豆を挽く手間がなく、手軽においしいコーヒーを楽しめる「コーヒー粉」。すでに挽かれているので、そのままコーヒーを抽出できます。しかし、商品ごとに挽き目や焙煎度合いが違い、味わいもさまざま。また、スタバ・UCC・タリーズコーヒーなど、メーカーやブランドごとに特徴も異なり、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のコーヒー粉12商品を集め、2個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのコーヒー粉をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなコーヒー粉は「はじめから最後までおいしく使いきれる商品」。徹底検証してわかったコーヒー粉の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
数々のチャンピオンシップ出場を経て、現在ではジャッジを務める。2006年ジャパンバリスタチャンピオンシップサイフォンの部優勝、2013年ジャパンコーヒーイングッドスピリッツチャンピオンシップ準優勝。 主宰するコーヒー教室・コーヒーアカデミー ドンマイスターでの指導のほか、書籍監修・飲料プロデュースなどもこなす。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
12商品を検証し、2025年4月2日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
コーヒーを粉で購入することの最大のメリットは、豆を挽くためのミルが不要であること。器具の準備に手間がかからないうえ初期コストも抑えられるため、はじめてでもスムーズにおうちコーヒーを始められますよ。インスタントコーヒーと比べても風味に深みがあり、抽出のひと工夫でより豊かな味わいが期待できるのも魅力の1つです。
とくに、忙しい朝や合間のリラックスタイムにもコーヒーを手軽に楽しめる点は大きなポイント。豆を挽く手間がかからないため、時間に余裕がない日でも無理なく続けやすく、自宅で本格的な味を手軽に味わいたい人にはぴったりですよ。
さらに味や香りへのこだわりが出てきたら、コーヒー豆に切り替えてみるのもおすすめ。自分で粉の細かさを調整することで、淹れるコーヒーの風味や口当たりに幅がうまれ、より一層コーヒーの奥深さを楽しめるようになりますよ。まずは粉で手軽に始めて、興味が湧いてきたら豆から淹れる工程にチャレンジするとよいでしょう。
コーヒー粉を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
おいしいコーヒー粉を選ぶなら、風味が豊かで雑味の少ないものを選びましょう。コーヒー粉の香りの強さや味わいは、豆を挽いてすぐに淹れたコーヒーには劣るもの。しかし、バリスタが各商品で淹れたコーヒーを飲み比べて検証した結果、風味がしっかりあり雑味のない商品は、まるで挽きたてのようなおいしさが楽しめました。
なかでもおいしさで高評価だった商品には、「フルーティな印象が強く、甘口の白ワインやマスカットのような豊かな風味を感じた」「雑味が少なく、コーヒー本来の果実味を楽しめた」といったコメントが挙がりました。一方、評価が振るわなかった商品では「穀物のような雑味が強く、コーヒー本来の甘さが感じられなかった」という声が挙がる結果に。
コーヒー粉を選ぶときは、風味の強さや雑味の少なさに注目することで、挽きたてに近いクオリティのコーヒーを自宅で楽しむことができます。各商品のおいしさは、ランキングをチェックしてくださいね。
細かく挽かれた状態のコーヒー粉は、豆の状態に比べ空気との接地面が広いため、開封後の劣化スピードも早い傾向があります。そのため、開封後も風味や味わいをキープできるコーヒー粉を選ぶのがおすすめです。基本的には早めに飲みきるのが理想ですが、劣化しにくいものであれば、最後までおいしく楽しめますよ。
検証では、開封から1週間後の商品を使い、味わいの変化を比較しました。ランキング上位の商品には「甘さがしっかり残っていた」「後味が変わらず飲みやすかった」といった声が挙がりましたが、下位の商品では「酸化した風味」や「ざらつきが気になる」といった声が挙がりました。
