マイベスト
有線イヤホンおすすめ商品比較サービス
マイベスト
有線イヤホンおすすめ商品比較サービス
  • Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは? 1
  • Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは? 2
  • Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは? 3
  • Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは? 4
  • Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは? 5

Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?

どの音域も美しく、一度聴いただけで高音質さを実感できると評判の有線イヤホン、Kiwi Ears Orchestra Lite。ネット上の口コミでは「極低音域から高音域まで存在感があり、買って後悔しない」「バラードは幻想的で、アップテンポな曲には躍動感がある」など多くの高評価がついていますが、実際のところどうなのか気になりますよね。

今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。

  • 音質
  • 耳への合わせやすさ
  • 利便性の高さ

さらに、人気のqdcやShureなどの有線イヤホンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、有線イヤホン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2024年01月24日更新
原豪士(Goshi Hara)
ガイド
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。

原豪士(Goshi Hara)のプロフィール
…続きを読む

すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】音質重視ならコレ!高音から低音までバランスよく響き、臨場感たっぷりのサウンドを楽しめる

中音 No.1
解像度 No.1

Kiwi Ears
Orchestra Lite

41,800円

Orchestra Lite

おすすめスコア

4.54
4位 / 42商品中
  • 低音

    4.45
  • |
  • 中音

    4.70
  • |
  • 高音

    4.70
  • |
  • 解像度

    4.80
  • |
  • 臨場感

    4.65
  • |
  • 音質のよさ

    4.66
  • |
  • 耳への合わせやすさ

    4.67
  • |
  • 利便性の高さ

    4.13
イヤホン形状カナル型・耳掛け型
プラグ形状3.5mmミニプラグ
リケーブル対応

良い

  • 解像度が高く、バランスの取れたサウンド
  • ライブ会場にいるような臨場感を味わえる

気になる

  • イヤホンが大きく装着しづらい

Kiwi Ears Orchestra Liteは、とにかく高音質なものがほしい人におすすめです。実際に10人のモニターにレビューしてもらった結果、全員が解像度の高さを絶賛。比較した1万円台のイヤホンと比較しても一線を画すサウンドでした。モニターからも「聴いた瞬間に、ほかのイヤホンとの明確な差を感じた」といったコメントがあがり、比較したほかの商品では埋もれがちな打楽器の小さな音や、ボーカルの息遣いなどをしっかりと表現できたのが特徴的です。


低音・中音・高音のバランスもよく、苦手な音域がありません。1音1音が粒立って聴こえるため、複数の音が重なる部分でも潰れず、奥行きのあるサウンドに。どんなジャンルの楽曲でもリアルに再現できるでしょう。モニターのなかには、「耳元で歌っているように感じた」と絶賛する人もいたほど。ライブ会場にいるかのような、臨場感ある音楽視聴を体験したい人にうってつけです。

耳にフィットしやすいのもうれしいところ。イヤホン本体はやや大きめですが、耳に沿う形状です。イヤーピースはS・M・Lサイズがそれぞれ3ペアずつ付属しており、自分に合うものを選べます。比較した全商品の約半数が非対応だった耳掛けに対応しているのもポイント。ケーブルと服が擦れて生じるタッチノイズを軽減でき、サウンドも安定するでしょう。

リケーブルに対応しているため、万が一断線してもケーブルを付け替えて使い続けられます。比較した全商品の約半数がリケーブルに対応していなかったなか、こちらはケーブルさえ変えれば半永久的に使用可能。比較したShureに比べると、マイク付きではない点でこちらが一歩劣りますが、マイク付きのケーブルに付け替えれば問題なく使えます。

ハードケースが付属しているので、持ち運び中にケーブルが絡んだり破損したりする心配もありません。価格は執筆時点で税込36,300円(公式サイト参照)と高価格帯ですが、価格に見合ったサウンドであるうえに、長く使っていけるので、コスパは良好といえます。有線イヤホン選びで迷っている人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

