軽さと静音性を追求したハンディクリーナー、シャープ EC-AR10。口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
吸引力
軽さ
操作性
お手入れのしやすさ
静音性
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のハンディクリーナーとも比較。比較したからこそ分かった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行ったので、ハンディクリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
シャープ EC-AR10は、吸引力が高く、音も静かなハンディクリーナーを探している人におすすめです。吸引力は比較したなかでもトップクラスで、フローリング・革・サッシ・毛足の短いカーペット上のゴミをわずか1~2往復で吸い取れました。ライト機能があるので家具のすき間や暗がりも見やすく、幅広い場所をスムーズに掃除できるでしょう。
静音性を売りにしているだけあり、騒音値も平均62.9dBと控えめです。比較したなかには70dB前後と音が大きいものもあったのに対し、時間帯を問わず使用しやすいといえます。重さもハンディの状態で0.87kgと軽量。床に沿わせたときの角度が急なので多少手首に負担がかかりやすいものの、輪っか状の持ち手は安定感がありました。
標準モードで最長40分とバッテリー持ちも良好。比較した大半の商品が20~30分しか持たなかったなか、部屋の隅や車内もじっくり掃除できますよ。集じん容量も0.13Lと比較したなかでも大きめなので、頻繁にゴミを捨てる必要はありません。ただ、ゴミ捨て時はダストカップとカバーを取り外す手間があり、たびたび脱臭フィルターが外れやすい点も気になりました。
申し分のない吸引力ですが、唯一毛足の長いカーペットでは苦戦。パワフルなぶんヘッドが張りついてしまい、ゴミを取り切るまで5往復かかりました。また、付属のスタンドには充電機能がなく、バッテリーを外して専用の充電器にセットする必要があるのも惜しいところ。スタンドに立てかけるだけで充電できるタイプに比べて、気になったときにサッと使えないのがネックです。
スティッククリーナーとハンディの2WAYタイプのため、ECサイトでの販売価格は約65,000円(※2024年10月時点)とかなり高額。予算に余裕があり、機能性や静音性にこだわる人には候補となり得る商品です。しかし、ハンディに特化した商品ならより安いので、あわせてほかの商品もチェックしてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
シャープ EC-AR10と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのハンディクリーナーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
シャープ EC-AR10の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイのアイテムを見つけてみてくださいね!
プラズマクラスターでおなじみの家電メーカー・シャープ 。同社が販売するスティッククリーナー「RACTIVE Air(ラクティブエア)」は、軽さと操作性を追求したシリーズです。
2024年8月発売のEC-AR10は、シリーズ史上最軽量(※)の1.2kgを誇るサイクロン式掃除機。吸込口をカンタンに着脱できる「スグトルブラシ」や、パイプを装着したままでもヘッドが自立する「新スグトル構造」により、床掃除からハンディ掃除への切り替えがスムーズに行える設計です。
標準質量(本体、バッテリー、パイプ、吸込口の合計質量)1.2kg。2024年度機種EC-FR10、2023年度機種EC-AR9/FR9も同様に1.2kg
吸込口の端までブラシが届く「端までブラシ」を採用し、壁や家具のキワのほこりもかき取りながら吸引できるとのこと。独自の低騒音化技術により、運転音とピーク音(運転時の耳障りな音)を低減しているところもポイントです。
本品からの新機能として、手元スイッチ上部に「どこでもライト」を搭載。暗い部屋や家具のすき間などを明るく照らし、ゴミを確認しながら掃除できます。
バッテリー持ちは標準モード時で最長約40分、強モード時で約11分。100分での急速充電も可能です。付属のスタンド台には3つのアタッチメントを収納できるので、なくす心配がありませんよ。
<付属品>
今回はシャープ EC-AR10を含む、人気のハンディクリーナーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
吸引力
軽さ
操作性
お手入れのしやすさ
静音性
検証の結果、シャープ EC-AR10には4つの魅力がありました。ぜひ最後までチェックしてくださいね。
吸引力は比較した商品のなかでもトップクラス。フローリングやカーペット、サッシなど計6種類の素材に青砂や髪の毛などのダミーのゴミを撒いて吸引したところ、毛足の長いカーペット以外は1~2往復で細かいゴミまですっきりきれいに吸い取れました。
上記の画像のとおり、フローリングは1往復でどのゴミも見えない状態に。細かい青砂を少しはき出したものの、2往復かければざらつき感も気にならなくなりました。家の大部分の掃除をスピーディに済ませられるでしょう。
細かい凹凸のある革の上でも滑らかに動かせ、1往復での吸い残しはほとんどありません。こちらもフローリングと同様に青砂の吐き戻しが多少あったものの、2往復すればざらざら感はなくなりました。
比較したほかの商品にはヘッドの引っかかりや青砂の吸い残しが気になったものもあったなか、汚れが気になったときにそれほど時間をかけずきれいにできるでしょう。車のシートの掃除にもうってつけですよ。
静音性を売りにしているとおり、吸引時の音も静かです。本体から1m離れた場所で標準モード時の稼動音を計測したところ、騒音値は平均62.9dBと控えめでした。シャープ独自の低騒音化技術により、従来モデルに比べてSONE値(※)を約14%低減とアピールしています。
騒音レベルを表すdB(デシベル)に対して、実際に聞こえる音の大きさ(実感音)を表した単位
比較したなかでも吸引力のある商品は70dB前後のものが多かったのに対し、本商品はかなり静かな部類です。場所や時間帯を気にせず使いやすいでしょう。
RACTIVE Airシリーズの特徴でもある軽さにも注目したいところ。比較したなかには1kgを超える商品もあったなか、本商品はハンディにした状態で0.87kgと軽量です。輪っか状の持ち手も滑りにくく、扱いやすい印象でした。
