オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
肝心の音質も、普段使いには十分なクオリティです。実際にジャンルが違う10種類の曲を聞いたところ、全体的にバランスの取れたサウンドで、楽器もボーカルも心地よく響きました。細かな部分までは表現しきれなかったものの、音のこもりやひずみはそれほど気になりません。乾いた印象のサウンドなので、ロックとの相性がよいでしょう。
マイク性能も良好です。ノイズとして電車の走行音を流すと、騒音値は25~29dBも低減。男女の声もある程度拾えていました。比較した約2/3の商品はノイズがあるなかでは声が聞き取りにくかったのに対し、本品は周囲のノイズをしっかり抑えつつ男女ともにハキハキとした声を届けられそうです。
連続再生時間も、イヤホン単体で7時間・ケース込み38時間と悪くありません。単体だと比較した全商品の平均約8.3時間(※2025年2月時点)を下回りましたが、ケースを使えば充電の手間はそれほどかからないでしょう。IP54の防塵・防水性能も備わり、小雨や汗に当たる程度であれば故障のリスクは少ないといえます。
「ノイキャンはかなり弱い」との口コミがありましたが、ノイキャン性能も良好。電車の走行音や人の話し声などをある程度カットできており、外出先で音に集中したいときでも使いやすいでしょう。比較した数千円の格安モデルのなかでは非常にコスパが高い本商品。とはいえ、とにかく音質のよさを重視するなら上位商品も検討しましょう。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
実際にXiaomi Redmi Buds 6 Liteと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイの安い完全ワイヤレスイヤホンと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Xiaomi Redmi Buds 6 Liteに気になる点がある人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
EarFun Technology
音質も機能性も妥協したくない人に!安くても高クオリティ
販売元のXiaomi(シャオミ)は、2010年4月に設立した家電・スマートデバイスメーカー。テレビ・掃除機・扇風機といったスマートホーム家電のほか、スマホ・タブレットなどのモバイル端末まで豊富な製品を展開中です。ウェアラブル端末としては、イヤホンのほかスマートウォッチ・スマートバンドも手がけていますよ。
カラーは、ホワイト・ブルー・ブラックの3種類。無地に近いシンプルなデザインでどのようなファッションにもなじみやすいでしょう。軽量かつコンパクトな設計で、持ち運びやすさ・つけ心地の快適さにもこだわっています。付属品は充電ケース・取扱説明書の2点です。
Xiaomiでは、全部で11種類の完全ワイヤレスイヤホンを展開しています。なかでも本品は、ほぼ同時期に発売された「Buds 6 Play」や「Buds 6 Active」とともに、かなりリーズナブルな部類に入ります。
<ラインナップ>
値段とラインナップの情報は、2025年2月時点・公式サイト参照
最安のBuds 6 Playは片耳3.6gと超軽量で、耳の圧迫感を低減できる設計。Buds 6 Activeは本品より500円ほど安く、パワフルな音にこだわって作られています。本品は1万円超えのモデルのように高音質なハイレゾ音源には非対応ですが、格安モデルには珍しいノイキャン機能があり、騒音を低減できる格安モデルがほしい人には候補となるでしょう。
またECサイトでは、「Redmi Buds 3 Lite」「Redmi Buds 4 Lite」などの型落ちモデルの販売も確認できました。とはいえノイキャン機能はなくスペックも異なるので購入の際はよく確認してくださいね。
人気の安い完全ワイヤレスイヤホンを比較検証したところ、Xiaomi Redmi Buds 6 Liteには7つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
大きな特徴は、2,480円(※2025年2月時点・公式サイト参照)というリーズナブルな値段。機能性は比較した7,000~8,000円のモデルに引けを取らない優秀さで、音質もイヤホン初心者には十分な性能です。以下で詳しく解説するので、コスパのよいものがほしい人はぜひチェックしてみてください。
低音はリアルで厚みがあり、ベースが心地よく強調されていました。乾いた印象の音で、ロックとの相性がよさそうです。中音域は楽器がかなり正確かつ生き生きと再現できており、ボーカルやコーラスは響きや余韻まで楽しめました。
比較したいくつかの商品と同様に、高音は音数が増えると細かな部分は表現しきれなかったものの、極端にひずむことはありません。若干音が丸く輪郭は出せていませんが、芯がありハイハットやギターもクリアに聞こえました。音の広がりや抑揚も感じられ、立体感も味わえます。
さらに、イヤホンごとの音の傾向を検証するため、ダミーヘッドマイクを使って周波数帯域を計測。結果、低音寄りのサウンドだったため、ロック・J-POP・ダンスミュージックなどに向いている傾向があるといえます。
ペアリングアシスト機能「Google Fast Pair」にも対応しており、Androidデバイスならカバーを開けて1回タップするだけで接続が完了します。イヤーピースはS・M・Lの3種類が付属し、自分の耳に合うものを見つけやすいでしょう。
<検証結果>
またノイズとして電車の走行音を流したなかでも検証を実施。結果25~29dBもノイズを低減し、男女の声もおおむね拾えていました。比較した2/3程度の商品は声がぼやけたり騒音がうるさかったりしていたのに対し、周囲のノイズをしっかり抑えて相手にクリアな声を届けやすいといえます。