開封後も長くおいしさを楽しみたいなら、風味や味わいが長持ちするものを選ぶとよいでしょう。とくに小川珈琲の「小川珈琲店 有機珈琲 オリジナルブレンド」は、開封直後の状態ではもちろん、開封1週間後にも安定したおいしさを楽しめたのでおすすめですよ。
苦味や酸味といった味の好みに合わせて、自分に合った味わいのタイプのものから商品を選ぶのもおすすめ。自分に合った味わいのタイプを選べば失敗しにくく、毎日のコーヒータイムをより楽しめますよ。
苦味タイプはどっしりとした味わいが特徴。コーヒーらしい力強い苦味や、焙煎による香ばしさを感じられるのが魅力です。試飲したバリスタからも「苦味をしっかり感じられて、香ばしい余韻も楽しめた」という声が挙がりました。
一方で、酸味タイプは果実のようなフルーティさが感じられるのがポイント。検証でも「すっきりした味わいで飲みやすく、フルーティな風味を感じられた」というコメントが挙がりました。爽やかな酸味が好きな人にはぴったりです。
ただし、今回検証した商品のほとんどは苦味タイプに分類される味わいだったため、酸味タイプを探している場合は、おいしい酸味タイプの商品が複数ラインナップされているドリップコーヒーの購入も視野に入れてみてくださいね。
毎日コーヒーを楽しむなら、味だけでなくコスパのよさも大切。今回検証した商品では、100gあたり約200円のものから約600円のものまで、安いものと高いもので価格に400円以上の差がありました。頻繁に飲む人ほど、1gあたり5円以下のコーヒー粉を選んでおくと、無理なく続けやすいですよ。
さらに、劣化しにくくおいしさを長くキープできる商品であれば、大容量のものもおすすめ。コスパよくおいしいコーヒーを楽しみたい人は、価格とおいしさのバランスにも注目してみてくださいね。
掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
コーヒーのおいしさ | 開封1週間後の劣化の少なさ | 挽き目 | 味わい | 内容量 | 焙煎度合い | 原産地 | 容器 | |||||||
1 | 小川珈琲 小川珈琲店|有機珈琲 オリジナルブレンド | ![]() | 4位 | 華やかな酸味で飲みごたえあり。開封後もおいしさをキープ | 中細挽き | 酸味タイプ | 160g | 中煎り | ペルー、エチオピア、メキシコ、ホンジュラス、ウガンダ | ボタン型バルブ | ||||
2 | 良品計画 無印良品|オリジナルブレンド コーヒー ダークテイスト|83782108 | ![]() | 2位 | 苦味中心にコクを感じられる味わい。開封後もおいしさが続く | 中細挽き | 苦味タイプ | 200g | 深煎り | ブラジル、インドネシア | ボタン型バルブ | ||||
3 | キーコーヒー 缶オリジナルブレンド | ![]() | 苦味と酸味のバランスがよく、開封後も味の変化が少ない | 中挽き | 苦味タイプ | 340g | 中煎り(実測) | ブラジル、コロンビアほか | 缶 | |||||
4 | 伊藤園 タリーズコーヒー|バリスタズ ロースト | ![]() | 6位 | 強めの焙煎で飲みごたえ十分。開封後も風味が長持ちする | 中細挽き | 苦味タイプ | 80g | 深煎り(実測) | ブラジル、タンザニアほか | ボタン型バルブ | ||||
5 | ネスレ日本 スターバックス|ブレックファースト ブレンド | ![]() | 7位 | 果実感と甘さが広がる。コクと軽やかさのバランスがよい | 中細挽き | 苦味タイプ | 160g | 中煎り | コロンビア、グアテマラ | 袋 | ||||
6 | 味の素AGF ちょっと贅沢な珈琲店|贅沢マイルド・ブレンド おいしさ長続き | ![]() | 1位 | 雑味なくすっきり飲める一杯。すっきりした軽めの味わい | 中挽き | 苦味タイプ | 1,000g | 深煎り | ベトナム、ブラジルほか | ボタン型バルブ | ||||
7 | 日本ヒルスコーヒー HILLS BROS|ヒルス リッチブレンド | ![]() | 3位 | 焙煎由来の甘さとコクを堪能できる。なめらかな飲み口が魅力 | 中細挽き | 苦味タイプ | 500g | 深煎り | ベトナム、ブラジル | ボタン型バルブ | ||||