Kiwi Ears Orchestra Liteのデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にKiwi Ears Orchestra Liteと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


Kiwi Ears Orchestra Liteよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ 有線イヤホン
音質のよさ No.1

Moondrop Technology

Kadenz
4.74
(1/42商品)
Kadenz

とにかく音質にこだわりたい人に。細部までクリアに聴こえる高解像度

高音 No.1

Meze Audio

ALBA
4.52
(5/42商品)
ALBA

高音のなめらかな余韻を楽しむポップス向き!クリアな音質

利便性の高さ No.1

Shure

AONIC 215SE215DYBL+UNI-A
4.51
(6/42商品)
AONIC 215

厚みのあるサウンドで迫力満点。耳にもフィットさせやすい

低音 No.1
臨場感 No.1

水月雨(MOONDROP)

星光 ‐ Star Light USB-C
4.42
(13/42商品)
星光 ‐ Star Light USB-C

解像感が高くバランスがよい。高級感あるデザインが目を引く

中音 No.1

KiwiEars

Canta
4.35
(17/42商品)
Canta

ロックやクラシックをやさしい音で。刺さらないクリアな高音

Kiwi Ears Orchestra Liteとは?

Kiwi Ears Orchestra Liteとは?

Orchestra Liteは、中国のオーディオメーカーであるKiwi Earsが手がけた有線イヤホンの1つ。プロのミュージシャンやオーディオエンジニアが使える性能を追求し、BA型ドライバーを8つ搭載しているのが特徴です。高音域に2基のウルトラ・ツイーター、中音域に4基のミッドレンジ・バランスド・アーマチュア・ドライバー、低音域に2基の大型サブウーファー・ドライバーを搭載。音楽を自然な音質で楽しめると謳っています。

付属しているケーブルは7N4芯無酸素銅線。リケーブルに対応しているため、断線が起こっても交換して使い続けられます。コネクタには一般的にメジャーな2pin端子を採用しているので、交換用のケーブルも見つけやすいでしょう。そのほか、ケース・イヤーピース(S・M・Lが各3ペアずつ)・取扱説明書が同梱されています。

Kiwi Earsのほかの有線イヤホンとの違いは?

Kiwi Earsのほかの有線イヤホンとの違いは?
出典:knicom.co.jp

Orchestra Liteは、前モデルである「Orchestra」から改良されたモデルです。そのほかにも、5種類のラインナップがあります。各モデルの主要スペックは以下のとおりです。


Kiwi Earsの有線イヤホン一覧

  1. Melody…2024年1月発売。自社開発の12mm平面駆動ドライバーを搭載。周波数応答範囲が5~40,000Hzと広く、低音から高音まで忠実に再現できると謳うモデル
  2. Quintet…1DD+2BA+1平面+1PZTと4種5つのドライバーを搭載。迫力ある低音と解像度の高い中音を実現したと謳うモデル
  3. Quartet…2DD+2BAハイブリッドドライバーを搭載。パワフルな低音域を追求しつつ、中音と高音のバランスにも 重きをおいて開発されたモデル。音質を切り替えるスイッチ付きで、自分好みのサウンドを楽しめる
  4. Dolce…10mmLDPダイナミックドライバーを搭載。従来のダイナミックドライバーに比べて高音域の表現が自然で、暖かみと豊かさのある明瞭な音質が特徴。安全で快適なフィット感にこだわり、本体(シェル)にはプリント樹脂を採用
  5. Cadenza…10mm径ベリリウムドライバーを搭載したエントリーモデル。周波数特性は20~20,000Hz

上記5種類に比べて、Orchestra Liteは人間の耳介の感覚にマッチする音作りをしているのが特徴です。サウンドに好みがある人は、ほかのモデルもチェックしてみてくださいね。
原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

Orchestraがモニターイヤホンらしい整ったサウンドで、楽曲制作などに向いた音なのに対し、Orchestra liteは音の解像度が増し、音の輪郭が比較的はっきりし、音自体が全体的にクリアになっている印象です。より万人受けする音になったといえます。

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

今回は、Kiwi Ears Orchestra Liteを含む有線イヤホン全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。

  1. 音質
  2. 耳への合わせやすさ
  3. 利便性の高さ

Kiwi Ears Orchestra Liteのメリットは5つ!

