ブルガリアワインのおすすめ人気ランキング【2025年】

濃厚な赤ワインを楽しみたいなら、ブルガリアを代表する黒ブドウのひとつ「マヴルッド」がおすすめ。ブラックベリーやプラムといった赤・黒系果実のアロマと濃い果実味による、上品な風味が特徴です。牛しゃぶや鴨のワイン煮込みなど、濃厚な味付けの肉料理によく合いますよ。

白ワインのフルーティさを味わいたいなら「ディミャット」に決めましょう。桃のような香りとフレッシュで軽快な甘さが魅力です。黒海沿岸の温暖な気候で広く栽培される、ブルガリアを代表する白ブドウで、飲み心地のよさも魅力。ワイン初心者にも向いているでしょう。

力強い赤ワインが好みなら「メルニック」を選んではいかがでしょうか。ブラックチェリーのような濃いルビー色とエキゾチックでパワフルなコクが特徴です。珍しい品種で、ギリシャ国境付近の同名の町メルニック周辺でのみ栽培されます。豊かで複雑な味わいのため、あっさりとしたロースト系の赤肉料理と相性がよいですよ。

濃厚な果実味を堪能したいなら、ロゴダジをチェックしましょう。凝縮された果実の旨味とバランスのとれた豊かな味わいが魅力。奥行と複雑さを表現することをコンセプトとしており、1994年に西部のストゥルマ谷南西部に誕生したワイナリーです。

なかでもおすすめはラテン語で芸術を意味する銘柄「アーティス」。熟した果実やバニラの香りを持ち、心地よいタンニンと力強いコクを味わえますよ。

ブドウ本来の果実味を楽しみたいなら、ベッサ・ヴァレー・ワイナリーをチェック。プレスを行わずブドウの自重のみで搾られた貴重な果汁を使用しているのが特徴で、エグ味が少なく高密度でピュアなブドウの味わいを楽しめます。欧州一の名門ハプスブルク家の末裔であるナイペルグ伯爵が手掛けるワイナリーです。

「エニーラ」という銘柄の生産元としても広く知られているベッサ・ヴァレー・ワイナリー。ココアのような甘い香りとトロリとした濃厚なエキスが特徴で、ブドウ本来の果実味を味わえるでしょう。

滑らかで細やかな風味を楽しみたいなら、ロシディが向いています。繊細でエレガントな味わいを理想としており、旨味の乗った滑らかな味わいが魅力。2008年にブルガリア南東部のトラキアヴァレーで設立された、新進気鋭のワイナリーです。

おすすめの銘柄は2008年にワイン専門誌ディヴィーノでブルガリアNo.1ワインにも選出された「ロシディ・マヴルッド」。酸味のあるチェリーやフレッシュな果実の香りと、のびやかでナチュラルな口当たりを堪能できるでしょう。

完熟ブドウをじっくりと味わいたいなら、ヴィラ・ヤンボルに決めましょう。秋は穏やかで温かく、晴天の多い準大陸性気候で収穫される、糖度と酸度の高い完熟ブドウの味わいが特徴です。1924年にブルガリア南部で設立された、ブルガリアで最も古いワイナリーのひとつですよ。

なかでも、ミディアムボディの赤ワイン「ヴィラ・ヤンボル・カベルネ・ソーヴィニヨン」がおすすめ。完熟レッドベリーやチェリーのような黒系果実とスパイスの調和した複雑なアロマを感じられ、ほどよい酸味とタンニンを堪能できるでしょう。

ブルガリアらしさを高い品質で楽しみたいなら、カタルジーナ・エステートが好適。伝統的な製法を最新設備で行うことで、ブルガリアならではの味わいを表現しているのが特徴です。2004年に設立されたワイナリーで、成熟度が最適なブドウを選び手摘みで収穫するなど、品質重視のワイナリーとして知られています。

なかでも「メゼック・マヴルッド」はカシスやブラックベリーのような香りとたっぷりと肉厚でジューシーな味わいが魅力。JALのファーストクラスラウンジにも採用された赤ワインです。