8 | ネスレ日本 スターバックス|レギュラーコーヒー ハウスブレンド | ![]() | あっさりした味わいだが、しっかりした苦味を感じられる | 中細挽き | 苦味タイプ | 160g | 中煎り | コロンビア、グアテマラ | ボタン型バルブ | |||||
8 | UCC上島珈琲 UCC ゴールドスペシャル|PREMIUM チョコレートムード | ![]() | 5位 | 苦味の強さが特徴。渋みのある味わいが苦手でなければあり | 中細挽き | 苦味タイプ | 150g | 中煎り(実測) | ブラジル、コロンビア | 袋 | ||||
10 | 澤井珈琲 ゴールデンブレンド|bl-gbb-005-y-n | ![]() | あっさりした軽めの味わい。時間が経過したほうがおいしい | 中挽き | 苦味タイプ | 500g | 中深煎り | インドネシア、ブラジルほか | 袋 |
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 酸味タイプ |
焙煎度合い | 中煎り |
良い
気になる
小川珈琲店は、京都を拠点にこだわりの豆選びと自社焙煎を行う日本の老舗コーヒーブランド。「有機珈琲 オリジナルブレンド」には、有機JAS認証の豆が使用されています。
フルーティで華やかな酸味がメインながらも、コーヒー本来の自然な甘さがしっかりと感じられる味わい。苦味は控えめですが、ボディ感があるため、軽やかすぎず飲みごたえもあるバランスのよい仕上がりでした。酸味のあるコーヒーが好きな人にとっては、とくに満足感の高い商品といえます。
また、開封後1週間が経ってもバリスタから「甘さがしっかり残っている」「雑味が増していない」といった声が挙がったため、劣化するスピードも遅いといえるでしょう。香りの変化も少なかったため、少しずつ飲み進めたい人にとっても使いやすいコーヒー粉です。
酸味のあるコーヒーが好きな人や、挑戦してみたい人にぴったりの商品。開封後も風味や味わいを保ちやすいため、普段コーヒーを飲む頻度が高くない人にもおすすめですよ。
原産地 | ペルー、エチオピア、メキシコ、ホンジュラス、ウガンダ |
---|
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 深煎り |
良い
気になる
良品計画の「無印良品 オリジナルブレンド コーヒー ダークテイスト 83782108」は、濃厚な味わいを好む人に向けたダーク系ブレンドとして展開されています。
コーヒー本来の甘みや風味の高さが際立っており、試飲したバリスタからは「雑味が少なく甘さを強く感じられる」との声が挙がりました。コーヒー本来の自然な甘みと果実味をしっかり楽しめる味わいです。甘みや果実味をしっかりと楽しみたいコーヒー好きにぴったり。苦味がメインの味わいで酸味は控えめながら、香ばしさとコクのバランスが取れているため、落ち着いた味わいが好きな人にもおすすめですよ。
また、開封1週間後の味の変化も非常に少なくバリスタからは「開封したてとほとんど変わらない」といったコメントが挙がりました。風味の劣化も気になりにくいため、ゆっくり消費したい人にも向いています。
劣化の早さを気にせず、最後までおいしく飲み続けやすい商品。苦味がメインのコク深い味わいが好きな人におすすめですよ。
原産地 | ブラジル、インドネシア |
---|
挽き目 | 中挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 中煎り(実測) |
良い
気になる
キーコーヒーは、日本を代表する老舗コーヒーブランドのひとつで、ブレンドの安定性と味のバランスに定評があります。なかでも「缶オリジナルブレンド」は、日常使いに向けた位置づけの商品です。
バリスタからは「ダークチェリーやカカオを思わせる風味」「苦味と酸味、甘さのバランスが絶妙」といった声が挙がり、複雑で奥行きのある味わいが特徴的でした。しっかりとしたコクがありつつも、苦味・酸味のバランスがとれており、飲み進めやすい味わいです。
