ひんやり冷たいおしりふきを温める、おしりふきウォーマー。必需品というわけではありませんが、冬に出産する人はもちろん、おむつ替えのたびに赤ちゃんが嫌がって困っている人にも役立つアイテムです。西松屋のような店舗のほか、通販でもさまざまなタイプが販売されています。「シートが乾く」「すぐ温かくならない」などの口コミもあり、一体どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、失敗しないおしりふきウォーマーの選び方を、育児用品に関する情報を幅広く収集・発信している、ベビー用品販売員歴12年のちゃこまるさんが解説。さらに、おすすめのおしりふきウォーマーをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。機能や価格を比較してみて、ぜひ購入の際の参考にしてください!
ベビー用品販売員歴12年のワーキングマザー。高校生の男女2人年子の母であり、育児と仕事の両立に奮闘。子育て経験から、育児用品選びに不安や悩みを抱えているママ・パパの気持ちに寄り添い、育児用品に関する情報を幅広く収集・発信している。さらに、お店で店員に話しかけるのが苦手な方や、ネットで調べて店頭に実物を見に来るお客様に向けて、大型育児雑貨の特化ブログを運営。社内資格であるベビーアドバイザーや抱っこ紐検定1級の資格を保有。
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、編集部が独自に集計・ランキング付けしたものです。
おしりふきウォーマーを必ず買う必要はありませんが、冬場のおむつ替えなどにあると便利です。
おしりふきウォーマーは、赤ちゃんのお世話に必須ではないものの、持っておくと何かと便利です。おしりふきのヒヤッとした感触で赤ちゃんをびっくりさせにくいので、とくにおしりふきが冷たく感じる冬に出産する人におすすめ。おむつ替えのたびに赤ちゃんが嫌がって困っている人にも、ぜひ試してほしいアイテムです。
また、おしりふきウォーマーは、手や口についた食べもの汚れを拭き取るときにも活躍。シートが温かいほうが汚れの溶解度が上がり、ミートソースのように油分が多めの汚れでも拭き取りやすくなります。おむつ替えのときはもちろん、汚れ拭きにも使うことで、冬だけでなく1年を通して活用できるでしょう。
赤ちゃんのお世話だけでなく、おしりふきウォーマーを介護やペットのお世話に活用する人も多くいます。「その都度タオルを温めるのは大変」「布を洗うのは手間なので使い捨てできるシートを使いたい」といった悩みにも対応可能で、さまざまなシーンで幅広く活用できるアイテムです。
おしりふきウォーマーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
家での使用を目的に購入する場合は、45℃に設定できて、持ち運びも可能な電源スタンド式がおすすめ。さらに、片手で開閉できるワンアクション開閉タイプを選べば、スムーズにおむつ替えできますよ。
室内であれば電源を入れっぱなしにできるため、冷えたシートを高温設定で急速に温める必要がないでしょう。
家の中で使う場合は、45℃に設定できるものを選んでおけば問題なく使えるでしょう。外のように冷え込むことが少ない家の中なら、45℃に設定できればおおむねOKです。基本的には電源を入れたままで大丈夫なので、冷え込む冬場は常に保温しておくのがおすすめです。
ただし、メーカー推奨の使用環境温度は15~25℃の場合が多く、どんな場所でも45℃で温められるわけではありません。極端に冷える場所など、メーカー推奨の使用環境温度より低い場所に設置する場合は、本来の設定温度で温まらないこともあるため注意が必要です。
使う人の手の温度や赤ちゃんの体温によっても、シートが冷たく感じることがあるかもしれません。さらに、はやめにシートを取り出すと室温によってはすぐ冷えてしまうので、使うタイミングで取り出すほうがよいでしょう。
また、思わぬ事故につながらないよう、一定時間使用しない場合は、コンセントを抜くか電源を切っておくようにしてくださいね。
常にコンセント近くでおむつ替えするとはかぎらないので、コードレスで持ち運べる電源スタンド式がおすすめ。