全13種類の有線イヤホンを見比べたところ、Kiwi Ears Orchestra Liteには5つのメリットがありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

低音から高音まで欠点なし!どんなジャンルの音楽もバランスよく鳴らせる

低音から高音まで欠点なし!どんなジャンルの音楽もバランスよく鳴らせる

音質は比較したなかでもトップクラス。10人のモニターが使用したところ、「今まで聴いたイヤホンのなかで最もよかった」「聴いた瞬間に、ほかのイヤホンとの明確な差を感じた」など絶賛されました。


有線のイヤホンのなかでは約36,000円と高価ですが、低音から高音までどの帯域もバランスよく響きどの音楽を聞いても満足できます。埋もれがちな小さな音もしっかり再現できるため、ライブ会場にいるかのような没入感を味わえるでしょう。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

BAドライバーが8基入っていて、高音に2基、中高音に4基、低音に2基ずつ、それぞれ搭載されています。とくに楽器や歌声の輪郭がしっかりと出るイヤホンです。


ただクリアなだけでなく帯域ごとの繋ぎが滑らかなので、自然に聴こえるという絶妙なバランスも持ち合わせており、ジャンルや楽曲を選ばず音楽を楽しめます

低音は量・繊細さどちらも抜群。重低音もしっかり聞ける

低音に関しては、迫力も繊細さもトップクラスの高評価。実際に使用したモニターからも、「ベースやバスドラムそれぞれの音の違いをしっかり再現されており、聴き分けられる」と低音の解像感が好評でした。


潰れがちな低音がしっかり分離しているので、低価格のイヤホンと比べて、明らかに違いを感じます。重低音の響きが重要なロックなどを好む人にうってつけです。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

Kiwi Earsから販売されている「Quartet」はダイナミックドライバーとBAを搭載したハイブリッドモデルで、スイッチを搭載しておりチューニングを変えられるモデルです。DDらしい力強く厚みのある低音と、BAによる抜けのよい中高音が特徴的。


いわゆるドンシャリといわれる音で、ノリのよいサウンドが特徴的。一方このOrchestraLiteはBAが8発で、低音自体の厚みはそこまでないものの、安定感のある輪郭がはっきりとした自然で心地よい低音が特徴的。また、輪郭がありつつすーっと伸びる中高音が自然で聴きやすく、聴き疲れしにくいサウンドです。

ほかの商品では聴こえなかった多彩な音を表現できた。ボーカルの息遣いや抑揚も聴き取れる

ほかの商品では聴こえなかった多彩な音を表現できた。ボーカルの息遣いや抑揚も聴き取れる
中音の響きにも、モニターが満場一致で「満足」と回答。ポップスを視聴した際には、ボーカルの歌声がしっかり際立っており、聴き応えのあるサウンドでした。演奏に負けず、ボーカルの細かな息遣いや抑揚がしっかり再現されています。

比較したほかの商品には息遣いまでは感じられず、平坦に聴こえたものも。こちらはモニターから「声の震えや掠れまで表現されているので、耳元で歌っているようなリアルさが感じられた」と、再現性に秀でています。かといってボーカルが悪目立ちしているわけでありません。ほかの楽器とうまく調和し、音が潰し合っていないため、楽曲全体に厚みを感じました


