横抱き抱っこ紐のおすすめ人気ランキング【2025年】

横抱き抱っこ紐には、大きく分けてキャリータイプとスリングタイプの2種類があります。それぞれ強みが異なるため、重視するポイントに合わせて選びましょう。

2週間検診や1か月検診で使いたい人は、新生児期から使えるものを選びましょう。また、適応体重が設定されているケースも多いため、体重の下限も忘れずにチェックしてください。個人差はありますが、生後1か月の時点で体重が3kg前後の赤ちゃんもいるため、2kg台から使える商品がベターです。

また、1つの抱っこ紐を長く使いたい人は、耐荷重の大きいものを選びましょう。2歳ごろまで使いたいなら13kg、3歳ごろまで使えるものがほしいなら15gを目安に選ぶのがおすすめです。

生まれる季節に関わらず、抱っこ紐は通気性のよい生地を選ぶのが無難です。赤ちゃんは大人よりも体温が高く、抱っこ紐の使用中は密着した状態が続くため、熱がこもりやすくなります。夏はもちろん、冬も暖房が効いた室内では蒸れやすくなるため、熱や湿気を逃せるように通気性を確保することが重要です。

おすすめは、メッシュ生地の商品。内側にこもった熱や湿気を網目から効率よく排出できるため、蒸れによる不快感を軽減できます。メッシュ生地が広範囲に使用されているもののほか、より高い通気性が期待できる立体メッシュ構造のものに注目してください。

スリングを選択する場合は、しじら織や麻素材もチェック。しじら織は表面に凹凸があるため通気性がよく、肌に触れる面積も少ないため汗によるべたつきを感じにくいのが特徴。リネンやヘンプなどの麻素材は、通気性・吸湿性・熱伝導性に優れており、熱や湿気を素早く逃すため、ひんやりとした涼感をキープできます。

長時間抱っこしても疲れにくいものがほしい人は、肩紐に幅と厚みがあるものを選びましょう。幅が広いと赤ちゃんの体重が広範囲に分散され、厚みがあると肩にかかる圧力が和らぐため、長時間使っても痛みを感じにくくなります。

加えて、キャリー・スリングを問わず両肩にかけて使えるもののほうが、肩への負担が抑えられるのでおすすめです。また、キャリータイプは、腰ベルト付きがベター。両肩と腰の3点に重さが分散されるため、肩や背中に負担が集中するのを防げます。

楽に抱っこするためには、フィット感も重要なポイント。サイズが合わないと、特定の部位に負担が集中して痛みを感じる可能性があるため、適応身長や腰ベルトのサイズを確認して、自分の体形に合ったものを選びましょう。家族で共用する場合は、長さを調節できるものを選んでくださいね。

お手入れに手間をかけたくない人は、洗濯機に対応しているかどうかも要チェックです。抱っこ紐は汗やよだれなどで汚れやすく、とくに月齢が低いうちはミルクの吐き戻しやうんち漏れなども多いため、こまめに洗う必要があります。手洗いは時間も手間もかかり負担が大きいため、洗濯機で丸洗いできるものが理想です。

なお、「洗濯機対応」と表示されているからといって、必ずしもすべてのパーツが洗濯機で洗えるとは限りません。一部のパーツは手洗いにしか対応していないケースもあるため、お手入れ方法に目を通しておきましょう。