サンドペーパーを装着して木材や金属を研磨する「電動サンダー」。電動やすりとも呼ばれ、DIYで塗装を剥がしたりサビを落としたりする際に重宝します。しかし、マキタやボッシュなどのメーカーからさまざまな商品が販売されているので、自分の作業に合ったものを選ぶのは難しいですよね。
そこで今回は、電動サンダーのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。
果たしてどの商品がmybestが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?電動サンダーの選び方のポイントも説明しているので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
モノづくりを軸としたフリーランス活動を行う、DIYアドバイザー。2013年から徳島県の家具メーカーで木工全般のノウハウを培ったあと、東京の体験型DIYショップで店長として勤務。その後、2023年3月まで神戸芸術工科大学にて実習助手としてデザインや設計指導に加え、工房にて工具や工作機械の指導をおこなった。現在は、DIYアドバイザーとして造作家具・木製グッズのデザイン製作やワークショップ、シェア工房の運営をしている。
株式会社ナックが運営しているDIY教室「DIYBASE」で、自分らしさを暮らしにというコンセプトのもと、DIYレッスンの企画運営や講師の育成などを行う。「DIYBASE」では初級者から上級者まで手ぶらで受講できるレッスンを用意し、認定講師が電動工具の使い方・木材の加工方法・塗装方法などの指導を行っている。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
目次
電動サンダーとは、取り付けたサンドペーパーを振動させたり回転させたりすることで、木材や金属の研磨・削り作業ができる電動工具のこと。塗装前の下地作りや表面を滑らかにする仕上げの研磨は、プロの現場だけでなくDIYの作業でも欠かせません。
たとえば、木材は塗装の前に研磨を行い、もともと付着していた汚れを除去して表面に細かなキズをつける必要があります。この塗装前のひと手間は、塗装のりをよくしムラのないきれいな仕上がりにするためには重要な作業です。
また、面取り(材料の角を丸面・角面に加工する作業)や削り出し(材料を削って成形する作業)などの削り作業も、作品のクオリティをあげるには重要な工程。これらの作業をより美しくスピーディーに行うために、ぜひ作業内容に合った電動サンダーを手に入れてくださいね。
DIYでは、組み立てる(穴あけ・ネジ締め)・切る・磨くの3つの作業が基本。そのため、DIYをはじめるなら、インパクトドライバー(またはドリルドライバー)・丸ノコ(またはジグソー)・電動サンダーの3つの電動工具はそろえておきたいところです。
電動サンダー・電動ヤスリを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
まずは、電動サンダーの種類を選びましょう。種類は主に3つに分かれており、大きな違いは研磨力と使いやすさの2点。それぞれの特徴を理解したうえで、作業内容にあった種類を選んでください。
家具の仕上げや塗装前の下地作りをする人は「オービタルサンダー」を選びましょう。
オービタルサンダーとは、研磨をするとき本体のプレートが小刻みに振動(偏芯運動)する電動サンダーのこと。専用のサンドペーパーだけでなく、市販の紙やすりを取り付けて使用できるタイプもあります。
研磨力が控えめなため、繊細さや丁寧さが必要な研磨をするなら、オービタルサンダー一択といえるでしょう。たとえば、塗装前の下地作りや平面の仕上げ作業、材料の表面にできた浅いキズや汚れ消しなどで活躍します。
また、動きのクセが少ないので長時間使っても腕が疲れにくいうえ、初心者でもコントロールがしやすいという利点も。さらに、時間をかければ塗装剥がしや荒削りなどの作業もできるので、幅広い作業に対応できます。
オービタルサンダーは、長方形のタイプが主流ですが、ほかにも正方形に近い「ミニサンダー」やアイロンのような三角形の「コーナーサンダー(デルタサンダー)」があります。
力に自信がない人や材料の際・隅などの研磨をする機会が多い人は、これらのサンダーの購入も検討してみてくださいね。
塗装剥がし・サビ落としをする人は「ランダムサンダー」を選びましょう。
ランダムサンダーとは、研磨するときに円形のプレートが振動しながら回転する電動サンダーのこと。サンドペーパーは、ランダムサンダー専用のものを取り付けて使用します。
円形のプレートが複雑に動くためオービタルサンダーよりも研磨力が高く、曲面でも研磨しやすいことがランダムサンダーの特徴。パワーがあるゆえに、慣れないうちは材料を削りすぎる場合がある点に注意が必要です。
