エン婚活エージェントはオンラインで手軽に活動できる一方で、対面でのサポートがありません。直接話を聞いてほしい人は、店舗型を選んだほうがよいでしょう。また、フェイズごとのオンライン面談はありますが、頻繁にコンタクトがあるとはいえません。サポートの手厚さはいまひとつで、「担当者はテンプレートを送ってくるだけ」との口コミにも納得できます。3つの連盟に加盟していますが、入会当初の基本プランで紹介を受けられるのはCONNECT-shipの会員のみ。ほかの連盟からの紹介を受けたい場合は、追加料金を払う必要があります。入会当初は出会いの選択肢が限られるため、複数の連盟の会員を紹介してほしい人には向いていないでしょう。1年活動した際のトータル費用は182,380円。店舗型結婚相談所の平均額が約50万円であるのに対して、半分以下の価格で活動できます。お見合い料・成婚料・解約料もすべて無料かつ全額返金保証もあるため、費用を抑えて婚活したい人にはおすすです。専任アドバイザーからの紹介システムがあり、条件に合致する人を月に6人以上紹介してもらえます。お見合いを申し込める回数も、16回とほかの結婚相談所と比べて比較的多め。少しでも気になった人がいたらどんどん申し込めるため、出会いのチャンスを逃しにくいでしょう。料金を抑えられる点は魅力ですが、恋愛経験が少なく、細かいアドバイスがほしい人には不向きです。サポートの手厚さを重視する人は、FIOREやTMSパートナーも検討してみてください。<おすすめな人>費用を抑えて婚活したい人気になった人にどんどんお見合いを申し込みたい人<おすすめできない人>婚約まで手厚くサポートしてほしい人複数の連盟の会員を紹介してほしい人
IBJメンバーズは、年収や学歴が高い人・経済的に安定した人と出会いたい人に向いています。運営会社であるIBJは、結婚相談所が属する大手連盟のなかでも年収500万以上の男性・大卒以上の会員が多く在籍しているのが特徴。直営店であるIBJメンバーズも、男性の61%が年収600万円以上・四大や大学院を卒業した人が全体の83%(※)と公表しています。スペックに自信がある人に適した結婚相談所といえるでしょう。2023年12月時点公称の紹介可能会員数は、2025年1月時点で94,275名。「会員人数が最大」との口コミほどではないものの、比較したなかには会員数3万人を切る結婚相談所もあったことを考えると多めといえます。希望条件での会員検索・AIによるマッチング・婚活パーティなど、出会いの機会が複数用意されているので、ぜひ活用してみてください。お見合いに申し込める人数も、月20件以上と多めです。成婚定義をプロポーズ成功後の「婚約」に定めており、「お互いの合意」で成婚退会となる他社サービスに比べて破局リスクも少なめ。成婚退会から結婚までの時間が短く済むうえ、プロポーズ・両家の顔合わせなどのサポートも受けられます。結婚まで無事に進めるか不安な人にとっても、心強いサービスといえるでしょう。一方で、「半年間入会していたが1人も紹介してくれなかった」との口コミがあったとおり、アドバイザーからのお相手紹介がないのは注意点です。比較した多くのサービスが人による紹介を行っていましたが、こちらは検索やAIマッチングなどを活用して自分でお相手を見つける必要があります。アドバイザーとの面談も、お見合い・仮交際時と各フェイズごと。毎月面談がある結婚相談所と比べて物足りない印象です。お相手が決まれば、お見合いの日程調整はアドバイザーが担当してくれますよ。年間の総コストも「費用がおおよそ年間50万~60万円かかる」との口コミどおり高めです。1プランのみの男女同料金で、毎月の活動費用は17,050円。さらに、入会時と成婚退会時にも別途費用が必要です。1年間活動して成婚退会した場合の総費用を計算すると677,050円で、比較した結婚相談所の全体平均433,427円を20万円以上超える結果となりました。費用を抑えたい人には不向きです。総合的に見て、高学歴・年収高めの人との出会いが期待できるのが魅力の結婚相談所といえます。費用の高さや、アドバイザーからのお相手紹介が受けられないのはネックですが、積極的に動けて予算にも余裕があるならば候補となるでしょう。費用を少しでも抑えたい人・自分に合うお相手を専門家に探してほしいと考えている人は、ほかを検討してみてください。<おすすめの人>経済的に安定した人と出会いたい人会う前に相手とやり取りしたくない人<おすすめではない人>アドバイザーに相手を紹介してほしい人費用を抑えたい人
