛造ペグで頑丈なため、硬い地面にも活用できます。
ogawa TANZO PEG 28は、水で流すだけで汚れがきれいに落ちました。先端はやや丸みを帯びており、汚れが溜まりやすい凹凸はありません。ケガの心配が少ないため、サッと手入れできます。素材には強度に優れたクロムモリブデン鋼を使用しており、曲がる心配も少ないでしょう。
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 楕円形 |
素材 | スチール |
打撃面幅 | 25mm |
1本あたり重量 | 約190g |
良い
気になる
長さ | 30cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 9mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
コールマン スチールソリッドペグ30cmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
種類 | 鍛造ペグ |
---|---|
形状 | 円形 |
素材 | クロムモリブデン鋼 |
打撃面幅 | 20mm |
1本あたり重量 | 約215g |
良い
気になる
長さ | 28cm |
---|---|
打ち込み部分の幅 | 9mm |
本数 | 1本 |
収納袋付き | |
ハンマーフック用の穴付き | |
固定ロープ付き | |
フック付き |
ogawa TANZO PEG 28をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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