さらに、開封後の劣化も少なく、開封から1週間が経過した商品で淹れたコーヒーを飲んだバリスタからは「雑味が増えない」「甘さがそのまま残る」という声が挙がりました。1週間程度なら味の変化を気にせず楽しめるため、消費スピードが早くない人にもぴったりです。
バランスのよい味わいと豊かな香りのコーヒーを長く楽しみたい人はぜひ検討してくださいね。
原産地 | ブラジル、コロンビアほか |
---|
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 深煎り(実測) |
良い
気になる
伊藤園の「タリーズコーヒー バリスタズ ロースト」は、ロースト感の強い風味が特徴であると謳った、ブラジル・タンザニアなどの豆が使用された商品。
試飲したバリスタからは「苦味がメインだが甘さも感じられる」「カカオやオレンジのような風味が印象的」といったコメントが挙がりました。焙煎由来の香ばしさをしっかり感じられ、苦味が強くてガツンとくる味わいが好きな人に満足感が高い商品といえます。甘さや酸味は控えめながらも、飲みごたえある味わいです。
また、開封1週間後の検証ではバリスタから「風味も味わいも開封したてと変わらない」との声が挙がりました。雑味や風味の変化も最小限に抑えられていた印象です。やや甘みが弱くなる傾向は見られたものの、味のバランスは維持されており、味わいの変化が気になる人でも使い続けやすいでしょう。
しっかり焙煎されたコーヒーらしい味わいを楽しみたい人や、風味が長続きするものを探している人におすすめです。
原産地 | ブラジル、タンザニアほか |
---|
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 中煎り |
良い
気になる
ネスレ日本の「スターバックス ブレックファースト ブレンド」は、朝の1杯にぴったりな軽やかさと奥行きのある味わいを兼ね備えていると謳った商品。
検証したバリスタからは「ベリー系の果実味やカカオのような香り」「焙煎由来の甘さがある、しっかりとしたボディ」といった声が挙がり、香りと味わいに広がりを感じられる点が印象的でした。後味にやや渋みが残る印象はあるものの、果実感・甘さ・なめらかな質感のバランスがとれており、フルーティさを感じられる苦味タイプのものを探している人であれば満足できる味わいといえるでしょう。
開封から1週間後には「風味がやや抜けた」との声がありましたが、甘さやボディの厚みは大きく損なわれておらず、普通に飲む分には気にならないでしょう。こまめに飲み進める人であれば、風味の変化も気になりにくいといえます。
フルーティさとコクのある味わいを楽しみたい人であれば検討してくださいね。
原産地 | コロンビア、グアテマラ |
---|
挽き目 | 中挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 深煎り |
良い
気になる
味の素AGFは、日本の大手飲料メーカーで、「ちょっと贅沢な珈琲店」シリーズは家庭用レギュラーコーヒー市場でも高い支持を集めている商品です。なかでも「ちょっと贅沢な珈琲店 贅沢マイルド・ブレンド おいしさ長続き」は、すっきりとした飲み口であることを謳っています。
検証の結果、バリスタから「雑味がないすっきりした味わい」「控えめながら、甘さもちゃんと感じられる」という声が挙がり、苦味を中心に、酸味や甘さが控えめの落ち着いた味わいが特徴でした。薄めながら舌触りがなめらかで、バランスの取れた1杯として、軽めのコーヒーを好む人にぴったりの仕上がりです。
開封1週間後の変化は「やや渋みが増した」「香りがやや弱まった」との声もありましたが、風味自体はしっかり保たれていた印象です。開封後すぐに飲みきらなくても、日常使いの範囲であれば十分おいしさを保てるでしょう。
毎日のコーヒーを軽やかな味わいのもので楽しみたい人におすすめの、クセの少ない商品といえます。
原産地 | ベトナム、ブラジルほか |
---|
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 深煎り |
良い
気になる
日本ヒルスコーヒーは、アメリカ発祥の老舗コーヒーブランド。「HILLS BROS ヒルス リッチブレンド」は、甘さとコクに重点を置いたブレンドであると謳っています。