TMSパートナーは、50代以上の人や手厚いサポートがほしい人におすすめです。大手連盟のSCRUMに加盟しており、20〜40代だけでなく50代以上の会員も多いのが特徴。ほかの連盟に加入している結婚相談所と比べると会員の年齢層が高いため、50代以上も結婚相手を探しやすいでしょう。アドバイザーとの定期面談は、スタンダードプランなら4か月に1回あり。定期面談がないところや、ステップが進んだときにしか面談がない結婚相談所と比べると、スムーズに婚活が進められます。ほかの結婚相談所と同様に、アドバイザーへは電話やメールなどで相談が可能です。成婚の定義は「プロポーズ成功後」です。「お互いの合意」を成婚の定義としている結婚相談所と比べると、成婚から結婚までの時間が短く、成婚後に破局するリスクは低いといえるでしょう。お見合いに申し込める回数は、スタンダードプランなら月20回。10〜15回前後しか申し込めないところと比較して、出会いのチャンスも十分です。オンライン型の結婚相談所と比べると費用はかかりますが、店舗がある結婚相談所としては料金も抑えられます。エリアⅠに分類される主要都市で、スタンダードプランを1年利用して成婚退会した場合、総費用は399,300円。比較した結婚相談所全体でみると平均的な額ですが、店舗があるサービスとしては安価なほうといえます。リアルなサポートを受けられるリーズナブルな結婚相談所を探しているなら要チェックです。まとめると、幅広い年齢の人が出会いやすく、手厚いサポートに期待できる魅力的な結婚相談所といえます。比較的安価に抑えられるためコスパもよく、真剣な出会いを探している人はぜひ候補に入れてほしいサービスです。この機会に入会を検討してみてはいかがでしょうか。<おすすめな人>50代以上の人手厚いサポートがほしい人<おすすめではない人>少しでも費用を抑えたい人
naco-doは出会いの多さを重視する人におすすめです。CONNECT-ship・SCRUM・JBAの3連盟に加入しているため、公称の紹介可能会員数は191,000人と比較したなかでトップクラス。重複している会員もいることを考えると実際の人数は少なくなるものの、「複数の連盟で連携しているのでお見合いできる会員数も十分」との口コミに頷けます。1プランのみのシンプルな料金体系も魅力です。「お見合いの申し込み都度、金額が発生する」との口コミに反し、入会金29,800円と月会費14,200円以外はかかりません。1年活動して成婚退会した場合の費用を計算してみると、200,200円とリーズナブルでした。比較したなかには成婚料・お見合い費用などがかかるところも多く、同条件の平均額は437,000円。naco-doは他サービスの半額ほどで利用できます。全額返金保証もついており、90日間で出会いがなければ料金が返金されます。約3か月間の活動資金を返金してくれる結婚相談所は、比較したなかでもほとんどなし。本当にお相手を見つけられるか不安な人も始めやすいでしょう。一方、サポート面では惜しい点も。オンラインでの面談はありますが、お見合い時・仮交際時など各フェイズが変わるタイミングのみです。担当アドバイザーへの相談も、メールか電話しか行えませんでした。比較したなかには定期的な面談や、実店舗での対面相談を受け付けているところも。こちらはサポートの手厚さを重視する人には不向きといえます。成婚後の破局リスクがある点にも要注意。結婚相談所の成婚退会タイミングはおもに「プロポーズ成功時」か「お互いの合意」の2パターンですが、naco-doの成婚退会はお互いの合意時となります。結婚直前までサポートがほしい人は、プロポーズ成功を成婚退会タイミングとしているサービスを選ぶのがおすすめです。とはいえ、サポートよりも料金重視の人・たくさんの人と出会いたい人には有力候補となるサービスといえます。無料面談も行っているので、この機会にぜひ登録してみてはいかがでしょうか。<おすすめの人>サポートよりも料金重視の人たくさんの人と出会いたい人<おすすめでない人>店舗で直接アドバイザーと話したい人