バッテリー持ちも標準モードで最長40分と長く、比較した多くの商品が20~30分だったなか部屋の隅々までじっくり掃除できます。新機能「どこでもライト」で床を照らせるので、光が届きにくい場所の掃除もスムーズに進められるでしょう。
集じん容量は0.13Lと、比較したなかでも大きめ。0.02~0.06L程度のものと比べて頻繁にゴミの処理をする必要はありません。日常的に使うなら容量0.08L以上はあるとよいでしょう。
また、ダストカップ・フィルター・回転ブラシは水洗いもできて衛生的です。ダストカップセットをはずした本体側にはクリーニングブラシもついており、絡まったゴミを取り除くのに役立ちますよ。
シャープ EC-AR10には、気になる点も2つありました。購入を検討中の人は、デメリットも知っておいてくださいね。
比較した多くの商品と同様、毛足の長いカーペットでは苦戦しました。3往復の時点で細かいゴミはとれたものの、毛足に絡んだホコリは一部残っていることがわかります。
吸引力があるぶん、吸込口がカーペットに引っついてしまったことが吸い残しの原因に。ざらざら感を取り切るまで5往復かかったので、毛足の長いカーペットを掃除することが多い人には向かないでしょう。
比較したところ本体が床から55度以内の位置に来ると自然な角度で持ちやすかったため、実店舗などで手に持って確認してみてくださいね。
総重量 | 0.87kg |
---|---|
標準モードの連続使用時間(公称値) | 標準モード:約40分/自動モード:約11~28分/強モード:約11分 |
良い
気になる
集じん方式 | サイクロン式 |
---|---|
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
付属品 | スグトルブラシ、充電器、バッテリー、すき間ノズル 、ハンディ用ノズル、収納スタンド、ツールホルダー |
本体幅(公称値) | ハンディ時:9.9cm/スティック時:20.9cm |
本体奥行(公称値) | ハンディ時:16.1cm/スティック時:22.7cm |
本体高さ(公称値) | ハンディ時:38.6cm/スティック時:95.7cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
35,200円
(最安)
販売価格:35,200円
ポイント:0円相当
送料無料
4.81
(83件)
36,000円
(+800円)
販売価格:36,000円
ポイント:0円相当
送料無料
4.52
(9,605件)
38,349円
(+3,149円)
販売価格:38,700円
ポイント:351円相当
送料別
38,349円
(+3,149円)
販売価格:38,700円
ポイント:351円相当
送料別
38,448円
(+3,248円)
販売価格:38,800円
ポイント:352円相当
送料別
38,448円
(+3,248円)
販売価格:38,800円
ポイント:352円相当
送料無料
40,200円
(+5,000円)
販売価格:40,200円
ポイント:0円相当
送料無料
4.56
(594件)
40,700円
(+5,500円)
販売価格:40,700円
ポイント:0円相当
送料無料
4.84
(58件)
41,590円
(+6,390円)
販売価格:41,590円
ポイント:0円相当
送料無料
4.45
(43,799件)
46,980円
(+11,780円)
販売価格:46,980円
ポイント:0円相当
送料無料
4.78
(1,077件)
46,980円
(+11,780円)
販売価格:46,980円
ポイント:0円相当
送料無料
4.48
(42,476件)
47,544円
(+12,344円)
販売価格:47,980円
ポイント:436円相当
送料無料
47,980円
(+12,780円)
販売価格:47,980円
ポイント:0円相当
送料無料
4.62
(578件)
58,424円
(+23,224円)
販売価格:58,960円
ポイント:536円相当
送料無料
58,630円
(+23,430円)
販売価格:58,630円
ポイント:0円相当
送料無料
4.57
(51件)
59,237円
(+24,037円)
販売価格:59,780円
ポイント:543円相当
送料無料
75,500円
(+40,300円)
販売価格:75,500円
ポイント:0円相当
送料無料
4.59
(1,753件)
使いやすさを重視する人には、こちらの商品もおすすめです。
MOOSOOのハンディクリーナー K12は、軽さとパワフルさを兼ね備えた1台。ノズルを含めて0.52kgと比較した商品のなかでもトップクラスの軽さで、高い位置や離れた位置へ手を伸ばして掃除しても負担をそれほど感じません。吸引角度も45度と小さく、手首も疲れにくいでしょう。
肝心の吸引力も高く、毛足の長いカーペットに絡んだゴミも2〜3往復で完全に吸引できました。ワンタッチでのゴミ捨てに対応しているうえ、集じん容積も0.15Lと大きめなのでゴミ捨ての頻度も減らせますよ。
連続稼動時間は標準モードで21分、パワフルモードで15分と十分。置くだけで充電できるスタンドも付属しており、使いたい時にサッと使えます。8,000円台(※2024年10月時点)と手頃な価格も魅力です。
使い勝手を重視するなら、SharkのWV516Jもおすすめです。ゴミがワンタッチで捨てられるうえ、集じん容量は0.11Lと十分。0.68kgと軽いうえ、吸引口の角度も小さいため腕が疲れにくいのもうれしいポイントです。
肝心の吸引力も申し分なく、フローリングやクッション、革の上のゴミは素早くきれいに吸い切りました。サッシや毛足の長いカーペットの掃除は多少の吸い残しも見られましたが、日常使いには十分でしょう。
充電は専用のスタンドに差し込むだけ。連続稼動時間も標準モード約20分、エコモードで約40分と長く、1回でさまざまな場所を掃除できますよ。
シャープ EC-AR10は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能。価格は約6万円(※2024年10月時点)です。
このほか、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店でも取り扱いが確認できました。在庫は店舗によって異なるので、実物を見たい人は事前に問い合わせておくと確実ですよ。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。