しかし、扱いに慣れれば塗装剥がしやサビ落としなどのパワーが求められる作業や広い面を研磨する作業でも短時間で進められます。広い面の研磨用として2台目を探している人にもおすすめですよ。
ランダムサンダーは、洗車・磨き用にスポンジバフや毛バフが販売されているため、ポリッシャーとして使いたい人にもおすすめです。
ただし、ランダムサンダーはポリッシャーよりも回転数が高くてパワーがあるため、後述する「変速機能」の有無もあわせて確認してくださいね。
床やウッドデッキの研磨・小物作りをする人は「ベルトサンダー」を選びましょう。
ベルトサンダーとは、研磨のときにサンディングベルトと呼ばれる専用のサンドペーパーが高速回転する電動サンダーのこと。画像にある角型・アップハンドル型のほかに、卓上専用の据え置き型やベルトの幅が細い細型など、複数のタイプがあります。
ベルトサンダーは電動サンダーのなかで最も研磨力が高く、ウレタン塗装などの厚い塗膜も削れるほどのパワーがあることが特徴。そのため削りすぎに注意が必要ですが、床やウッドデッキといった広範囲の塗装剥がし・荒削りをするのに最適です。
また、平面の研磨だけでなく小物作りや部材の成形加工をする人にもおすすめ。本体を裏返して据え置き型のように使えるタイプの角型やアップハンドル型なら、材料を手で持ってベルトサンダーに押し当てる使い方もできますよ。
今回、実際にベルトサンダーを使ってみて、研磨力の高さを改めて実感しました。240番の目が細かいサンディングベルトでも簡単に材料が削れたので、ウッドデッキのような広範囲を研磨するならベルトサンダーを選ぶのがよいといえるでしょう。
電動サンダーの給電方法は、コード式・バッテリー式・エアー式の3種類。なかでも、まずはコード式を第一候補に選んでみてください。
ある程度広い面積を研磨する場合、電動サンダーを使っても多少時間がかかります。たとえば、1mの2×4材を研磨する場合、丁寧に研磨すると全体で10分ほど時間がかかる場合も。バッテリー式は、連続使用時間が約1〜1.5時間なので、丸1日作業をする場合は充電切れの心配があります。
その点、コード式のものは、充電切れを気にせずに長時間作業できることが大きなメリットです。また、電動サンダーは複雑な動作をしないため、コード式でも取り回しに苦労することは少ないでしょう。
しかし、作業場所にコンセントがなく電源を確保できない人はバッテリー式を選びましょう。また、すでにエアーコンプレッサーを持っている人は、小型・軽量なエアー式の購入も検討してくださいね。
電動工具のバッテリーは、同じメーカー・電圧のものならさまざまな電動工具と併用できます。そのため、すでにバッテリー式の電動工具を持っているなら、バッテリー式の電動サンダーを購入することもひとつの手です。
ちなみに、電圧(V)は数値が高いほどパワーが強くなり、電流(Ah)は、数値が大きいほど連続使用時間が長くなりますよ。
作業後の粉塵の後始末や掃除がラクになるよう、吸塵パック付きの電動サンダーを選びましょう。
電動サンダーで研磨をすると、非常に細かい粉塵が発生します。吸塵パック付きのものなら、粉塵を吸塵パックに吸い込みながら研磨ができ、粉塵の舞う量を抑えることが可能。屋内で使うなら必須の機能といえるでしょう。
ただし、吸塵パック付きでも粉塵を100%吸い込むことはできません。研磨したい材料が少ない場合はそれほど問題ありませんが、DIYをする頻度が高い人は、集塵機(粉塵の吸引に特化した掃除機)に接続できるタイプがおすすめです。
集塵機に接続できるものなら、粉塵を吸引しながら研磨ができるため粉塵の舞う量をより抑えられます。本格的にDIYをしようと考えている人は、集塵機に接続できる電動サンダーと集塵機の購入を検討してみてくださいね。
粉塵への対策を行わないと、清掃面の問題だけでなく吸い込みによる健康面の問題も生じます。
そのため、吸塵パック付きや集塵機に接続できるタイプを使う場合でも、換気をよくしたり防塵マスク・ゴーグルといったアイテムを装着したりするようにしましょう。
電動サンダーは、作業場面・習熟度に応じた使い分けができる、変速機能付きがおすすめです。
変速機能とは、オービタルサンダー・ランダムサンダーの場合は回転数(min-1)、ベルトサンダーの場合はベルト速度(m/s)を変えることで、研磨力を調節できる機能のこと。本体についているダイヤルを操作することで、研磨力を低〜高に調節できます。
研磨力を調節できることで得られるメリットは3つ。1つ目は、幅広い作業に対応できること。DIYにも車磨きにも使いたい人は、場面に応じて必要な研磨力に調節できることが重要です。