家の中で使う場合も、本体だけ取り外して持ち運べる「電源スタンド式」がおすすめです。一般的なおしりふきウォーマーは、場所を移動して使う場合コンセントの抜き差しが必要。電源スタンド式なら都度コンセントを外さなくても、本体のみスタンドから取り外してコードレスで移動できます。
ただし、使用後は電源スタンドに戻すのを忘れないようにしましょう。本体自体に長時間の保温機能があるわけではないので、スタンドから外したままにしておくと冷えてしまいます。夜間に寝室に持って行くなど長時間別の場所で使う場合は、電源スタンドごと移動してコンセントに設置してください。
子どもがあちこち動くようになると、コード類を触ってしまうのが気になりますよね。電源スタンド式を選んでおけば、子どもの手が届かない場所に設置して、使うときだけ手元に置くこともできますよ。
片手で赤ちゃんの足を押さえておむつ替えするため、もう一方の手だけでサッと開閉できるものが便利です。
シートをサッと取り出したいなら、片手かつワンアクション開閉できるものがよいでしょう。おむつ替えのときは赤ちゃんの足を持った片手がふさがります。もう一方の手で効率よく作業するためには、フタをプッシュするだけ、指1本でロックをスライドさせるだけなど、片手で簡単に開閉できるものが便利です。
ただし、スライド式は、左利きだとスライド方向が逆になって開けにくい場合もあります。その場合、プッシュ式のほうが使いやすいでしょう。
おしりふきウォーマー本体の重量は800g前後だと、シートを引っ張り出したときにウォーマーごと持ち上がりにくく、取り出しがスムーズです。おしりふきの量が減るとその分軽くなって簡単に持ち上がってしまうので、「軽い=扱いやすい」と判断せずに、ある程度重さのあるものを選んでください。
据え置き型のウォーマーは、1kg以内であれば軽いイメージです。人気メーカーの商品は重量800g前後のものが多いので、ひとつの目安にするとよいでしょう。真上に引き出したときにケースが一緒に持ち上がってしまう場合は、横に引っ張るとうまく取り出せる場合があるので試してみてくださいね。
外出先で使いたい人には、短時間でシートを温められる設定温度の高い商品がぴったり。旅行や帰省先などで使いたい人は、携帯しやすいポーチタイプなど、外出先でも使用可能なおむつウォーマーもチェックしてみましょう。
設定できる温度が高いほど、温まる時間が早くなるといえます。
早く温めたい外出先で使うなら、55~60℃程度に温度設定できるタイプがおすすめ。多くの商品は、設定できる最高温度に関わらず、30~60分後に設定温度まで温まることを想定した仕様です。国内で一般的に入手できるウォーマーは、現時点では60℃設定が最高温度。60℃設定できれば温まる時間が早めです。
モバイルバッテリーが付属したものが、温めやすくおすすめ。バッテリー付きは専用ポケットがあるものが多く、つなぎやすいうえ見た目もスマートです。本体とバッテリーをまとめて収納できるため、バッテリーの紛失も防げます。バッテリーを別購入する場合でも、バッテリーが入るポケット付きがよいでしょう。
外出先で便利なバッテリータイプですが、使用上の注意をしっかり守ることが大切です。つないだモバイルバッテリーをポケットに入れたまま、長時間にわたって使用するのは不可など、メーカーごとの注意点をしっかり確認してから購入してください。
すでにスマートフォン用のモバイルバッテリーを持っているなら、ウォーマーの温めに使える場合もあります。ポケットに入るサイズのバッテリーなら、使えるか確認してみるとよいでしょう。手持ちのモバイルバッテリーが使えれば、ムダな出費が抑えられます。
ポーチタイプは、おむつや小さめのケアグッズなども一緒に入れられるうえ、普通のポーチとしても使えます。
外出用がほしい人には、一般のおむつポーチと同じ感覚で使えるポーチタイプがぴったり。おむつやケアグッズも一緒に入るので、それひとつ持ち出せばおむつ替えができます。温める必要のない時期は普通のポーチとして使えるため、汎用性が高くムダになりません。大きめサイズを選んでおけば、お食事バッグとして、外出先で離乳食を温めるときにも使えます。
ポーチタイプを選ぶときは、ヒーターの位置に着目しましょう。ヒーターが側面にあるものは、バッグ内部を広く使ってたくさんものを収納できるのが魅力。ヒーターが中央についているものなら、両サイドにおむつとおしりふきをそれぞれ入れたり、離乳食と手口拭きにもなるおしりふきを入れたりと、分けて収納できます。