検証では「焙煎由来の甘さをしっかり感じる」「ボディがしっかりしていて、なめらかな口当たり」というコメントが挙がり、甘さとコクを求める人にとっては満足度の高い味わいでした。酸味は控えめで、やや雑味を感じられるものの、落ち着いた風味と飲みごたえのある仕上がりが印象的です。
また、開封1週間後にも「甘さはやや弱くなるが大きな変化はない」「ざらつきもなく、悪くなった印象はない」という声が挙がったため、普段1日に1回程度飲むようであれば十分に風味や味わいをキープできるといえます。
酸味よりも甘さやコク深さを重視し、しっかりとした飲みごたえを求める人におすすめの商品です。
原産地 | ベトナム、ブラジル |
---|
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 中煎り |
良い
気になる
ネスレ日本の「スターバックス レギュラーコーヒー ハウスブレンド」は、ロースト感のあるしっかりした風味が特徴と謳った商品。甘さや酸味が控えめの味わいが好きな人に向いています。
検証ではバリスタから「苦味がメインで甘さや酸味は控えめ」「冷めると果実味も感じられるが、全体的にはやや淡白な味わいだった」という声が挙がりました。苦いコーヒーが好きな人には向きますが、あっさりした味わいが好みではない人であればやや気になる可能性があるでしょう。
しかし、開封後の味わいの変化には「甘さや質感にほとんど変化がない」「風味の変化もわずか」という声が挙がっています。少しずつ飲み進めたい人にはぴったりでしょう。
強い苦味のある味わいが好きな人であれば検討してもよいでしょう。
原産地 | コロンビア、グアテマラ |
---|
スターバックス レギュラーコーヒー ハウスブレンドをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 中煎り(実測) |
良い
気になる
長年にわたって家庭用から業務用まで幅広いコーヒー製品を展開する国内大手メーカーである、UCC上島珈琲の「ゴールドスペシャル PREMIUM チョコレートムード」は、深めの焙煎と甘みのバランスがよいと謳った商品。
試飲したバリスタからは「苦味や渋みが強く、甘さをやや感じにくい」「ざらついた質感が気になる」といった声が挙がる結果に。甘さや風味の強さは感じられるものの、全体的に苦味や渋みが気になる印象でした。
一方、開封から1週間が経過しても味わいをキープできていた点は好印象。バリスタからは「開封したてとほとんど変わらない」「質感も維持できている」との声が挙がりました。
日常的に飲み進める人であれば、風味の劣化を気にせず使える点は魅力。多少の渋みであれば許容できる、強い苦味が好きな人であれば検討してくださいね。
原産地 | ブラジル、コロンビア |
---|
UCC PREMIUM チョコレートムードをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
挽き目 | 中挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 中深煎り |
良い
気になる
鳥取県発の自家焙煎コーヒーブランドである澤井珈琲の「ゴールデンブレンド bl-gbb-005-y-n」は、スタンダードな位置づけのブレンド商品です。
バリスタからは「質感は軽くやや水っぽい」「風味が弱く酸化したような印象」といった声が挙がりました。コクや深みよりもあっさりとした軽めの味わいが特徴といえます。甘さや酸味も控えめなため、風味に物足りなさを感じるでしょう。
一方で、開封後の味わいの変化には「甘さがむしろ際立った」「開封したてとほとんど変わらない」といった声が挙がりました。風味の変化が少なく、時間が経っても味わいが安定しているため、ゆっくり消費したい人に向いています。
味わいの濃厚さを求めずに、軽さと飲みやすさを重視する人であれば検討の余地があるでしょう。
原産地 | インドネシア、ブラジルほか |
---|
挽き目 | 中細挽き |
---|---|
味わい | バランスタイプ |
焙煎度合い | 中煎り |
良い
気になる
日本の老舗コーヒーブランドとして幅広いラインアップの商品を展開するユーシーシー上島珈琲の「ゴールドスペシャル スペシャルブレンド」は、手頃な価格で販売されている商品。