高音の表現も繊細です。ほかの商品では聴こえなかった楽器の音や、余韻などがしっかり伝わってきます。高音の伸びがリアルで、1音1音がクリアに聴こえるため、モニターのなかには「ほかのイヤホンでは聞き取れていなかった楽器の音が聞こえて少し驚いた」と感じた人も。ジャズ・クラシックなどの音楽視聴を楽しみたい人におすすめです。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)
BAらしい再現性の高さと中高音の伸びにより、楽曲の中で細かく鳴っているパーカッションや弦楽器の響きまで楽しめる音作りです。

低音・中音・高音のモニターレビューまとめ

以下では低音・中音・高音に対するモニターコメントをそれぞれまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。


低音・中音・高音についてのモニターコメント

  1. 「迫力はある方で、特にバスドラムは音が迫力のある低音が聞こえた。バスドラムはとても厚みのある音でベースもはっきりとした音。ほかの帯域を邪魔せずバランスよくハキハキした感じで、クリアに低音が聞こえる」
  2. 「綺麗に音がまとまっていて、歌声もかなり良い感じに聞こえてきた。抑揚などの細かな表現もボーカルの抑揚が綺麗にとても滑らかに聞こえていてよい。楽器の厚みはしっかりとあり、特に低音楽器はかなり厚みのある聞こえ方をしている」
  3. 「金属楽器もの音もしっかり伸びも聞き取ることができ、ギターのカッティング音もしっかりと楽しむことができた。1音1音クリアで丁寧に歪んだりもしないで聞くことができ、とても綺麗に音を楽しめる」
コメントは一部抜粋

解像度の高さはとくに優秀。音の表現が精細で、臨場感あるサウンドを楽しめる

解像度の高さはとくに優秀。音の表現が精細で、臨場感あるサウンドを楽しめる

解像度の高さにも秀でており、1音1音が非常に精細に表現されています。1万円台のSHURE AONIC 215 Special Editionは「低音域の音が聞き分けにくいため、他の音域が良い分残念に感じる」との声があったのに対し、こちらは声や楽器が重なる部分でも破綻せず細かな音まで粒立って聴こえます


実際にレビューしたモニターも10人全員が解像度の高さに高評価をつけ、「楽曲全体を通して、音が非常に鮮明でクリアに聴こえる。高品質な音であり、耳が喜ぶレベル」と絶賛されました。幅広いジャンルの曲を聞いても、どれも鮮明に聞こえるでしょう。


さらに、一般的に埋もれがちな打楽器の微妙な音色まで聴こえるうえに、音の方向性・距離感などがしっかり伝わってきたのも魅力。音に包まれるようなリアルな広がりが感じられ、モニターにも「実際に目の前に歌っている人がいるように感じるくらいリアルで臨場感があるので、ずっと聴いていられるし感動する」と好評でした。まるでライブ会場にいるような臨場感を味わえるでしょう。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

繊細かつ広がりのあるサウンドで、1音1音の響きをしっかりと捉えられるクオリティの高さを感じます。


音がそれぞれハキハキと鳴っている一方で、それぞれが邪魔せずにうまくバランスがとれていて、聴きやすさも兼ねているサウンド。聴く人によっては派手さに欠けてつまらないと感じる場合もあるかもしれませんが、安定感があり飽きのこないサウンドともいえます。

解像度・臨場感のモニターレビューまとめ

以下では解像度・臨場感に対するモニターコメントもまとめました。どのモニターからも高評価だったので、ぜひ参考にしてみてください。


解像度・臨場感に対するモニターコメント

  1. 「低音から高音まで、楽器も歌声も1音1音がきれいに鳴り響いていた。音楽のどの部分を聴いてもクライマックスのような聴き心地。音が非常に鮮明でクリアに聴こえる。高品質な音で、耳が喜ぶレベル」
  2. 「歌っている途中で含みがあり、空間の広さを感じた。伸びもしっかりあるので、迫力が一段増す感じ。音が明瞭で1音1音を聴き取りやすいが、それらの音が重なっている部分でも混じることなく調和している。一瞬の音でも厚みがとてもあるのを感じた」