ただし、ポーチのサイズによって入る量が違うので、使いたい用途を考慮して選んでくださいね。
携帯タイプのおしりふきウォーマーは、「買ってはみたものの、少ししか使わなかった」という声を意外と多く耳にします。汎用性の高いポーチタイプなら、ほかの用途でも使えるのでおすすめです。
温水ボトルタイプは、市販のベビーコットンに温水を染み込ませて使うので刺激が少ないでしょう。
お尻のかぶれやお尻への刺激が気になるときは、温水ボトルタイプを試してみるのもあり。余計な成分が入っていない温水で汚れを落とすので、赤ちゃんの肌にも低刺激です。35~45℃のお湯で汚れを浮かせ、強く擦って肌を痛めるリスクも軽減できます。
赤ちゃんの皮膚は、厚みが大人の2分の1しかないため、とてもデリケート。おむつの中は常に蒸れてふやけた状態で、強く擦ると赤くなったり皮がむけたりする場合があります。とくに、かぶれが気になるときは、刺激の少ない方法で汚れを落とせるとベターです。
おしりふきの乾燥をできる限り防ぐには、ウォーマー内の隙間を減らすのがポイントです。
シートの乾燥をできる限り防ぐためには、自動押し上げ機能のついたものを選びましょう。パッケージが自動で押し上がることで、おしりふきが少なくなるにつれてパッケージも潰れていく仕組みです。おしりふきが少なくなっても空気に触れる隙間が減らせるので、自動的に乾燥を防げます。
すでに愛用しているおしりふきがある場合は、パッケージがぴったり入るおしりふきウォーマーを選ぶのもポイント。おしりふきがぴったり入っていれば、ウォーマー内の余分な隙間も少なくできます。
もちろん自動で押し上げるタイプは、シートが少なくなっても取り出しやすいという、本来の機能性も大きなメリットです。乾燥も防ぎながら、使い勝手のよいウォーマーがほしい人はぜひチェックしてみましょう。
おしりふきの種類によっては、温めると乾燥がすすんでしまうものもあります。ウォーマーに入れたあとの乾燥があまりに激しいようなら、おしりふき自体を変えてみたほうがよいかもしれません。
おしりふきウォーマーは介護用シートなどの温めにも活躍しますが、大判シートはボックスタイプには入らない場合もあります。
パッケージが大きめのおしりふきを使いたい人や、介護用シートなどを温めたい人には、パッケージに直接貼って使うタイプがおすすめ。シートの取り出し口に直接貼って上から温めるので、パッケージのサイズに関係なく使える点が魅力です。
コストコなどで扱っているような海外製のおしりふきや、大人用の大判介護シートなどは、赤ちゃん用のおしりふきウォーマーに入らないことがあります。サイズが合わないものをムリに入れると、温まらなかったり危険だったりするので、外付けタイプを使うほうがよいでしょう。
また、薄さ1.5cmほどのヒーターをパッケージに直接貼るので、携帯用のウォーマーとしても活用可能です。
実際の店舗でも、介護用としておしりふきウォーマーを購入する人が多く見られます。温まったシートで体を拭けるうえ、タオルと違って洗濯の必要がないことから、重宝する人も多いアイテムです。
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、編集部が独自に集計・ランキング付けしたものです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
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ウォーマーの形状 | 最高温度 | 電源 | |||||
1 | コンビ クイックウォーマー コンパクト | ![]() | 持ち運びしやすい、コンパクト設計のおしりふきウォーマー | 不明 | 45℃ | コンセント | |
2 | コンビ クイックウォーマー コンパクト|118975 | ![]() | 上から直接あたためる。下から自動で押し上げる構造 | 不明 | 不明 | 不明 | |
3 | コンビ クイックウォーマー | ![]() | デリケートな赤ちゃんのおしりをやさしくケアできる | 不明 | 45℃ | コンセント | |
4 | Coollooda おしりふきウォーマー | ![]() | 過熱による乾燥を防ぎ、水分を閉じ込めて保湿できる | 不明 | 不明 | USB | |
