急にまとまったお金が必要になり50万円借りたいと考えているものの、どのような方法でお金を用意すれば良いのかわからず困っている人も多いでしょう。
そこで今回は、50万円借りたいときにおすすめの方法について解説します。今すぐ借りたい人や無職の人など、目的や状況別に適した借入方法や注意点も紹介するので、チェックしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
すぐにまとまったお金を借りたいのであれば、最短即日融資が可能な消費者金融のカードローンがおすすめです。
消費者金融とは、個人向けの融資をメインに行う業者のこと。以前は「サラ金」と呼ばれ、高金利で貸付を行い厳しい取り立てをすることが問題となっていました。しかし、現在は貸金業法に基づき、さまざまな規制のもと融資を行っているため安心して利用できます。
消費者金融の多くは最短で即日融資可能としているため、とにかく早く50万円を用意したい人に適しています。インターネット・店舗・電話などの方法で申し込み、必要書類を提出したら審査が開始。審査に通れば契約手続きを行い、すぐにお金を借りられます。
消費者金融として有名なのが、アコム・アイフル・プロミス・レイクなど。それぞれ無利息期間が設けられており、短期間の借入であれば利息の負担を抑えられます。はじめて利用する場合、アコム・アイフル・プロミスは契約日(または初回借入日)の翌日から30日間、レイクは契約日の翌日から30〜180日間利息0円です。
すぐにお金を借りたいときは、クレジットカードのキャッシング枠を利用するのもおすすめです。
クレジットカードには、キャッシング機能が付帯されているものがあります。キャッシングでは、銀行やコンビニなどのATMで現金の借入が可能。事前に申し込みをしていれば、すぐにまとまったお金を引き出せます。
クレジットカードのキャッシング枠は申し込み時に設定するほか、会員サイトや電話などで後日設定することも可能です。いずれの場合も審査が行われ、借入限度額が決定されます。申し込んでから借入ができるようになるまで数日かかることもあるので、キャッシング枠の申し込みは早めに済ませておきましょう。
解約返戻金のある生命保険に加入している人は、契約者貸付制度を利用するのもおすすめ。利用限度額は解約返戻金の6〜8割程度に設定されており、その範囲内で必要な資金の借入が可能です。解約返戻金の金額によっては、50万円の融資も受けられます。
契約者貸付制度は保険を解約することなく、まとまったお金を手に入れられるのがメリットです。カードローンより金利が低く、審査が不要なので利用しやすいという特徴もあります。ただし、返済しないと保険が失効したり、借入金額が保険金から相殺されたりするので注意しましょう。
長期返済を想定している場合は、銀行カードローンを検討しましょう。
銀行カードローンは借入までに数日かかりますが、消費者金融と比較して金利が低いので、長期的な借入に適しています。店舗を訪れなくてもオンラインで手続きができたり、コンビニATMを利用できたりするため、快適に使えるというメリットも。審査の結果によっては金利が高めに設定されることもありますが、それでも消費者金融より低いケースがほとんどなので、一度審査を受けてみるのがおすすめです。
無職の人が50万円を借りるのは、なかなかハードルが高いもの。これまでに紹介した方法でお金を借りるのが難しい場合は、以下の方法もチェックしてみてくださいね。
専業主婦(主夫)の場合は配偶者貸付制度を利用できる可能性があります。
配偶者貸付制度とは、本人と配偶者の年収を合算した金額の3分の1までなら貸付を受けられる仕組みのこと。自身の年収がほとんどなくても、配偶者の年収が150万円以上あれば上限50万円の借入ができます。
配偶者貸付制度を利用するためには、配偶者の同意が必要です。さらに、配偶者の収入を証明する書類や夫婦関係を証明する書類などを提出する必要があります。配偶者貸付制度で借入をした場合、配偶者は貸金業者からの借入が制限されるため覚えておきましょう。
企業への内定が決まっている人は、内定者向けローンの利用も検討してみましょう。
地方銀行や労働金庫などであれば、学生を含む内定者向けのローンを取り扱っていることがあります。低金利で利用できることに加え、初任給が支給される月までは利息の返済のみでいいなど、働き始めるまで負担を抑えながら借入が可能です。
就職前の引っ越し費用やスキルアップのための留学費用などにお金が必要な場合、内定者向けローンの利用を考えてみてください。ただし、多くの場合居住地や年齢などの条件があるので、確認したうえで申し込みましょう。
生活が苦しい場合は、生活福祉資金貸付制度を利用可能です。
生活福祉資金貸付制度とは、生活に困窮している人に向けて都道府県社会福祉協議会が生活資金の貸し付けを行う制度のこと。対象となるのは、市町民税が非課税となる程度の低所得者世帯や障害者世帯、高齢者世帯などです。
貸付資金の種類は、総合支援資金・福祉資金・教育支援資金・不動産担保型生活資金の4つ。それぞれの細かい貸与条件は、厚生労働省のWebサイトで確認できます。
連帯保証人を立てる場合は無利子、立てない場合は年利1.5%で借りられます。消費者金融や銀行のカードローンよりも低金利で利用できますが、本当に生活に困っている場合しか利用できない点には注意しましょう。