2つ目は、研磨力を落とすことで、初心者でもコントロールしやすくなること。研磨力が低くなるほど動きのクセも小さくなるため、扱いに自信がない初心者でも思いどおりに動かしやすくなりますよ。
3つ目は、研磨力を落とすことで稼働音を抑えられること。夜間やベランダで作業するときは、ある程度稼働音を抑えられるため周りに配慮した使い方ができるでしょう。
このように、変速機能付きなら作業場面や習熟度に応じた幅広い使い方ができます。マストな機能ではないものの、あれば利便性は確実に向上するので、変速機能の有無はぜひチェックしてくださいね。
最後に電動サンダーの主要メーカーをご紹介します。各メーカーの特徴や担当者目線のおすすめポイントを参考に、具体的な商品を選んでみてください。
今ではバッテリー式の電動工具の主流となっている「リチウムイオンバッテリー」をいち早く取り入れた、電動工具メーカーのマキタ。国内の電動工具のシェアが最も高く、DIY初心者でも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
電動サンダーは、オービタルサンダー・ランダムサンダー・ベルトサンダーの全種類を販売。なかでもオービタルサンダーとランダムサンダーは、バッテリー式のプロ向けモデルが売れ筋です。
価格は本体のみで約15,000円と高価ですが、防塵・防滴機能が搭載されていたり集塵機に接続ができたりと、本格派にはうれしい付加機能が充実している傾向があります。
マキタは、脱エンジン・コードレス化を目標としており、電動サンダーもバッテリー化に注力している印象です。
とくに、ランダムサンダーよりもオービタルサンダーのほうが商品ラインナップが豊富なため、バッテリー式のオービタルサンダーを探している人には選択肢が多い点がメリットといえるでしょう。
HIKOKIのブランド名で幅広いラインナップの電動工具を販売している、工機ホールディングス。本体の色によってDIY向けとプロ向けが区別されており、DIY向けは紫色・プロ向けは緑色の本体色をしています。
DIY向けとプロ向けの大きな違いは、価格と給電方式。DIY向けは1万円以下がほとんどなのに対して、プロ向けは1〜1.5万円程度。また、給電方法はDIY向けの場合コード式のみですが、プロ向けのモデルにはバッテリー式のものもあります。
種類は、オービタルサンダー・ランダムサンダー・ベルトサンダーがすべてラインナップしているので、作業内容に応じた種類を選べるでしょう。
工機ホールディングスのプロ向けのモデルは、集塵機接続用のアダプターが標準で付属しています。
集塵機のホースの径は規格がなく、集塵機と電動工具を接続する際は別途アダプターが必要になる場合がほとんどなので、アダプターが標準で付属しているのはうれしいポイントです。
リョービ株式会社からパワーツール事業を承継し、今はKYOCERA(京セラ)ブランドがメインである、京セラインダストリアルツールズ。DIY向けのオービタルサンダーは、5,000円以下で販売されており、初心者でも購入しやすい点が魅力です。
また、オービタルサンダーはDIY向けのバッテリー式も発売。本体とバッテリーのセットで約15,000円と、バッテリー式の価格の高さをネックに感じている人でも購入しやすい価格といえるでしょう。
種類は、オービタルサンダー・ランダムサンダー・ベルトサンダーをすべて販売しており、なかでも手持ちだけでなく据え置きとしても使用できるベルトサンダーが人気です。
京セラインダストリアルツールズの商品は、DIY向けとプロ向けでシリーズが分かれています。プロ向けは10,000円以上する場合が多く、最初の1台ならまずはDIY向けシリーズから選ぶのがよいでしょう。
なお、同社の電動サンダーは、吸塵パックが別売りになっていることが多いため、吸塵パックが付属しているかを忘れずにチェックしましょう。
ドイツのボッシュ・グループとして、1911年に日本で事業を開始したボッシュ。世界初の商品を数多く開発しており、デルタサンダーやコンパクトベルトサンダーなどがその例です。
なかでも、2001年に世界初のマイクロフィルターシステムを搭載したサンダーシリーズは、売れ筋商品のひとつ。独自の吸塵システムによって、粉塵の飛散を抑えクリーンな作業環境を実現できると謳っています。
2022年現在では、ベルトサンダーは販売さていませんが、DIY向けシリーズからランダムサンダーが2モデル、プロ向けシリーズからランダムサンダーが5モデル・オービタルサンダーが2モデル販売されています。
しかし、プロ向けモデルの「GEX125-1AE」は、本体が0.2kg程度軽く、材料を傷つけにくいアイドリング機構(材料に本体を押し付けると回転が開始する仕組み)を搭載しているので、購入するならプロ向けの「GEX125-1AE」がおすすめですよ。