バリスタからは「冷めてくると渋みが出る」「全体的に味わいが薄くさらっとしており、飲みごたえに欠ける」という声が挙がりました。コクや風味の厚みに欠けるため、香りのよさや味わいの深みを重視する人には向かないでしょう。
しかし、開封から1週間経っても風味や味わいをキープできる点は魅力。バリスタからは「質感がほとんど変わらない」「雑味の増加も少ない」という声が挙がりました。味わいの薄さが気にならず、頻繁に飲まない人や少しずつ消費する人であれば検討してもよいでしょう。
原産地 | ブラジル、ベトナム |
---|
UCC上島珈琲 ゴールドスペシャル スペシャルブレンドをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
挽き目 | 中挽き |
---|---|
味わい | 苦味タイプ |
焙煎度合い | 深煎り |
良い
気になる
タカムラの「DRIP COFFEE FACTORY リッチ ブレンド コーヒー」は、手頃な価格で毎日飲めるコーヒーとして販売されている商品。
バリスタからは「風味がほとんど感じられない」「甘さが弱く、飲みごたえに欠ける」といった声が挙がり、コクや香りに対する満足度は低めでした。
開封から1週間後の味わいの変化にバリスタからは「開封直後とほとんど変わらない」という声が挙がりました。やや酸化は感じたものの、風味の変化に敏感な人でなければ、日常使いとして問題なく楽しめる範囲といえます。とはいえ、全体的に味が薄く飲みごたえがないため、ほかの商品を検討するのが無難でしょう。
原産地 | ブラジル、ベトナム |
---|
マイベストではベストなコーヒー粉を「はじめから最後までおいしく使いきれる商品」と定義。
検証①:コーヒーのおいしさ
検証②:開封1週間後の劣化の少なさ
今回検証した商品
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
1.開封したての商品を20g計量する
2.水を300mL計量し給水タンクに入れる
3.杯数を2杯に設定し抽出を行う
4.抽出したコーヒーのテイスティングを行う
HARIO V60コーヒーメーカーで抽出したコーヒーをテイスティングし、コーヒーのおいしさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
バリスタである小池美枝子さんとマイベストのコーヒー担当である相野谷大輔が、以下の方法で各商品の検証を行いました。
1.商品を開封し容器に移す
2.容器を20℃に設定を行ったワインセラーに入れる
3.ワインセラーで1週間保管する
4.商品を20g計量する
5.水を300mL計量し給水タンクに入れる
6.杯数を2杯に設定し抽出を行う
7.抽出したコーヒーのテイスティングを行う
HARIO V60コーヒーメーカーで抽出したコーヒーをテイスティングし、開封1週間後の劣化の少なさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、その平均点で各商品のおすすめ度をスコア化しました。
開封前はバルブなどで対策はされていても、一度開封すると劣化は始まってしまいます。
劣化を防ぐためには粉の量を小分けにし、パックに入れて冷凍、もしくはキャニスターに入れて保存するのがおすすめです。特に冷凍の場合は常温で保存するよりも酸化の速度を抑え、味わいを保てますよ。
また常温で保存する場合は、直射日光が当たらない涼しい場所がベスト。湿気や紫外線も風味を落とす原因になるので、気をつけましょう。
開封後、すぐ小分けにして冷凍すれば、酸化を最小限に抑えられます。また、常に残量を確認できるので、買い足しするタイミングがつかみやすい点もメリットです。
1位: 小川珈琲|小川珈琲店|有機珈琲 オリジナルブレンド
2位: 良品計画|無印良品|オリジナルブレンド コーヒー ダークテイスト|83782108
3位: キーコーヒー|缶オリジナルブレンド
4位: 伊藤園|タリーズコーヒー|バリスタズ ロースト
5位: ネスレ日本|スターバックス|ブレックファースト ブレンド
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他