音質や装着感をカスタマイズできる。フィット感と遮音性を重視する人におすすめ

音質や装着感をカスタマイズできる。フィット感と遮音性を重視する人におすすめ

耳に合わせやすい工夫が凝らされているため、フィット感や遮音性を重視する人にもおすすめです。イヤーピースはシリコン製で、S・M・Lサイズがそれぞれ3ペアの計9ペア付属しています。自分の耳穴に合うものを選んで使えるので、使い手を選びにくいでしょう。


さらに、イヤホン本体が耳に沿いやすい形状なのも見逃せません。比較した半数程度の商品が丸みを帯びた形状など、耳に沿う形状ではなかったのに対し、こちらは装着時の違和感やズレを軽減できるよう配慮されています。

耳掛けにも対応しているので、装着中にケーブルと服が擦れて生じるタッチノイズも軽減できるでしょう。比較した全商品の約半数は耳掛けに非対応でしたが、ケーブルを固定することで、音質が安定するという利点もあります。サウンドにこだわる人にとっては重要なポイントです。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

イヤーピースで調整できても、イヤホン本体が大きいので、耳が小さい人だと耳にイヤホンが収まりきらないこともあります。可能であればお店などでフィッティングしてから買うのがおすすめです。

ハードケースつきでリケーブル対応。持ち運びが多い人も長く使える

ハードケースつきでリケーブル対応。持ち運びが多い人も長く使える

利便性を高める工夫があるかチェックした結果、リケーブルに対応していました。万が一断線してもケーブルを交換して使い続けられます。端子には一般的な2pinを採用しているため、交換用のケーブルも探しやすいでしょう。長く大切に使っていきたい人におすすめです。

ケーブルの長さは1.25mで、まとめるバンドなどは付属していません。しかししっかりとしたハードケースが付属しているのが利点。持ち運び時の衝撃から保護できるので、移動が多い人や、頻繁にイヤホンを使う人にぴったりです。

メンテナンスグッズはついていないものの、比較したほとんどの商品がこちらと同じくメンテナンスグッズがなかったため、特別なデメリットではありません。利便性は申し分なく、半永久的に使っていけるアイテムです。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

デザイン性でいえば、イヤホンの中のドライバーや音導管まで見えるクリアなボディが特徴的


また、フェイスプレート(イヤホンの外側の部分)のカラーバリエーションもあり、エメラルドグリーンやブルーなどきれいな色から選択できます。耳元のワンポイントとしても映えるので、見た目を重視して選択するのもありかもしれません

Kiwi Ears Orchestra Liteのデメリットは2つ!

Kiwi Ears Orchestra Liteにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかり確認しておきましょう。

本体がやや大きめ。耳のサイズによっては装着しにくい可能性がある

本体がやや大きめ。耳のサイズによっては装着しにくい可能性がある

Kiwi Ears Orchestra Liteの本体は、耳に沿いやすい形状にデザインされています。しかし本体のサイズはやや大きめ。耳の穴が比較的小さい人の場合、装着しにくい可能性があります。選ぶ際には、耳のサイズに合うかどうかをしっかりと確認することをおすすめします。

原豪士(Goshi Hara)
元オーディオ専門販売員/マイベストオーディオ機器担当
原豪士(Goshi Hara)

耳に合わない場合はサードパーティ製の小さなイヤーピースや、フィット感を重視したイヤーピースに変更するのも検討してみてください。フィット感によりかなり音の聴こえ方が変わるので、大事なポイントです。

マイクなし。通話したい人はリケーブルの必要がある

マイクなし。通話したい人はリケーブルの必要がある

人気のSHURE AONIC 215 Special Editionなど約半数の商品がマイク付きでしたが、こちらにはマイクがついていません。リモートワーク・WEB会議などで通話が必要な人は、マイク付きのケーブルに付け替える必要があります。通話する必要がない人であれば問題なく使えるものの、先々通話の必要があるのであれば、よく検討しましょう。