5 | CXZA CXZA|おしりふきウォーマー | ![]() | 最大80枚収納できる。季節によって使い分けが可能 | 不明 | 60℃ | USB | |
6 | ビタットジャパン Bitatto|ビタット温 | ![]() | 超薄型ヒーター内臓でシートをぽかぽかに保てる | 不明 | 50℃ | USB | |
7 | Pevcwa おしりふきウォーマー | ![]() | 車などで充電できるUSB充電式。温度調節が可能 | 不明 | 60℃ | USB | |
8 | Prince Lionheart コンパクトワイプスワーマー|9207 | ![]() | 赤ちゃんが心地良く、汚れも取れやすくなる | 不明 | 不明 | コンセント | |
9 | シンセーインターナショナル KISS BABY|おしりふきウォーマー|88-650 | ![]() | 片手で取り出しやすいおしりふきウォーマー | 不明 | 不明 | コンセント | |
10 | amleso おしりふきウォーマー | ![]() | 水分が蒸発するのを防止するおしりふきウォーマー2個セット | 不明 | 不明 | USB |
上部についたヒーターでおしりふきを温める「クイックウォーマー」です。デリケートな赤ちゃんのおしりをやさしくケアできるおむつ便利グッズです。上から直接あたためるトップウォーマーシステムで、約30分で赤ちゃんのおしりに適した温度(約45度)に温められます。
ウォーマーの形状 | 不明 |
---|---|
最高温度 | 45℃ |
電源 | コンセント |
便利なウェットシートのフタ「ビタット」に、超薄型ヒーターを内蔵しました。モバイルバッテリーなどをつなげば外出先でもウェットシートがぽかぽか!寒い時期のおでかけをサポートします。
ウォーマーの形状 | 不明 |
---|---|
最高温度 | 50℃ |
電源 | USB |
いつもワイプスを心地良い温度に保ち、とってもモイスチャーに保ってくれる、おしりふきウォーマーです。ばい菌が付き難い構造になっているので、安心して使用可能。赤ちゃんが心地良いのはもちろん、汚れも非常に取れやすく、通常より少ないワイプスで拭けます。
ウォーマーの形状 | 不明 |
---|---|
最高温度 | 不明 |
電源 | コンセント |
パッケージを外さないで入れるタイプにもかかわらず、外して入れてしまうケースが見られます。
おしりふきウォーマーにおしりふきを入れるときは、パッケージごと入れるのか、中身だけを入れるのかを必ず確認しましょう。パッケージごと入れるタイプのウォーマーに、おしりふきをパッケージから取り出して直接入れてしまうと、内部に水が溜まって危険な場合があるので注意が必要です。
なかには、使っているうちにシートの乾燥が気になり、ウォーマーにシートを入れたまま取り出し口から水を足そうとする人もいます。ヒーターやコンセントなどに水をこぼすと、感電などの事故につながる危険もあるため絶対にやめましょう。乾燥が気になって水を足したいときは、本体から一旦パッケージごと取り出すようにしてください。
また、おしりふきウォーマーに入れて使えるシートかも要チェック。トイレに流せるタイプなど、おしりふきウォーマーに入れて使えない商品もあります。メーカーサイトで取扱説明書がダウンロードできる場合もあるので、事前に取扱説明書などを確かめたり、メーカーに問い合わせたりしてから購入するとより確実です。
おしりふきウォーマーを使うときは、子どもがウォーマーに触らないように注意してください。下の子のおむつ替えのときに、上の子がお手伝いをしようとしてヒーター部分を触ってしまった、という事故を耳にしたことがあります。
おしりふきウォーマーに入れるおしりふきなど、おむつ替えに役立つアイテムをそろえましょう。以下のコンテンツでは、あると便利なおむつ袋やおむつ用ゴミ箱もご紹介していますので、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
1位: コンビ|クイックウォーマー コンパクト
2位: コンビ|クイックウォーマー コンパクト|118975
3位: コンビ|クイックウォーマー
4位: Coollooda|おしりふきウォーマー
5位: CXZA|CXZA|おしりふきウォーマー
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