広々としたつくりで圧迫感なく過ごせると評判の、DOD YADOKARI TENT。インターネット上では設営も簡単と高評価の口コミが多くみられる一方で、「夏場は暑い」「収納サイズが大きくて持ち運びにくい」といった気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、DOD YADOKARI TENTを含むワンポールテント全11商品を実際に使ってみて、組み立てやすさ・居住性・機能性・収納のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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目次
結論からいうとDODのYADOKARI TENTは、機能性の高さが魅力です。フライシート・インナーテントともに、空気を循環させる窓となるベンチレーターが備わっています。さらに外気がテントに入るのを防ぐスカート付きなのも高評価に。厚手の布地により熱はややこもりやすい印象ですが、冬場のキャンプではとくに活躍するでしょう。
また最大収容人数は6人と多く、大きめの出入り口が全部で3か所あります。比較したほかの商品にはかがまなければ出入り口を通れないものもあったなか、楽に通れました。ファミリーキャンプなど大人数で使いたい人にもおすすめです。
組み立てはシンプルな構造のため、難しい工程はありません。インナーテント・フライシートの正面を合わせるのにはコツが必要ですが、慣れてしまえばスムーズでしょう。ただし収納時のサイズは大きく、重量も約15.7kgと重め。携行性はいまひとつなので、購入前に車の荷室に入るか確認しておきましょう。
公式サイトでの販売価格は税込58,150円(執筆時点)とやや高価な部類に入るものの、あると便利な電源コードを通す穴やインナーポケットまでついているのはうれしいポイント。テント内での過ごしやすさに重点をおく人は、ぜひ検討してみてください。
そもそもYADOKARI TENT(ヤドカリテント)は、遊び心のあるアウトドアグッズを手がけるDODのキャンプグッズ。ワンポールテントのなかでも、寝室・リビングが一体になった2ルームタイプなのが特徴です。
ちなみにワンポールテントとは、1本のポールを真ん中に立てて設営するテントのこと。形状は円錐形をしており、個性的な見た目が人気を集めています。
別売りのタープポールをセットすることで、商品名のとおり、ヤドカリのような形になるのも魅力のひとつ。
フライシートにあるサイドウォールをポールで立ち上げれば、開放的なタープスペースができあがります。雨天時でも、サイドウォールで雨や風をしのげますよ。
カラー展開は検証で使用したタンと、グレーの2種類。ほか、サイズなどのスペックは以下のとおりです。
<スペック一覧>
また公式サイトでは、クッション材を挟み込んだヤドカリテント専用のインナーマットも販売されています。気になる人はあわせてチェックしてみてくださいね。
まずはワンポールテントを選ぶうえで大切な、居住性・機能性の検証です。
各商品を実際に使用し、風通しのよさ・出入りのしやすさをmybestのコンテンツ制作チーム員数名でチェックしました。さらにベンチレーター(換気用の窓)など、あると便利な機能がどれほどついているかも確認しています。
実際にテント内で過ごしてみたところ、前後にある大きめの出入り口により風通しのよさはまずまずでした。
フライシートは、150デニールと分厚いポリエステル素材を採用しており、遮光性・耐久性を高めたつくり。ただし厚みがあるため、モニターからは「内部は暑い」「熱気がこもりやすく、使う季節を選ぶ」との意見も見受けられました。
インナーテントの素材は、夏・冬ともに過ごしやすいよう、通気性・吸湿性のある繊維構造のポリコットン。しかし上部に空気を通す穴が開いていると、より風通しがよくなりそうな印象を受けました。
フライシートとインナーテントには、大きなメッシュ仕様のベンチレーター(換気用の窓)を搭載しています。メッシュの網目は細かく、虫の侵入を防げるのも利点です。
出入り口は全部で3か所あり、天井部分は高めに設計されています。比較したほかの商品には、出入りする際にかがまなければならないものもあったなか、本品は背が高い人でもスムーズに通れました。
加えて、機能性も申し分ありません。ランタンフックがないのは惜しいものの、テントにはコンセントを通せる小さな穴や収納ポケットが備わっています。外気を遮断する、スカートがついているのも高ポイントです。
通気性はそこそこなため夏場は暑さを感じる可能性がありますが、厚手の布地とスカートにより冬場のキャンプにはより役立つでしょう。
ワンポールテントは、できるだけ簡単に組み立てられるものを選びたいですよね。
そこで実際にmybestの男女スタッフで組み立ててみたところ、センターポールの中にショックコードが通っており、短時間で設営できました。インナーテントはスムーズに取りつけられ、ペグの固定も簡単です。
ただしインナーテント・フライシートともに、形状と頂点の場所がわかりづらいのは気になります。フライシートには正面側の目印として赤いループがついていますが、向きを合わせるのにはやや手こずりました。
ロゴマーク同士を合わせるだけなど、わかりやすくするための工夫があった上位商品に比べると、はじめのうちは苦戦する可能性も。
さらにインナーテントをきちんと引っ張って固定しなければ、最終的にゆがんでしまうこともあるため注意が必要です。しかし構造自体はシンプルなので、慣れてしまえばストレスなく組み立てられるでしょう。
なお、公式サイトに記載されている設営方法は以下のとおりです。動画でも解説されているため、購入前にチェックしてみてください。
<設営手順>
①インナーテントを地面に広げ、端部分をペグで固定する