Kiwi Ears Orchestra Liteの詳細情報

中音 No.1
解像度 No.1

Kiwi Ears
Orchestra Lite

おすすめスコア
4.54
有線イヤホン4位/42商品
低音
4.45
中音
4.70
高音
4.70
解像度
4.80
臨場感
4.65
音質のよさ
4.66
耳への合わせやすさ
4.67
利便性の高さ
4.13
Orchestra Lite 1
Orchestra Lite 2
Orchestra Lite 3
Orchestra Lite 4
Orchestra Lite 5
Orchestra Lite 6
最安価格
41,800円
高価格
最安価格
41,800円
高価格
イヤホン形状カナル型・耳掛け型
プラグ形状3.5mmミニプラグ
リケーブル対応
コネクタ
IEM 2pin
ドライバーの数
BA型ドライバー×8
ドライバー構成
BA型
再生周波数帯域
20~20kHz
ケーブルの長さ
1.25m
マイク付き

良い

  • 解像度が高く、バランスの取れたサウンド
  • ライブ会場にいるような臨場感を味わえる

気になる

  • イヤホンが大きく装着しづらい
ドライバーサイズ不明

Kiwi Ears Orchestra Liteの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    38,000円

    (最安)

    販売価格:41,800円

    ポイント:3,800円相当

    送料別

  2. 2

    41,420円

    (+3,420円)

    販売価格:41,800円

    ポイント:380円相当

    送料別

  3. 2

    41,420円

    (+3,420円)

    販売価格:41,800円

    ポイント:380円相当

    送料別

  4. 2

    41,420円

    (+3,420円)

    販売価格:41,800円

    ポイント:380円相当

    送料無料

  5. 5

    41,800円

    (+3,800円)

    販売価格:41,800円

    ポイント:0円相当

    送料無料

Kiwi Ears Orchestra Liteが向いていない人におすすめの有線イヤホンは?

ここでは、Kiwi Ears Orchestra Liteのデメリットをカバーする商品をご紹介します。通話の必要がある人は、ぜひこちらもチェックして検討してみてくださいね。

WEB会議など通話で使いたい人は、ShureのAONIC 215をチェック

WEB会議など通話で使いたい人は、ShureのAONIC 215をチェック
ShureのAONIC 215はマイク付きなので、リケーブルしなくてもそのまま通話が可能です。耳掛けに対応しており、内部には針金がついているので耳の形に沿わせやすいのがうれしいポイント。タッチノイズが生じる可能性も低いでしょう。

本体はコロンと丸みを帯びたデザインで、イヤーピースはシリコン・ファームの2種類が付属。S・M・Lの3サイズから、自分の耳穴に合うものに付け替えられます。リケーブルにも対応しているので、断線してもケーブルを交換すれば使用でき、コスパも十分。ハードケース・メンテナンスグッズも付属し、利便性に秀でています。

Kiwi Ears Orchestra Liteはどこで買える?

Kiwi Ears Orchestra Liteは、ヨドバシカメラ・ビックカメラ・EDIONなどの家電量販店で販売されています。フィッティングするか試したい人は、お近くの店舗に在庫があるか問い合わせてみましょう。

ネットショッピングで買いたい人は、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトをチェック。公式サイトに記載されている価格は、執筆時点で税込36,300円です。比較したなかでは高価格帯ですが、リケーブルが可能なうえ、イヤーピースは各サイズが3つずつついており、長く使っていけるアイテムです。

カラーラインナップもグリーン・ブルー・パープル・オレンジ・スケルトンの全5色と非常に豊富なので、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
参考になりましたか?

この商品が出てくる記事

有線イヤホン

42商品

徹底比較

人気
有線イヤホン関連のおすすめ人気ランキング

人気
有線イヤホン関連の商品レビュー

新着
有線イヤホン関連の商品レビュー

人気のマイべマガジン

人気
家電関連のfavlist

OSZAR »