パートナーエージェントは、幅広い年齢層に対応している点が魅力です。SCRUMとCONNECT-shipの2連盟に加盟しており、1つの連盟にしか加盟していない結婚相談所よりもさまざまな人と出会えるチャンスが高めといえます。CONNECT-shipはルールが少なくラフに活動したい人向き、SCRUMは20~40代だけでなく50代の会員も多いのが特徴です。コンシェルジュ紹介・AIマッチング・会員イベントなど、出会いの場も豊富。比較した結婚相談所には担当者による紹介が受けられないところあるなか、コンシェルジュによる紹介型とデータ検索型の両方に対応しています。マッチング方法は全9種類もあるため、自分に合った婚活をしやすいでしょう。スタンダード・プレミアムコースでは、3か月に1回アドバイザーとの定期面談が受けられます。面談がない結婚相談所もあるなか、放ったらかしにされにくいのがうれしいポイントです。アドバイザーには電話・メール・チャットで日常的に相談可能。また、「具体的なサポートがない」という口コミに反して、返事やお見合いの日程調整も任せられます。費用は比較した結婚相談所のなかでは平均的です。1年間活動して成婚退会した場合の総費用はスタンダードコース(エリアⅠ)で437,800円(※)で、うち成婚料は77,000円。比較した結婚相談所の総費用の平均(434,479円)とさほど変わりません。なお、基本のコース以外にも、年代別やシングルマザーを応援するお得な料金プランを用意しています。総費用内訳:入会時にかかる費用・月会費(12か月分)・成婚料・お見合い費用が都度発生する場合はお見合い料(年間17回分)ただし、成婚定義がお互いの合意な点は惜しいところです。成婚をプロポーズ後と定義している結婚相談所に比べると、退会後に破局するリスクは高め。「成婚退会後に結婚までたどりつくのがむずかしい」という口コミにもうなずけます。プロポーズまで手厚いサポートを受けたい人は、フィオーレやTMSパートナーも検討してくださいね。<おすすめな人>幅広い年齢層と出会いたい人アドバイザーに婚活をサポートしてほしい人<おすすめできない人>費用を少しでも抑えたい人成婚退会後の破局リスクが心配な人
フィオーレは結婚相談所への入会を検討しているすべての人におすすめです。各結婚相談所と比較した結果、出会いの豊富さ・サポートの手厚さ・料金の安さのすべてが優秀だとわかりました。まさに、「結婚相談所業界のなかでも優良」という口コミに違わぬサービスを期待できるといえます。加入連盟は、業界最大級のSCRUMとCONNECT-shipの2つ。1つの連盟だけに加入している結婚相談所よりも出会える層が幅広く、より多様な価値観の相手と出会いやすいといえます。ラフに婚活したい人はCONNECT-ship、50代以上の人は50代以上の会員が多いSCRUMの会員との相性がよいでしょう。一般的な結婚相談所では、月に申し込めるお見合いの回数に制限があることが多数。しかし、フィオーレなら無制限で申し込めるため、タイミングを逃さずアプローチできます。多くの人と出会う機会を増やすことで、短期間で成婚へ近づけそうです。サポート体制は調査した全サービスのなかでもトップレベル。担当者から月に1回定期連絡があるだけでなく、データ分析によるフィードバック・お見合いの日程調整など、あらゆる手段で会員をバックアップしています。異性へのアプローチが苦手な人も、成婚を目指しやすいでしょう。成婚料が発生しないため総費用も控えめでした。比較した結婚相談所の料金の平均額以下でありつつ、サポートの手厚さ・出会いのチャンスの多さを考えるとコストパフォーマンスが高いといえます。拠点は全国に16か所あり、オンラインでの活動も可能。地方在住の人も、しっかりサポートを受けながら将来の伴侶を探せます。いろいろな出会いをとおしてより自分に合う人を見つけたいなら、ぜひ検討してみてくださいね。<おすすめな人>結婚相談所への入会を検討しているすべての人<おすすめできない人>とくになし