なお本品は、AIノイズリダクション機能を搭載したデュアルマイクを採用。「6m/秒の風の中でもクリアな通話が可能」というメーカーの説明どおり、雑音が多く騒がしい場所での通話もスムーズでしょう。
通勤や通学で1日合計2時間使う場合、イヤホン単体だと3日程度でバッテリーが切れる計算ですが、ケースを併用すれば充電の手間はそれほどかかりません。また、10分の充電で最大2時間使えるため、外出前などの急いでいるときでもサッと充電できますよ。
なおワイヤレスイヤホンの寿命は平均約2〜3年といわれており、内蔵されているリチウムイオンバッテリーに左右されます。イヤホンの電源を切らさない・充電は80%ほどでストップするなどを意識すると、より長く使える可能性が高まるでしょう。
IP54の防塵・防水性能を備えている点も魅力。小雨や汗に当たる程度であれば故障のリスクは少ないといえます。防塵性能も備わっており、粉塵が内部に入りにくい構造なので、アウトドアシーンにも向いていますよ。
なお本品を含むほとんどの商品は、水しぶき程度には耐えうる生活防水仕様でした。完全防水ではないので大量の雨や汗は避ける必要がありますが、日常使いには十分でしょう。
大勢の人が話しているざわざわ音は16.6dB減、ベルの高い音は26.8dB減。立ち上がりの速い手を叩く音は19.8dB減と、全体平均の約21dB減(※2025年2月時点)には届かなかったものの、満足の基準とした20dB減に迫る数値です。通勤・通学時やカフェなどでも、音楽の世界に浸りやすいでしょう。
また、聞こえるべき重要な音を聞き逃しにくいのもよい点です。緊急時などに流れるサイレンの音は、500〜1kの芯の音は14.2dB減、2k〜4kの高い音は15.9dB減にとどめました。車内放送も16.8dB減とカットしすぎることなく、どれも全体平均より優秀です。
確認したところ、大きく気になる点はありませんでした。価格と機能性を重視する人にぴったりのイヤホンなので、ぜひ購入を検討してみてください。
イヤホン形状 | カナル型 |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | |
外音取り込み機能 |
良い
気になる
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC |
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
充電端子 | USB Type-C |
防塵防水性能 | IP54 |
空間オーディオ機能 | |
急速充電 | |
マルチポイント対応 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
2,455円
(最安)
販売価格:2,480円
ポイント:25円相当
送料無料
Xiaomi Redmi Buds 6 Liteの取扱店舗は、Xiaomiの公式オンラインストアです。9,800円以上の購入で送料無料になりますよ。このほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでも販売を確認できました。ECサイトのなかには公式ショップもあるので、普段お使いのサイトがある人は要チェックです。
EarFun Air Pro 4 TW600は、音質・機能・使い勝手のどれも優秀な商品。1万円以下ながらタイトかつ表現の幅が感じられるサウンドで、楽器や声も自然に響きました。低価格帯では珍しい着脱検知やパーソナライズ機能を備えているのも利点。イヤホン単体で11時間使用でき、外出先でも活躍するでしょう。
迫力と臨場感を味わいたいなら、AnkerのSoundcore P40iもチェック。低音重視のサウンドで、ロックやヒップホップなどの楽曲が好きな人におすすめです。ノイキャン性能も非常に高く、音楽の世界に浸りたい人にも向いています。外音取り込み機能もあるうえ、イコライザーも細かく調整できますよ。
イヤホン形状 | カナル型 |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | |
外音取り込み機能 |
良い
気になる
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
---|---|
対応コーデック | SBC、aptX Lossless、LDAC、aptX Adaptive |
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
充電端子 | USB Type-C |
防塵防水性能 | IPX5(イヤホン本体のみ) |
空間オーディオ機能 | |
急速充電 | |
マルチポイント対応 |
EarFun Air Pro 4を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
イヤホン形状 | カナル型 |
---|---|
ノイズキャンセリング機能 | |
外音取り込み機能 |
良い
気になる
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
---|---|
対応コーデック | SBC、AAC |
ドライバー構成 | ダイナミック型 |
充電端子 | USB Type-C |
防塵防水性能 | IPX5 |
空間オーディオ機能 | |
急速充電 | |
マルチポイント対応 |
Anker Soundcore P40iの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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