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式、面ファスナー式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
ボッシュの「吸じんオービタルサンダー」は、低振動設計が施されたコード式のオービタルサンダーです。サンドペーパーの取り付け方法は、クランプ式・面ファスナー式の2通りに対応。パンチプレートも付属しているので、市販の紙やすりも簡単に取り付けられます。
今回の検証でひときわ目を引いたのが、粉塵の舞いにくさ。吸塵パックに採用されたマイクロフィルターシステムによって、30秒程度の研磨ならほとんど粉塵が舞いませんでした。屋内で作業したい人でも部屋の汚れが気になりづらいといえるでしょう。
さらに、研磨中の使いやすさも良好。低振動設計が施されていることで、木材の表面を滑るような感覚で研磨できました。また、ソフトラバーのグリップが手に馴染みやすく、長時間使っても疲労を感じにくい印象です。
付加機能としては、6段階の変速ダイヤルを搭載。回転数を最大にしても騒音レベルが74dB程度と控えめな稼働音だったうえ、回転数を最小にするとかなり稼働音は抑えられている印象でした。
研磨力の検証では、30秒という少ない時間でも塗装したニスをそこそこ剥がせたため、パワーが必要な作業もある程度こなせるでしょう。研磨作業に必要な性能のレベルが高く、付加機能や付属品にまで配慮が行き届いたベストバイ・オービタルサンダーです。
幅 | 93mm |
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長さ | 290mm |
高さ | 160mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 7,000~12,000min-1 |
消費電力. | 190W |
電流 | 不明 |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 92×182mm |
3軸合成値 | 4.5m/s2(EN60745-2に準拠) |
コード長 | 2.5m |
ペーパーサイズ | クランプ式:93×230mm、面ファスナー式:93×185mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | マイクロフィルターユニット、パンチングツール |
ボッシュ 吸じんオービタルサンダー GSS23AE/MFをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式、面ファスナー式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
藤原産業の「SK11 コード式オービタルサンダー」は、振動を抑えるためにシングルファンを採用しているコード式のオービタルサンダー。本体重量が1.3kgと、比較的軽量なことも特徴です。
今回の検証では、付属品・機能が充実していた点が好印象でした。変速機能がついておらず研磨力の微調整はできなかったものの、サンドペーパーの取り付け方法はクランプ式と面ファスナー式の2通りに対応。パンチプレートも付属しているので市販の紙やすりを簡単にセットできるでしょう。
使いやすさの面では、持ち手にグリップがついていないため多少滑りやすさを感じる場面はありましたが、動きのクセが少なく操作性は良好。また、ワンタッチで作動し続けるスライド式の電源ボタンがあることで、長時間の作業でも疲れにくい印象です。
研磨力の検証では、30秒間の研磨でカラーニスの塗装をある程度剥がせたため、パワーが必要なサビ落としなどの作業にも対応できる印象でした。一方で、研磨中の騒音レベルは約79dBと、やや大きめの稼働音。使用する場所や時間帯には配慮が必要です。
研磨中は粉塵がしっかりと吸塵パックに吸引され、作業スペースが汚れにくい印象でした。ただし、集塵機には接続できないため、大量に粉塵が出る広範囲の研磨よりも部分的な研磨に向いているといえます。
幅 | 300mm |
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長さ | 105mm |
高さ | 170mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 30分 |
回転数 | 12,000min-1 |
消費電力. | 200W |