車やブランド品などを担保にしてお金を借りる質屋を利用すれば、審査なしでお金を借りられます。
質屋とは、品物を担保にお金を融資してくれる店舗のこと。キャッシングと異なり信用情報を担保としないので、金融機関等の借入で審査に通らなかった場合も利用できます。期限内に元金と利息を支払えば、担保にした品物が戻ってくるのも特徴です。
融資スピードが速いため、すぐに50万円などまとまったお金が必要な場合も利用可能。総量規制の対象にならないので、高額な品物を担保にすれば年収の3分の1を超える金額も借りられます。ただし、金利は利用する質屋によって異なるため、申し込み前に確認しなければなりません。
これまでに説明した以外の方法でお金を用意したい場合は、幅広い目的のために利用できるフリーローンも確認してみましょう。
フリーローンとは、借りたお金の使い道が制限されていないローンのことです。生活費や旅行費、資格取得費などさまざまな用途に利用できます。基本的に借入は1回のみなので、50万円を一気に借りたい場合におすすめです。
ただし、フリーローンは消費者金融やクレジットカードのキャッシングなどよりも審査に時間がかかる傾向にあるので、急いでいる人には向きません。金利は消費者金融より低いケースが多いものの、銀行のカードローンよりは高金利となっている場合もあるため、申し込み前に確認しましょう。
まとまったお金を借りる場合は申し込み前にきちんと返済計画を立てることが大切です。返済額がいくらになるか、シミュレーションしておきましょう。
たとえば年利18%で借入を行い、3年間で返済する場合をシミュレーションします。月々の返済額は18,076円、年間返済額は216,912円となり、総返済額は650,724円です。このうち、利息は150,724円となります。
返済期間が長くなれば月々の返済額は少なくなりますが、利息額が増えるので総返済額は高くなります。月々の返済額と総返済額を確認し、無理のないプランで返済できるように借り入れをしましょう。
返済計画を立てたいときは、シミュレーションサイトを利用するのがおすすめです。金融広報中央委員会のサイトを活用すれば、手軽に返済計画を立てられます。
消費者金融やクレジットカード会社のキャッシングを利用する場合、年収の3分の1を超える借入はできません。年収が150万円未満であれば、50万円を借りることはできないため注意しましょう。
消費者金融やクレジットカード会社などは貸金業者に該当し、これらから借入をする場合は総量規制が適用されます。総量規制とは、年収の3分の1を超える貸付を禁止する決まりのこと。1社からの借入だけでなく、すべての貸金業者からの借入の合計額が年収の3分の1に収まらなければなりません。
また、年収の3分の1以内の金額を必ず借りられるわけではなく、貸金業者の審査によって返済能力が不足していると判断されれば、年収の3分の1に収まっていても希望する金額を借りられないため注意しましょう。他社からの借入がある場合は、新たに50万円借りても無理なく返済できるかどうかを確認してください。
自身の信用情報によっては、50万円を借りることができないため注意が必要です。
信用情報とは、借入の申し込みやクレジットカードの支払い状況などを記録したもの。延滞情報などは信用情報機関に登録され、銀行や貸金業者などに共有されます。信用情報にマイナスの記録がされている状態は「ブラックリスト」と呼ばれ、ローンやキャッシングなどに申し込んでも審査に落ちてしまう可能性があるため注意しましょう。
自身の信用情報は、情報開示依頼をすることで確認できます。主な信用情報機関であるCIC・JICC・KSCに、インターネットや郵送などで開示依頼をしましょう。
審査なしでも融資可能と謳っている会社は闇金の可能性があるため、利用を避けましょう。審査なしで融資をする会社は、貸金業者の登録を受けていない闇金の可能性があります。貸金業者には、利用者が多重債務に陥らないようにするために与信審査が義務付けられているからです。
闇金からお金を借りると、法律の上限を大きく超えた利息の支払いを求められるケースや、違法な取立てを受ける可能性もあります。早く50万円を借りたいと思っても、甘い言葉に騙されず正当な手段でお金を借りるようにしましょう。
今すぐ50万円借りたい人には、即日融資のカードローンがおすすめです。とはいえ、即日融資を謳っている会社はたくさんあるので、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。
以下の記事では、即日融資ができるカードローンを紹介しています。検証したなかでおすすめのカードローンを紹介しているので、借入先選びの参考にしてみてくださいね。
本コンテンツで紹介したカードローンやキャッシングなどのほかにも、お金を借りる方法には様々な手段があります。
以下のコンテンツでは、お金を借りるための複数の方法を紹介しています。それぞれの借入方法がどんな人におすすめかも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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