②インナーテントと正面が同じ場所にくるように、上からフライシートを重ねる
③インナーテントを固定しているペグにフライシートのループを引っかける
④ポールを組み立て、インナーテントを立ち上げる
⑤残りのペグを打ち、地面にテントをしっかり固定する
車に積み込んだり、自宅で保管したりする際に気になるのが収納のしやすさです。そこで各商品の重量・体積より、携行性をチェックしました。
実際に大きさを計測した結果は、収納時のサイズは幅70×奥行32×高さ32cm・体積は約0.07㎥。さらに重量は約15.7kgと重めです。
最大収容人数によってある程度の差は出るとしても、収納状態での体積が0.02㎥ほど・重量が4.0kg台とコンパクトかつ軽量であった上位商品に比べると、持ち運びやすいとはいえません。車の荷室に積み込めるか、あらかじめきちんとチェックしておきましょう。
なお、取扱説明書には、以下のように撤収方法が記載されています。
<撤収方法>
①フライシートのペグ・ロープをすべて取り外す
②ポールをインナーテントから外し、インナーテントのペグを取り外す
※ポールが倒れないよう注意
③フライシート・インナーテントウィ地面に広げ、中央から二つ折りにし、収納バッグに入る大きさまで折りたたむ
④折りたたんだポールを中心に、丸めたフライシート・インナーテントを収納バッグに入れる
公式サイトによるとバッグはテントのパーツを楽に収納できるよう、大きめに設計しているとのこと。細かな部分に配慮がされているのはうれしいですね。
展開時サイズ | 幅460×奥行460×高さ300cm |
---|---|
収納時サイズ | 幅70×奥行32×高さ32cm |
出入口の数 | 3つ |
収納時体積 | 約0.07㎥ |
---|---|
インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 2000mm |
フロア耐水圧 | 5000mm |
フライシート素材 | 150Dポリエステル(PUコーティング) |
インナーテント素材 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) |
スカートあり | |
前室あり |
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テントは濡れたまま保管すると、カビ・腐食・劣化の原因となる場合があります。さらに、防水・撥水効果が低下する場合もあり、扱いには注意が必要です。
使用後は濡らしたタオルでテントの汚れを拭き取り、しっかりと乾燥させてから収納しましょう。なお、色落ちや変色の恐れがあるため、汚れの拭く際にシンナーやベンジンといった有機溶剤を使用するのはNGです。
また収納バッグに入れて保管する際は、直射日光を避けて風通しのよい場所に置いてくださいね。
最後に、総合的にみてより高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
コールマンのエクスカーションティピーII 325は、迷うことなく組み立てられました。インナーテントにはわかりやすい目印がついており、フライシートはロゴマーク同士を合わせるだけと楽に取りつけられます。テント前後に出入り口があるため内部の風通しも非常によく、熱気もあまりこもりませんよ。
LOGOSのナバホ Tepee 300は、収納するとコンパクトにまとめられます。収納状態での体積は約0.02㎥と小さく、重さも約4.0kgと軽量です。収納スペースを大きく取らないため、車の荷室にも積み込めました。ベンチレーター・ランタンフック・インナーポケットが備わっているのもうれしいポイントです。
展開時サイズ | 幅385×奥行325×高さ200cm |
---|---|
収納時サイズ | 直径19×幅60cm |
出入口の数 | 2つ |
収納時体積 | 約0.02㎥ |
---|---|
インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 約1,500mm |
フロア耐水圧 | 約1,500mm |
フライシート素材 | 75Dポリエステルタフタ |
インナーテント素材 | インナー:68Dポリエステルタフタ、フロア:75Dポリエステルタフタ |
スカートあり | |
前室あり |
コールマン エクスカーションティピーII 325をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
展開時サイズ | 幅300×奥行250×高さ180cm |
---|---|
収納時サイズ | 幅52×奥行18×高さ18cm |
出入口の数 | 1つ |
収納時体積 | 約0.02㎥ |
---|---|
インナーテントのベンチレーターあり | |
フライシートのベンチレーターあり | |
ランタンフックあり | |
インナーポケットあり | |
焚き火対応 | 不明 |
インナーテントのフロア面積. | 不明 |
前室面積. | 不明 |
キャノピーあり | |
設営方式 | 組み立て式 |
フライ耐水圧 | 約1,600mm |
フロア耐水圧 | 約3,000mm |
フライシート素材 | 難燃性ポリエステルタフタ(耐水圧1600mm、UV-CUT加工) |
インナーテント素材 | インナー:ポリエステルタフタ(ブリーザブル撥水加工)、フロア:ポリエステルタフタ(耐水圧3000mm) |
スカートあり | |
前室あり |
ロゴス ナバホ Tepee 300をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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