電流 | 不明 |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 92×185mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 面ファスナー式:93〜95×185mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | ダストバッグ、パンチングツール、サンディングペーパー#60・#120・#240 各2枚 |
SK11 コード式オービタルサンダー SWS-200ACをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
マキタの「仕上サンダ」は、サンドペーパーの取り付け方法にレバータイプのクランプ式を採用。クランプを押さえ続ける必要がないため、簡単にサンドペーパーをセットできると謳っています。なお、面ファスナー式として使うには、別売りのパッドを購入する必要があります。
今回の検証では、研磨中にほとんど粉塵が舞わず、粉塵が目や口に入らなかった点が好印象でした。吸塵パックに溜まった粉塵はファスナーから捨てれます。別売りのアダプターを購入すれば集塵機にも取り付けできるので、粉塵によるストレスは軽減しやすいといえるでしょう。
使い心地に関しては、研磨中の振動が少なくなめらかに操作できた印象です。また、持ち手にグリップがあるので持っているときのフィット感がありました。電源ボタンはトリガータイプであるため、普段使用する電動工具と同じ感覚で操作できるでしょう。
研磨中の稼働音は、騒音レベルが約72dBと控えめで、それほどうるささは感じませんでした。変速機能がついていないので、研磨力を落としてこれ以上稼働音を抑えることはできませんが、音の大きさは気になりにくいといえるでしょう。
パンチプレートや面ファスナー式として使うパッドは別途購入する必要があり、付属品の充実度は物足りない印象。一方で、研磨力の検証ではカラーニスの塗装をある程度剥がせたため、パワーが必要な作業にもある程度対応できるでしょう。快適に作業でき、はじめてオービタルサンダーを買う人はもちろん、買い替え予定の人にもおすすめできる1台です。
幅 | 92mm |
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長さ | 253mm |
高さ | 154mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 11,000min-1 |
消費電力. | 190W |
電流 | 2A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 93×185mm |
3軸合成値 | 3.5m/s2(EN60745-2-4に基づく) |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 93×228mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンドペーパー(#60、#120、#240/各2枚)、ダストバッグ |
マキタ 仕上サンダ BO3710をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 7,500〜12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
ボッシュの「吸じんランダムアクションサンダー」は、マイクロフィルターシステムを内蔵した吸塵パックによって粉塵のない作業を実現できると謳っている、コード式のランダムサンダーです。
今回の検証では、謳い文句どおり発生した粉塵を吸塵パックにしっかり集めることができ、ほとんど飛散しませんでした。手元が汚れにくく、作業後の後片付けもラクに進められる印象です。
研磨中はやや本体がブレる場面があったものの、グリップ付きのハンドルのフィット感が良好。電源を入れる際はスイッチをワンタッチするだけなので、長時間の研磨でも手に負担がかかりにくいでしょう。
研磨力の高さの検証では、1×4材に塗装したカラーニスを10秒間で十分剥がすことができパワーもある印象。また、稼働音の大きさは75.2dBと検証した商品のなかで最も静音です。
さらに、変速機能を搭載しているため、研磨力を落とせば稼働音を抑えられる点がうれしいポイント。スイッチをOFFにしてから回転が停止するまでの時間は約2秒と短く、次の作業にスムーズに移れる点も好印象でした。
粉塵の舞いにくさや音の静かさといった、使ううえで気になるポイントをしっかりと押さえつつ、研磨力・機能性もカバーしているベストバイ・ランダムサンダーです。
幅 | 122mm |
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長さ | 227mm |
高さ | 150mm |
消費電力. | 250W |
電流 | 不明 |
3軸合成値 | 5m/s2 |
コード長 | 2.5m |
ペーパーサイズ | 不明 |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | |
標準付属品 | マイクロフィルターユニット、ラバーパッド(ミディアム)※本体装着済み |
ボッシュ 吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AEをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 6,000〜12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
京セラインダストリアルツールズの「サンダポリッシャー」は変速機能を搭載し、回転数を6,000〜12,000min-1まで制御できるコード式のランダムサンダーです。
今回の検証では、片手でも両手でもハンドルの握りやすさが良好で操作がしやすい印象でした。グリップがなくやや滑りやすい傾向はあったものの、スイッチをワンタッチするだけで電源をONにできました。本体のブレや暴れは少なく、初心者でもコントロールがしやすいといえるでしょう。
また、研磨中の粉塵の飛散が少なく、作業後の掃除も手軽。吸塵パックにはファスナーがついているので、粉塵を簡単に排出できます。さらに、別売りのアタッチメントを使用すれば集塵機に接続できる点も魅力です。
10秒でカラーニスの塗装をしっかりと剥がすことができ、パワーも十分。一方で、稼働音は82.4dBと比較的大きかったため、使う時間帯や場所には配慮が必要です。変速機能を搭載しているので回転数を落として研磨すると、稼働音を抑えられるでしょう。
スイッチを切ってから回転が停止するまでの時間は約6秒と比較的長めですが、それほどストレスは感じませんでした。なお、サンディングディスクとポリッシングスポンジが付属しているので、購入後すぐ作業に取り掛かれます。
操作性が良好なうえ、必要な付加機能も搭載。最初の1台を探している人におすすめのランダムサンダーです。
幅 | 123mm |
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長さ | 226mm |
高さ | 151mm |
消費電力. | 300W |
電流 | 3.3A |
3軸合成値 | 5.2m/s2 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | ディスクペーパー 穴あき(#120)、ポリッシングスポンジ、集じん袋 |
京セラ サンダポリッシャー RSE-1250をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | バッテリー式 |
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回転数 | 7,000/9,500/11,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
マキタの「充電式ランダムオービットサンダ」は、コード式と同等の研磨力があるうえ、最適な重心位置で操作性も良好なことを謳っている、バッテリー式のランダムサンダーです。
今回の検証では、吸塵パックにしっかりと粉塵を集めることができ、研磨中に舞うことはほとんどありませんでした。ラクに掃除ができたうえ、目や喉に粉塵が入ることも少なく作業に集中できた印象。別売りのアタッチメントを使えば集塵機と接続できる点もうれしいポイントです。
研磨力の高さの検証では、しっかりとカラーニスの塗装を剥がすことができ、十分なパワーがありました。研磨中にやや本体がブレる感覚があったものの、手にフィットしやすい本体形状とワンタッチでON・OFFを操作できるボタン式の電源が扱いやすくて好印象です。
研磨中の稼働音は79.4dBと静音とはいえませんでしたが、3段階で回転数を調節できる変速機能を搭載していたため、稼働音を抑えた使い方ができました。
#60・#120・#240のサンディングディスクが各2枚付属しているので、購入後すぐに作業に取り掛かれます。また、ボタンをOFFにしてから回転が停止するまでの時間が約3秒と短く、素早く次の作業に移れた点も好印象でした。
すでにマキタのバッテリー式の電動工具を持っている人は、第一候補にしてほしいランダムサンダーです。
幅 | 123mm |
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長さ | 175mm |
高さ | 153mm |
消費電力. | 不明 |
電流 | 6.0Ah/3.0Ah |
3軸合成値 | 2.5m/s2 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンディングディスク:#60、#120、#240(各2枚)/ダストバッグ |
マキタ 充電式ランダムオービットサンダ BO180DZをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ハンドル形状 | 角型 |
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吸塵パック付き | |
変速機能 | |
据え置き型としての使用可能 | |
クランプ付属 | |
ツールレスでベルト交換可能 |
リョービからパワーツール事業を承継した京セラインダストリアルツールズ。「ベルトサンダー BE-3210」は、ベルトサイズが76×533mmの角型ベルトサンダーです。
今回の検証では、1×4材を大きく削れるほどの研磨力がありながら、研磨中に舞う粉塵の量が少なかった点が高評価につながりました。1×4材を1分間研磨しただけでしっかりと段差ができていたので、厚い塗膜の塗装剥がしや凹凸を平らにする作業もスピーディーに進められるでしょう。
研磨で発生した粉塵は、吸塵パックにしっかりと吸引できており、短時間であれば作業場所が極端に汚れることはありませんでした。使いやすさの点では、ハンドルの間隔が広く小回りが利きづらい印象はあったものの、大きな暴れがなく操作性は良好です。
一方で、研磨中は89.3dBの騒音レベルを計測し、静音とはいえない音の大きさでした。ただし、ベルト速度を6段階に調節できる変速機能がついているため、研磨力を落とせば周囲に配慮した使い方ができます。
また、本体を裏返せば据え置き型のような使い方ができるので、幅広い作業に対応できます。付属している固定用のクランプを取り付ければ、安定感も確保できるのがうれしいポイント。さらに、ツールレスでサンディングベルトの位置を調節できるので、ベルトの付け替えもスムーズでした。
使っていてストレスが少ないうえ、創作意欲の湧く便利な付加機能を搭載。買い替えを検討している経験者だけでなく、最初の1台を探している初心者にもおすすめできるベストバイ・ベルトサンダーです。
幅 | 110mm |
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長さ | 430mm |
高さ | 130mm |
給電方式 | コード式 |
消費電力. | 620W |
ハンドル角度調整可能 | |
3軸合成値 | 2.9m/s2 |
コード長 | 2.5m |
吸塵パックにファスナーあり | |
標準付属品 | エンドレスベルト(#100)、クランプセット、集じん袋 |
京セラ リョービ ベルトサンダー BE-3210をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ハンドル形状 | 角型 |
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吸塵パック付き | |
変速機能 | |
据え置き型としての使用可能 | |
クランプ付属 | |
ツールレスでベルト交換可能 |
DIY大国であるオーストラリア発祥のメーカー、Triton(トライトン)。「1150W ベルトサンダー 75mm」は、消費電力が1,150Wとハイパワーなモーターを搭載した、角型のベルトサンダーです。
今回の検証でも、謳い文句どおりのパワフルな研磨力で1分間に1×4材を大きく削り出せました。ほかのサンダーでは骨が折れる広範囲の研磨でも快適に作業できるでしょう。さらに、削れる量が多いにも関わらず粉塵をしっかりと吸引できていた点も高評価に。短時間の使用であれば、粉塵で手元が汚れる心配は少ないでしょう。
一方で、重量が5.15kgと検証商品のなかで最も重く、持ち運ぶのに苦労する場面がありました。ただし、重量があるため研磨中のブレや振動が少なく安定感は良好。加えて、ハンドルの角度が調節できるので、自分に最適な姿勢で操作できた点が好印象でした。
本体を裏返せば据え置き型のような使い方ができるので、部材の成形や小物作りに対応できます。本体の転倒を防ぎやすくするクランプが付属しているのもうれしいポイント。また、ベルトの位置の調節に工具がいらないため、手軽に準備ができた点も好印象でした。
効率を重視して素早く削れるものを探している人におすすめ。パワフルさだけでなく利便性も両立したベルトサンダーです。
幅 | 120mm |
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長さ | 410mm |
高さ | 145mm |
給電方式 | コード式 |
消費電力. | 1,150W |
ハンドル角度調整可能 | |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 3m |
吸塵パックにファスナーあり | |
標準付属品 | サンディングベルト75mm(粒度80,100,120)×各1本、インバージョンクランプ×2本、集塵バッグ×1個、バックストップネジ×1個、取扱説明書×1冊 |
Triton 1150W ベルトサンダー 75mm TA1200BSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
ハンドル形状 | アップハンドル型 |
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吸塵パック付き | |
変速機能 | |
据え置き型としての使用可能 | |
クランプ付属 | |
ツールレスでベルト交換可能 |
大工道具・電動道具などの専門商社である藤原産業。同社のオリジナルブランドである「E-Value」の「吸塵&変速ベルトサンダー」は、ベルト速度を約3〜5.3m/sに調節できるアップハンドル型のベルトサンダーです。
今回の検証では、研磨中に本体が暴れず材料をなめらかに研磨できた点が高評価に。トリガーをロックするスイッチがやや押しにくい印象はあったものの、角度調節できるハンドルにグリップがついていて握りやすさも良好。また、本体の重さが165mmの丸ノコと同程度の3.2kgで、持ち運びにも苦労しませんでした。
研磨力の検証では、1×4材を1分間研磨すると材料を大きく削り取れたので、ウッドデッキや床面などの広範囲の研磨も効率よく進められる印象でした。その一方で、発生した粉塵をすべて吸引できず、長時間使用すると作業場所が汚れやすい結果に。
研磨中の騒音レベルが95.9dBと大きく、使用する時間帯には配慮が必要でしたが、変速機能がついているので研磨力を落とせば稼働音は抑えられるでしょう。また、本体を裏返すと据え置き型のように材料を手に持って研磨できます。本体を固定するためのクランプが付属している点もうれしいポイントです。
ベルトの位置はノブを手で回せば調節でき、ベルト交換も手軽。また、ハンドルの角度を調節することで作業する体勢に合わせて研磨ができ、実用性は十分なベルトサンダーです。
幅 | 155mm |
---|---|
長さ | 310mm |
高さ | 255mm |
給電方式 | コード式 |
消費電力. | 750W |
ハンドル角度調整可能 | |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
吸塵パックにファスナーあり | |
標準付属品 | ダストバッグ、サンディングベルト各一枚(粒度#60・120・240)、クランプサポートレスト、クランプ(2個) |
藤原産業 E-Value 吸塵&変速ベルトサンダー EWS-76VLNをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サンドペーパーの番手は、作業内容に合わせて選びましょう。番手とは目の粗さの単位のこと。「#120」のように数字の前に「#」をつけて表記し、数字が大きいものほど目が細かく、研磨力が低いことを意味します。
番手を選ぶ際は、研磨する素材や作業内容によって必要な目の粗さが異なるため、作業内容に適した番手を見極めることが重要。たとえば、木材の荒削りなら#100以下、塗装剥がしなら#120〜240、木材の仕上げなら#240以上を選ぶのが一般的です。
なお、木材を研磨して仕上げていく際は、目の粗いサンドペーパーから使用して徐々に目を細かくしていきます。具体的には、#80〜120程度で木の表面をフラットにし、次に#150〜240程度で表面が均一になるように整えます。最後に#240〜320程度で毛羽立ちをなくして磨けば完成です。
サンドペーパーは、番手のほかに基材(研磨材が接着してある土台)によっても違いが見られ、布やすりや紙やすりなどの種類があります。
オービタルサンダーは市販のサンドペーパーを取り付けられますが、取り付けるサンドペーパーは耐久性のある布やすりがおすすめです。あくまで体感ですが、紙やすりだと1回の使用で消耗してしまうのに対し、布やすりならその3倍程度の耐久性がある印象です。
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